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不妊治療のプロセス: 検査①

本格的に不妊治療に力を入れるため、
新しい病院を決め、その病院を訪れた。

この病院は、その辺りでは評判の良い不妊治療専門病院だったこと、かつ週末だったこともあり激混み。主人と2時間くらい待った記憶がある。

これも不妊治療あるあるだが、大抵の病院は激混みらしい。週末であれば半日は潰れることを覚悟しておくのが良いかと。

初診のため、主人と私とそれぞれ問診票やアンケートなどを入力。結構センシティブな質問が多いが、どんな病院でもこのアンケートが治療方針を左右するので夫婦生活のことなど、細かく答えておくのが良いと思う。

アンケートのあとは、先生と軽く話した。このタイミングでは、検査前なので治療方針はまだ固めない。ただ、私たちの場合は別の病院で不妊治療の経験があったのでその時の事情や、今後の希望を伝えた。

私たちの場合は下記2点。

1. 私の卵管に狭窄や癒着があること
2. タイミング法からではなく人工授精から始めたいこと

この後は、各検査の説明。因みに、前の病院でした検査結果は殆ど使わなかった。時間が半年以上経過していたため、改めて検査することに。ここはちょっと費用が無駄になってしまった。

検査の種類は下記のような感じで大きく分けて4種類。

1. 血液検査 (夫・妻)
各種抗体等の検査。HIV、クラミジアや梅毒などの性病各種。おたふく風邪や風疹、はしかなどの感染症。記憶が少々曖昧だか、妻の方はかなり精密に調べたが、夫の方は感染症などは調べなかったような、、、

2. 子宮頸がん、乳がん検査 (妻)
どちらも健康診断で受ける検査と同様。乳がん検査の方はこの病院独特な様子。他の病院では不妊治療の際にはあまりやってないらしい。

3. 卵管造影検査 (妻)
卵管が左右きちんと通っているかの検査。

4. 精液検査 (夫)
精液をとり、良質な精子の有無を調べる。

私の場合、おたふく風邪の抗体がなかったため、当日にすぐ予防接種をしてもらった。あとはりんご病の抗体もないことがわかったが、これは予防としては子どもが菌を持ってるので、妊娠した場合は近づかないことらしい。

妊娠すると、胎児の成長に悪い影響を与える菌が思っていた以上にあり、細かく説明してくださった病院側に感謝。

検査は治療方針を大きく左右する

検査は結構費用がかかる。けれど、ここで検査をしっかり受けて不妊の原因を明らかにすることが、その後の治療を最短のものにしてくれる。自治体の助成金を活用しながら必要な検査を最初にしっかり受けることを強くお勧めしたい。

次のnoteでは、3の卵管造影検査について詳しく書きたいと思う。

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