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言語学 ガリレオ
2020年10月28日 12:49
第6章 言わない言葉「現象には必ず理由がある」その原因を求め仮説が立てられる。そして、検証を重ねた仮説は法則になる。そのような法則を集めたのが、この ↓ 本。万有引力のような自然法則ではなく、経験に基づく法則を集めている。その1つに「パレートの法則 (80対20の法則)」がある。簡単にいうと「一部が全体に大きな影響を与えている」ということである。これを英語のスピーキン
2020年10月19日 17:32
第5章 ズレる言葉『ガリレオ』の湯川准教授は「変人」と言われている。しかし、「変人」は京大ではむしろ立派な「ホメ言葉」であり、「京大変人講座」なるものまで存在する。それを書籍化したのが、この ↓ 本。今回取り上げるのは、続編の「科学哲学」の講座。そこでは、「椅子」と「椅子でないもの」の線引きは難しいことが指摘されている。つまり、「椅子なのかどうかわからない」というグレーゾーンが
2020年10月13日 19:59
第4章 分けたがる言葉タイトルだけを見ると言語とは関係ない本のように思えるだろう。ゴリラ研究の第一人者で京大総長の山極さんと『バカの壁』でおなじみの解剖学者の養老さんの対談である。この本には言語を考える上で有益な洞察が多い。とくに、二人とも「本来は違うものを同じカテゴリーに入れる」というのが言葉の特徴であることを指摘している。たしかに、「イヌ」といってもいろんな犬がいる。改
2020年10月5日 12:54
第3章 ネガティビティー・バイアス「考えるという行為は、人間に与えられた最大の楽しみだ」しかし、「考えすぎない」ことが大事だと主張している本がある。この本では、「考えすぎない」ことの重要性をいろんな仮説に基づいて考察している。その数、45。 どの仮説も「実に興味深い」。その1つに「ネガティビティー・バイアス」がある。つまり、「ネガティブな情報ほど注意が向きやすい」ということ