記録と振り返りをすると、私たち頑張ってるじゃん!と思える【ライター1年】

私は昨年の7月に、未経験からライターを始めて、気づけばさまざまな媒体や企業の方とお仕事をご一緒している。

ライターを始めてから、Googleスプレッドシートに無記名記事も記名記事も記録している。

一見そうは見られないけれど、人付き合いに疲れてしまう、隠れ繊細な気質を持つため、在宅ワークで人と関わらないのは良いなーと思って始めたライター業。それなのに、HSSで適応性の気質がどんどん前に出てきて、営業活動をするように。

ありがたくも返事をいただき、執筆!となったとしても、、、打ち合わせをして、企画を詰めて、取材の場合は取材依頼、お話を聞いて、書いて、校正を重ねて、公開!というのは、思った以上に時間も労力もかかる。

しかも、離島在住ということもあり、ほぼ全てリモートなうえ、現地での一人取材が多い。

返事をもらったときは嬉しい気持ちがピークで、そこからは期待されているものを提供できるのか、ライターを名乗っているし、お金をもらう以上はプロなのだから、と、頭の中がプレッシャーでパンパンになっていた。いつか何かやらかすのではという気持ちがふくらんでいた。

そのことを気軽に吐き出せる相手も夫くらいしかいない。

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ふと気づけば、記録が7月で止まっていた。そうだ、子どもたちの夏休みがあったからだ……。改めて、執筆した記事や校了した月を記録してみた。

半年前に受けたお仕事のことを思い出す。

当時は緊張とプレッシャーとで吐くかも…という心境だったのが、今同じことをやろうと思うと、「きっともっとスムーズにやれるだろうな」と思えることに驚いた。

そもそも、1年前には請求書を作って送るのひとつとっても検索してアタフタしていた。

ああ、経験値を積んでいるんだ、と気づく。

例えば、子どもが自転車の練習をしていて、何度も諦めかけたけど、乗れるようになって1年経つとそれが当たり前になる。

これまで、自転車に乗れるようになったらバイク、バイクの次はさあ車……そんな感じで、常に今の自分には少し難しいと思うチャレンジをしていたのかもしれないなあ。

SNSを見て、何年も活動している先輩ライターさんと自分を比べて、焦っていた。

今私が文章でお金をもらえるようになったのは、間違いなく「竹富島で暮らしている」という珍しさがあると思っている。

それなのに、実際にお会いして仕事をしたいなあ。著名な方へのインタビューをしてみたい。そもそも一人フリーランスが寂しいから、どこかに所属したいかも。そうするには、東京など大きな都市へ行くしかないのかな……と、思考が堂々巡りしていた。

自分をしっかり振り返ろう。自分の軌跡を感じられる時間だった。

みんなきっと、少しずつでも、前に進んでいるのだ。


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