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【仕事と子育てのバランスの鍵】史上最高の夏休みをデザインする

こんにちは!令和トラベル CCO(コミュニケーションUnit担当)の大木です。
この記事は、NEWT 2nd ANNIVERSARY CALENDAR DAY2として、書かせていただきます。他メンバーはきっと、立派なビジネスtipsを書いてくれることでしょう。そんな中で、私のテーマは「史上最高の夏休みをデザインする」…これも許容してくれるカルチャーに感謝!


「さあ、今年の夏休みはどう過ごそうか。」
毎年、そろそろ、私の中で計画が動き始める時期です。
サマーキャンプや夏期講習、そして、夏の旅行…先手必勝、勝負の時が到来です。

夏を制するものが、年間ワークライフバランスを制する?!

令和トラベルに入社して、丸2年が経過し、その間の2回の夏休みは私に大きな意識変化をもたらしてくれました。今回は、私が過ごした「夏休みの思い出」から、そこで感じた「働き方」への想いなどを書いて見ようと思います。

夏休みをデザインする

「夏休み」…その圧倒的で魅力的な響きとは裏腹に、働く親にとっては、頭の痛いワードでもあります。幼稚園や学校が長期休みになる間の子どもたちの行き場を、割り振り、自分自身は、いつも通りの仕事をこなさなければなりません。

現在小学生の男女2人子どもがいる私自身も、夏休みのみならず、この長期休暇が本当に憂鬱で、子育てをしながら乗り切るのに、四苦八苦してきました。

そんな私が、見つけた一つの正攻法は「大きなブロックで積みあげる」です。この考え方ができるようになってから、かなり楽になりました。

子どもたちの長ーい休みを、小さなブロックで積み上げようと思うと、難易度が増します。
子どもが1人ならばまだしも、複数になった時点で、あり得ないほど、煩雑なパズルになってしまうのです。

小さいブロック
(例)
〇〇ちゃんと映画
週1の習い事は変わらず
1泊で実家へ
週末に海水浴
3日間の夏期講習
→日々新しい予定も入りながら、これを積み重ねていくのは地獄!
特に、低学年までは、それぞれに送迎やママ友社交が伴います。

大きいブロック
(例)
田舎へ2週間。
学童に2週間。
夏期講習10日間。
→1つ1つも予定をできる限り大きく設定していく。
そして、その間の誘いは、思い切って断ることも非常に重要。

前職の時は「どうせ仕事があるし」と、ここの積み上げが行き当たりばったりになり、結局、バタバタと過ぎ去っていく思い出の薄い夏休みにしてしまっていました。

どう大きなブロックを設定するか…ここは重要です。
それが、イコールその年の夏休みのテーマになります。

もちろん通常の日々と変わらず、「学童」「保育園」をメインブロックに積み上げるのもメジャーな選択肢です。それはそれで、子どもたちも多くの経験と思い出を作ってくることでしょう。

でも、私は、もう、そう多くはない「子どもと過ごせる夏休み」を、できる限り隣で一緒に過ごしたい…と強い想いがありました。

令和トラベルに転職し、その強い想いをぶつけ、『Focus』という制度ができ、より大胆なブロックの設定に成功しました。初年度のメインブロックは「1ヶ月のNY滞在」、そして2年目は、「16日間のクルーズ旅行」でした。どちらも、狙い通り、忘れられない夏休みになりました。

毎年8月は、働くことの優先度を、思い切って大きく下げ、子どもたちと向き合う時間にフォーカスする。そうすることで、年間を通した、ワークライフバランスが整ってきたのです。

令和トラベルの人事制度『Focus』
1年度内で、最大2ヶ月労働時間を最大1/4に短縮し、働くことのできる制度。人生や生活において、仕事だけでなく他の何か(育児・介護・学習機会など)にFocus(フォーカス)したいときに使っていただくことを想定した制度。

2022ニューヨーク 1ヵ月滞在

上記、記事でもご紹介しているように、初年度から、結構思い切った過ごし方を選んでみました。8月の丸一ヶ月、ニューヨークで過ごすことにしたのです。

当時、小1の息子と、小3の娘は、ニューヨークでサマースクールに通いました。現地の子ばかりの中で、たくましく過ごす2人の姿には、私自身も大いに刺激を受けました。

小さなアパートをマンスリーで借りた生活は、本当に特別でした。
円安でそう贅沢はできないので、ほとんど自炊をし、「日常」をニューヨークに移したような生活になりました。それでも、2人の子どもを守りながらの滞在は、ニューヨークという世界一の街の新たな魅力をたくさん感じさせてくれました。

仕事量は1/4まで減らし、子どもたちを寝かしたあと、現地21:00-23:00の2時間をコアタイムとしました。ちょうど、午前中の日本とは、この時間にMTGをし、必要なコミュニケーションを守る工夫をしました。

ニューヨーク滞在のあれこれや、Focus制度ができるまでの経緯はこちらに書いております。ご興味あれば、ぜひ!

