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22歳、初めての一人旅〜出会って12時間の旅人たちとドライブ編〜

一人旅4日目。

私が泊まった宿は富良野にあるゲストハウス『夕茜舎(あかねやど)』。昨夜、外が暗くなって着いたからわからなかった。こんな場所に私は泊まっていたようだ。

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見渡す限り緑の畑。気持ち良いくらい真っ青な空と、灰色の分厚い雲が半分半分。どうか降らないでほしいと願いながら、昨日仲良くなった同じ宿の3人でドライブに出かけた。3人とも一人旅中で、3人ともノープランだからこそできた。一人旅っておもしろい。

車を運転してくれたAさんは、北海道一人旅歴十数年のベテランさんだ。普段は東京で働いていて、年に1度は連休をとりその度に北海道に来てレンタカーで旅をする。そしてこの宿には毎回来る。それくらい『夕茜舎』から見える景色の虜になってしまったそうだ。

運転中も、ここの農園はカルビーポテトチップスの契約農家だとか、富良野はアイヌ語で(臭いところ)という意味だとか、いろいろな北海道情報を聞かせてくれた。

もう一人のMちゃんは私と同い年。横浜に住んでいて、両親が二人とも学生時代に北海道一人旅をしたことがあるらしく、Mちゃんにも是非経験してほしいと勧められたそうだ。羨ましい。私は母に反対されたのに。(その時のエピソードはこちら。笑)


まず到着した場所は、青い池。北海道では有名な観光スポットだ。水色の絵の具を溶かしたような池の色。とても不思議な池だった。

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その後、昨日行った美瑛へもう一度。昨日は雨だったが、今日は晴れていたからリベンジしたかった。雨は雨で良かったが、やっぱり晴れている美瑛はもっと良い。この景色が見たかったから大満足だ。

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次は、旭山動物園。生き生きとした動物たちが見られる様々な工夫と、あちこちにある手作り看板は味があって、職員さんたちの愛がたっぷり詰まった動物園だった。

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夜ご飯は、有名なジンギスカンのお店。私の知っているラムではない。なんだこの肉は。そして脇役の野菜たちが主役並みに存在感出しまくりの美味しさ。初ジンギスカンに終始感動しながら、ペロリと食べ終えた。

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昨日あのゲストハウスに泊まっていなければ出会えなかった人たち。出会うはずのなかった人たちと一緒に旅をしているということ。今まで経験したことのない出来事が次から次に起こって、この日から私は一人旅とゲストハウスの楽しさに目覚めた。

今夜の宿も、あの『夕茜舎』だ。

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