有名ITベンチャーリスト

DeNA

マッキンゼー出身の南場智子さんが創業したインターネット企業であるDeNA。
インターネットオークションサービスに端を発し、キャッシュになりそうなITサービスにはどんどん手を出していく新進気鋭のメガベンチャー。
一般人としてはモバゲーやDeNAベイスターズが親しみ深い。
また、SHOWROOMも元々はDeNAの新規事業として始められてヒットしたサービスであることも有名。
就活界隈に関して言うと、DeNAのサマーインターンは難関インターンとして有名で選考倍率も非常に高い。
外資系就活生と就活時期が被ることもあり、インターン受検層は就活界隈トップレベルと言ってよい。
選考フローも長く、集団面接・個人面接・ジョブ等が課される。

サイバーエージェント

キラキラ社員が多いベンチャー企業として度々話題に挙がるサイバーエージェント。
アメーバブログやAbema TVが著名な提供サービス。
代表取締役の藤田晋氏の卓越した経営手腕により事業拡大を進めてきた企業。
新卒入社のフローは複数あり、職種別に分かれる。

ワークスアプリケーションズ

「B to B版のGoogle」を目指していると言われるワークスアプリケーションズ。
パッケージ型の人事・会計・情報ソフト(ERPパッケージと呼びます)である「COMPANY」という製品をメインに収益構造を組む。
また近年では、人工知能を搭載したERPパッケージである「HUE」を開発・販売していることでも有名。
しかし開発コストがかさんだこともあって近年は財務状況が悪化。
2017年の暮れにACAグループ傘下の投資ファンドによる救済出資を受けたことは話題。
ワークスアプリケーションズと言ったら有名なのがインターンシップ。
「後輩におすすめしたいインターンシップランキング」では長年トップを維持している。

Speee

SEOコンサル・広告運用などのWebマーケティング事業からキュレーションメディア事業まで幅広く手掛けるインターネット企業です。
DeNAのWELQを発端とするキュレーションメディア問題が話題になった際、Speeeも幾つかメディアを畳んだこともあって現在は前者が主幹事業になっていると思われる。

Speeeはここ2~3年で新卒採用にかなり重点を置き始めるようになった企業であり、就活生間でも「難関インターン」として認識されるようになっている。
「外資系内定者を輩出するインターン」というブランディングは一部の就活生からは不人気だが、上手い戦略とも言えそう。
インターンは夏と冬に分けられて開催されているほか、BizcamやENJINなどコンテンツ別にプログラムが分けられている。

コロプラ

「白猫プロジェクト」「コロニーな生活」などのゲームアプリで知られるコロプラ。
東証一部にも上場している有名ITベンチャー企業。
ソーシャルゲームの市場成熟化に伴い、近年ではVR事業への参入も図っているほか投資・M&Aにも積極的。

レバレジーズ

医療・看護人材特化の求人メディアや「レバテック」等のIT人材特化メディアといったサービスを手掛けるITベンチャー。
DeNAと同じく渋谷ヒカリエにオフィスを構える。
レバレジーズも近年新卒採用に力を入れており、2020年卒のインターン選考は特に難化したと言われる。
採用ブランディングに力を入れている証かも。
ビジネスモデルはリクルートと似ているマッチングビジネスですが、リクルートが参入しにくいニッチ領域に特化していることが強みだと言える。

GREE

SNSの走りであったグリーを運営していることで有名なGREE。
今はソーシャルゲーム中心の事業展開を行なっています。
インターンに関しては他のITベンチャーと同様、デザイナー・エンジニア・ビジネス職といった職種別に開催。
外資系戦略コンサルティングファームの内定を蹴って入社する人もチラホラいるなど、既存のブランドを超える魅力を持つ会社と言えそう。

メルカリ

2018年注目のIPOとなったメルカリ。
お馴染みフリマアプリの「メルカリ」を運営していることで有名。
メルカリは通年採用を謳っており、デザイナー・エンジニア・プロデューサーという3職種に分けて採用。
どの職種であっても1.5ヶ月~2か月程度のインターン期間を経ないと内定が出ないフローになっており、非常に難関だと言える。日本で唯一のユニコーンと言われていたほどの注目企業だった。

DMM

今や日本を代表するコングロマリットベンチャーであるDMM。
亀山敬司社長の経営手腕は評判であり、2017年にはオンライン質屋のCASHを70億円で買収したことでも話題。
(2018年11月にCASHは再度手放しています)
アダルトビデオ事業を皮切りに、仮想通貨取引所やオンラインゲームなどにまで事業を多角化。
また内定者の間ではDMM英会話がかなり人気で、英語力向上が必要な外資系内定者の多くはDMM英会話を利用しているらしい。

ビズリーチ

ハイエンド層の転職エージェントとして絶大な人気を誇るビズリーチ。
代表取締役の南壮一郎氏はモルガン・スタンレー投資銀行部門から楽天を経てビズリーチを起業。
外資系企業志望者にとっては良いロールモデルになる人と言えるかも。
新卒向けのサービスも手掛けており、ビズリーチ・キャンパスはOB/OG訪問サービスとしてかなり人気。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