2023 横浜〜シンガポール2週間クルーズ旅

そして、前回の夏休みは、このFocus制度を1/2で利用しました。
8月前半は通常通り勤務し、後半の2週間は完全に、休みとさせてもらい、「人生で一度は…」とずっと夢見ていたクルーズ旅行に行きました。

これが、本当に最高でした。
家族旅行に、クルーズ旅行。
私は強くこのプランをおすすめしたいと思います!
私が乗船したのは、ロイヤルカリビアン社のスペクトラムという大型クルーズ船。

予約した瞬間から、家族みんなで指折り楽しみにしていたのですが、クルーズ旅行自体が未知すぎて、実は「どんな旅行になるのか」想像もつかない!子どもたちに色々質問されても、「乗ってみないとママもわからない」としか答えようがない。
旅行好きなら、わかってくれるはずです。この「わからない」が多ければ多いほど、ワクワク指数が高まるのです。

クルーズ船内の素晴らしさはこちらの動画にまとめてあります!
見ていただくのが早いと思います。

超充実の船内施設

乗船した瞬間から、もう大人も「わぁーーー!」が止まらない。
想像以上に充実した船内施設は片時も、老若男女を飽きさせません!
プールはもちろん、大迫力のバンパーカーや、シューティングゲーム、毎夜のエンタメショーや、飽きないグルメなどなど、エンタメが詰まったリゾートごと、海の上を移動しているような感覚です。

手ぶらでいける海外旅行!?

そして、九州・ベトナム・香港と魅力的な寄港地も。
クルーズ旅行には、子連れ海外旅行の一番の難所となる「移動」がないんです。「移動」自体が船内を楽しんだり、広いベッドでゆったり寝ている間に済んでいるのですから、最高です。荷物は全部おいて、観光に出かけられる。ホテルと一緒に移動している感覚ですから、本当に楽ちんです。

揺れないのか問題

そして、よく聞かれるのが、「揺れないの?」という質問
結論、私が乗船したサイズの大型船ならば、ほぼ揺れません。
じつは、出航直後、ニュースになるくらい大きな台風が近づいたのですが、その日は、ちょっとだけ揺れました。ベッドに寝ていたり、じっとしていると気づく程度。その時に、スタッフの方が「この船がこんなに揺れるのは珍しい」と話していたので、よっぽどのことがない限り、「揺れ続ける」ということはなさそうです。当然、食事なども気にせず楽しめました。

デジタルデトックス

実は、私にとっては、これが結構大きかったかもしれません。
船内はWi-Fiがあるのですが、衛星Wi-Fiを使用しているなどの事情もあり、Wi-Fi料金が1日20ドル程度と結構高額なんです。パッケージ料金の設定などもありましたが、私は、ここは、完全にケチる決断をしました。

Wi-Fiが繋がらない…という環境は、私のマインドも完全に陸から切り離してくれました。本気のデジタルデトックスです。

超高速で多くのことを吸収していた東京での日々が嘘のように、「どう楽しむか」だけにフォーカスした生活は、ふっと立ち止まる感覚を作ってくれました。

360度広がる水平線を眺めながら、自分の人生の優先度が見えたような気がしました。

あらためてワークライフバランスを考える

そんな2回の夏休みは、私にいろんな意識変化をもたらしてくれました。
家庭をもち、子どもができたことで、人生が多面的になり、その絶妙なバランスの中で生きています。

どちらも100%っていうのは、なかなか難しい。webに溢れかえる情報の中では「仕事も家庭も120%」みたいなキラキラしたバリキャリママのインタビュー記事が目についてしまうけれど、私には無理。

日常生活では、気がついたら、「今週、まともなご飯作っていない…」「やたら、子どもに怒り散らしてしまった…」と後悔することも多々あります。

そんな私にとって、この8月は大きな意味のある月になっています。

あんまり聞いたことないけれど、私は、12ヶ月の中で、ワークライフバランスを取っているような感覚でしょうか。

一旦、立ち止まり、家族と向き合うことで、見えてくる個性もあります。ちょっとした試練は、のちの話のタネになり、そこから、生まれる絆もあります。

子どものために…ではなくて、自分自身の納得感のために。
手はかかるけれど、かけがいのない時間を過ごす子どもたちの成長を見逃さないために。
気がついたら私にとって必要な1ヶ月になっていました。

Focusという人事制度では、仕事量にあわせてこの間のお給料は減ってしまいますし、当然、旅行にはお金もかかります。でも、もしかしたら、私にとっては、必要経費なのかもしれないとも考えています。

私はどう生きたいか。
仕事をする中で得られる充足感も手放したくない。
子どもと同じ目線で遊ぶ時間も共有したい。

ワークライフバランスとは、子どもや誰かのためではなく、私が私自身の人生をどうデザインしたいか…が全てなのだと思っています。とてもとても、自己中心的なものとしてしか取れないバランスなのかもしれません。

私自身のワークライフバランスも、まだ、大成功しているとは言えない状況かもしれません。それでも、スタートアップという目まぐるしい環境の中で、私自身のリズムを取り戻す8月は、欠かせないものになっていました。

今年のメインブロックはどうしようか…方面としては、ヨーロッパかな…なんて、考え始めているところです。

さて、皆さんは、今年の夏休み、デザインできていますか?
旅のプロのお手伝いが必要な方はぜひこちらへ。ニューヨークのサマースクールも、クルーズツアーも、ご手配させていただきます。「大木のnoteを読んで」とご連絡いただければ、私も、アドバイスさせていただきます!!

明日、DAY3のNEWT 2nd ANNIVERSARY CALENDARは、事業開発グループを引っ張る須郷が登場!他業種からやってきて海外旅行事業の0→1を経験し、学んだことについてまとめた記事を公開予定です。明日もぜひ!
『NEWT 2nd ANNIVERSARY CALENDAR』についてはこちらから。

「働き方をデザインすることは、生き方をデザインすること」そんな考え方に共感し、一緒に働きたいなと思ってくださった方はこちらものぞいてください。

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