見出し画像

デザインという仕事の好きなところ

わたしがWEBデザインを勉強しはじめた6月、はじめた理由はパソコン一つで稼ぎたかったから、経済的に自立をしたかったから、だった。
(会社で働くことはわたしの中で自立しているという感覚ではない)

色々な職種がある中「デザイン」を選んだ理由は、わたしは表現活動がしたかったので(自己表現が仕事になるイメージはつかなかった)、誰かの役に立つなら、表現を助けるという役立ち方をしたい、と思った。

服を作りたいとか雑貨を作りたいとかカフェを経営してみたい、インテリアデザイン、それから都市デザインなどまちづくりにも興味がある、、
など、やりたいことの方向性を考えたときにデザインが全てに役立つと思うくらい近かったのもあり、「今はこれだ」という確信があった。
グラフィックデザインよりもWEBデザインの方が仕事単価が高いという理由でWEBを中心に独学勉強をはじめた。

WEBデザインを勉強していくうちにプログラミングの独学に限界を感じ、楽しかったグラフィックデザインに方向性を変えて少し経った頃
わたしは「稼げたらいい」から「プロになりたい」と思うようになった
それからは早く、現実的に何が一番早くうまくなるかと考え一番やりたくなかった就職活動をはじめ、(スキルが足りなくて2ヶ月で終わったけれど)会社で働いたし、来年からはデザインの専門学校に通うことになった。
少しずつ仕事ももらえはじめ、わたしはもっとデザインをしたい、と思っている。

「自分はここだ、ここだったんだ」という確信がまんなかにあって、その不思議な感覚のままデザインを触れはじめてから半年が経った。

けれどその中にも度々現れる悩みは常にあり、
その悩みというのは、わたしはなんのためにデザインをしているのか、どうなりたいのかがわからないということだ。

そもそもわたしは興味の対象が多く、「デザイナーになることが夢」のようにひとつには絞れないし、この先もずっと絞れない。
デザイナーでありつつ、他のたくさんのやりたいことをやりたい。
それがわたしの現時点で一番鮮明に見えているミライ。

けれど、広告代理店で働くと(たった2ヶ月ではまだわからないことだらけだろうれど)やっぱり会社で働きたくないと思ったり、広告デザインをやりたくないと思うようになった。
デザイナーはこうだと言われるたびにそんなんならデザインやりたくない、と思うし、人のビジョンを聞いてデザインで手助けするということよりも自分のビジョンを形にしたいの方が大きい、自分がやりたい〜って思う

リーダーとして人に指示したい、コミュニケーションをたくさん取りたい、自分のアイデアをみんなで形にしたい、というおもいからアートディレクターもいいなと思ったり、やっぱり人のやりたいことを形にすることよりも自分がやりたいことを形にしたいと思いビジネスプロデューサーがいいなと思ったりしている(やっぱり絞らず全部やりたいな)

けれど、なんでデザインがしたいかと言われるとわからないし総じてあんまり将来が見えないのが不安で、そんなに筋の通った思いがないのに本当に大きなお金をかけて専門学校に行くのか・・・・?でも、今のうちからわかることなんてなくて仕事をしていくうちに見えてくるものなんだろうから今決める必要はないとか、本当にこれでいいのか感といや今やることやるしかないが交差してぐるぐるモヤモヤ。

デザインを頼んでくれて今一緒にやっている友達が突然言った
「ゆうはデザインやっててどんな時が一番楽しい?」
わたしは、
「こうやってデザインを通して人と話しているとき」だと言った

それには間違いはなかったけれど、じゃあ人と話していればなんでもいいのか、と思い少し考えた後、なんでデザインがやりたいのかちゃんと言語化して納得したい!と思いノートに書いたものをここにも残そうと思う




①デザインを通して自分の存在を周知させ、とにかく多くの人と出逢って関わりたい

②グラフィックデザインなのかはまだハッキリわからないけれど、なんにしろ「デザイン」というものはしたい、広い意味で

魅せ方に美学のようなものがあり、重視して生きている(わたしが腹をたてる時は人の気持ちを考えていない言動を見たとき・魅せ方を軽視している時のふたつ。)
良すぎにもなりすぎず、魅せ方で損しない、ズレず正当に全てを伝えたい
(いいものはきちんと知らせたい、正当な評価を受けるべき。
詐欺みたいな広告の出し方はどれだけ目を引こうとも信用なくすようなことはしちゃいけない)

人とコミュニケーションを取ってこその仕事なところ
相手が望むことをうまく読み取ってそれを形にするのが嬉しい、きちんとしたやり取りの上に成り立つものだから

⑤自分の色が出るところ。
感性やセンスが活かされるところ
性格や体験の全てが活かされるところが生身で仕事をしている感覚なところが好き
(自分の好みとデザインが無意識に似るのも本能的なものを感じて嬉しい)

⑥「作品」のようなものづくりの感覚がするところ
(プライドを持って仕事ができるところが好き)

⑦本質的なところが好き
デザインをする上で一番大切な情報の取捨選択・わかりやすくシンプルに伝える
どうしたらもっとわかりやすいか、さらりと目を通せるか、、
人のために親切に伝えることを重視できるところ

⑧仕事を通して友達〜全く知らない人まで誰とでも仕事ができるところ。
数多くの人と関わって仕事ができるところ。
(人が好き!)