GMOインタ―ネット

ブログをやっている人からすると「お名前ドットコム」がお馴染みのGMO。
モバイルゲームやGMOクリック証券など、インターネット関連の事業で多角化している成長ベンチャー。
GMOのインターンは基本的にエンジニアインターンなので、ビジネス職での募集はマチマチといった感じです。

Fringe81

Webマーケティングやアドネットワーク領域の代理店事業を手掛けるFringe81。
2017年に東証マザーズに上場。
Fringe81のサマーインターンはベンチャー企業の中でも割と早い時期から開催される(5~6月)。

アカツキ

急成長中のベンチャーであるアカツキ。
2017年に東証マザーズから東証一部に鞍替えしたことは話題になりました。
モバイルゲーム事業を中心にキャッシュを貯め、新規事業にも積極的です。
インターンシップはエンジニア職のほか、企画職の長期インターンを募集している。

リブセンス

村上太一氏が大学時代に立ち上げた企業であるリブセンス。
ジョブセンスという求人広告Webサイトを運営。
求人広告の無料掲載や採用御祝い金など、今では割と当たり前になっているビジネスモデルを取り入れたのが画期的。

フロムスクラッチ

データマーケティングのツール「B Dash」をメインサービスにしているフロムスクラッチ。
おぎやはぎのCMで有名。
フロムスクラッチのインターンはベンチャー企業の中でかなり好評。
事業経営をじかに学ぶ機会として持ってこい。

LIFULL

旧社名は株式会社ネクスト。
不動産ポータルサイト「LIFULL HOME’S」をメイン事業に据えているベンチャー企業。
その他ライフスタイルに関するメディア・アプリ事業も多く手掛ける。
社長の井上高志氏はリクルート出身の起業家なので、リクルート志望者としても良いロールモデル。

エス・エム・エス

介護・医療・ヘルスケア等の領域で様々なサービスを手掛けているエス・エム・エス。
コミュニティサイトや情報発信Webメディアを主幹事業にする。
海外企業の買収にも乗り出すなど、更なる事業拡大を画策している。

エムスリー

マッキンゼー出身の起業家・谷村格氏が代表取締役を務めるエムスリー。
医療従事者向けポータルサイト「m3」を手掛けています。
日本のベンチャーの中でも群を抜いた成長を続けており、時価総額は1.1兆円という規模にまで膨れ上がっている。今は2兆?
コンサルティングファームの内定を蹴ってエムスリーに入社する学生も少なくなく、就活生からの人気も高いベンチャー企業。

マクロミル

マーケティングリサーチサイト・アプリ「マクロミル」を運営するマクロミル。
一度ベインキャピタルによる買収・上場廃止を経験し、現在は再上場を果たしているというユニークなファイナンス経歴を持つ企業。
マクロミルのインターンは毎年夏や冬に開催されており、リサーチのインターンとして人気が高い。
数字に強くなれると評判なので、他業界志望者にとっても有益な経験になる。

ナイル

デジタルマーケティング事業を主軸に、ゾンビアプリを紹介するアプリ「Appliv」の制作も手掛けるナイル。
SEOコンサルティング等を中心に顧客に対して改善提案を行なっています。
検索エンジンやWebマーケティングに強くなりたい人には持って来いの入社先。
ナイルのインターンは例年7月前後の早い時期に開催されるため、Fringe81同様に良い力試しになるかも。

フリークアウト

アドテクノロジー事業を手掛けるフリークアウト。
創業3年で東証マザーズに上場したように成長を続けている。
成長中の市場であるアドテクを牽引する企業なので、入社すると非常に面白い経験ができるかも。

ネットプロテクションズ

「NP後払い」などの請求業務サービスを手掛けるネットプロテクションズ。
代金の未回収リスクを保証するサービスとして、多くの会社が利用。
ネットプロテクションズのインターンは日当が出るほか、5日間丁寧に社員がメンタリングをしてくれるのでかなりオススメ。

ラクスル

2018年の大型IPOとしてメルカリとともに注目されたのがラクスル。
印刷会社と消費者との仲介サービスを手掛ける斬新なサービスを運営しています。
広義のシェアリングエコノミービジネスとして時流に乗っているといえるでしょう。

じげん

学生起業家⇒リクルート⇒独立という華々しいキャリアを歩んでいる平尾丈氏が経営するITベンチャー。
ライフスタイル関連かつマネタイズ可能なインターネット事業であれば、何にでも手を出して行くという貪欲な姿勢が特徴的な会社。
2018年には東証マザーズから東証一部に鞍替えをするなど、引き続き成長を志向しています。
インターンシップに参加する層も野心を持つ学生が多く、将来的に起業を志している人もいる。
成長を続けるベンチャーなので、タイミングが合えば新規事業担当などの美味しいポジションで仕事ができる可能性も高い。
ITベンチャー志望者は必見の会社。

クラウドワークス

在宅ワーク・遠隔ワークの可能性を広げたサービス「クラウドワークス」の運営元。
創業3年で東証マザーズに上場するなど、その勢いは目を見張るものがある。
事業拡大を続けていることもあり赤字が続いていますが、その分若手からであっても面白い仕事ができる可能性は高い。

Klab

ソーシャルゲームの開発・運営を行なうITベンチャー。
コロプラやDeNAと同様、5~10年ほど前から流行している「ソシャゲ」市場を担う1社。
幽遊白書やラブライブのスマホゲーム等の受託開発も行なっている有名ITベンチャー。
総合職・技術職ともに新卒採用を行なっている。

Gnosy

キュレーションメディアの代表格であるグノシー。
ネット上に配信されているコンテンツを自社システムによって集計し、アプリやWebサイトにまとめた「Gnosy」というサービスを運営。
経営戦略立案を実施する短期インターンはベンチャー志望者の中でも人気であり、非常にオススメ。

ベクトル

マーケティングやPRのコンサルティング事業などを幅広く手掛けているのがベクトル。
創業は1993年でありここで紹介しているITベンチャーよりは創業が古めですが、成長中ということもあってITベンチャーの中に入れている。
ベクトルも社内体制の確立とともに、新卒採用向けインターンシップを積極的に開催。

リタリコ

ITベンチャーの中では、一番パブリックセクターに近い事業を手掛けている。
障がい者向けの就職支援活動や、発達障害を持つ子供向けの学習塾・プログラミング教室事業などを手掛ける。
2016年に東証マザーズ、2017年に東証一部に上場。
リタリコは他のITベンチャーと内定者の性質が若干異なるのが特徴。
事業の特性上それは当然かも。
社会貢献性の強い事業を手掛けているため、マネタイズの他に社会貢献にも気を配れる人材を欲しがる。

以下は補足です。

Wantedly

ゴールドマン・サックス出身の仲暁子氏によって設立された就活用のSNS。
この2年ほどの間に勢いを増してきており、ベンチャー企業やスタートアップを中心に多くのインターン求人を出しています。
特に低学年から長期インターンを考えていきたい場合にはWantedlyはかなり重宝するはず!
内定の森運営メンバーにも使っている人/使っていた人は多く、ベンチャー就活生となれば登録は必須です。

Goodfind

ベンチャー就活と言えばGoodfind。
10年以上もベンチャー向け就職支援を行なってきているので、コネの数も太さもケタ違いです。
グループディスカッション対策講座なども頻繁に開かれているため、メインサービスとして使っていくといいと思います。
Goodfind 次代を創るビジネスリーダー/アントレプレナーのためのキャリアサイト ...
Goodfindは、未来のビジネスリーダーとなるハイポテンシャルな大学生/大学院生に、スキルアップ・成長機会や、就職活動・キャリア構築に関する情報提供をおこなうビジネススクールです。

MeetsCompany

「Goodfindなんてもう知ってるよ~」という人にはMeetsCompanyがおすすめ。
Goodfindよりももっとニッチなベンチャー企業まで紹介してくれます。
MeetsCompanyが使える点は多くの企業に少人数で会う機会があること。
合同説明会兼選考会形式なので、コストパフォーマンスも非常に高いです。
効率よくベンチャー就活を進めていきたい人にはかなりオススメのサービスと言えます。

ニクリーチ

ビズリーチが運営する逆求人サイト。
自分が会員登録をしてプロフィールを入力しておくと、企業側から「ランチしながらお話ししませんか?」と連絡が来ます。
かなり革新的なサービスということもあり、参加企業は日系企業よりもベンチャー系企業のほうが多い印象です。
内定の森メンバーや周囲の就活生を見ていても、実際にスカウトが良く来るのはベンチャー企業でした。
ベンチャーの社員とコネクションを持っておく第一歩として、ニクリーチはめちゃくちゃ使えるサービスと言えそうです。

ネクスベル

ハイエンド向け就活支援サービスとして有名なネクスベル。
会員制就活サービスということで選考を通過する必要はありますが、選考倍率はそこまで高くないので積極的に受けてみましょう。
ネクスベルは様々なベンチャー企業とコネクションを持っており、おすすめで挙げたリタリコやレバレジーズなどの選考優遇案件も持っています。

ネクスベルを使うメリットとしては、ネクスベル経由で応募をするとESや1次面接がカットになる場合があること。
沢山企業を受検することになるベンチャー就活生にとってはありがたすぎますよね。

キミスカ

逆求人サイトとして成長中のキミスカ。
ニクリーチと同様にプロフィールを登録しておくと、企業側からスカウトメールが来ます。
キミスカには様々な業界の企業が参加をしているので、登録しておいて損はないでしょう。
ITベンチャーの中だとリタリコやレバレジーズなどに太いパイプがありますね。
日系企業だとキリンや三菱電機も参加しているので、信用力も抜群。

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