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コーヒーはろ過した方が体にいい説の研究について
概要
スウェーデンのヨーテボリ大学の研究によるとコーヒーを作る際にコーヒーフィルターを使ってろ過して作った方が、コーヒーに含まれる悪玉コレステロールを増やす成分が取り除けるため体にいいらしい。
①前書き
皆さんは、コーヒーを飲む習慣はありますか?
コーヒーには、様々なポリフェノールなどが含まれており、体にいいとされています。
また、コーヒーにはカフェインが含まれており、人の集中力とやる気を上げてくれる効果があり、勉強や仕事をする前に飲むと効果的だと言われているすごい飲み物です。
そんな夢のような飲み物であるコーヒーには様々な作り方があります。
一般的に知られるのは、コーヒーフィルターを使ってろ過する方法や
空気圧を使ったサイフォンの原理を使ってコーヒーを抽出する方法や
水だしで、ゆっくり抽出する方法などがあります。
こういった様々な作り方があり、コーヒーは飲むだけでなく、作るのも楽しいです。
さて、前書きはこの程度にして、本題に移りますが、実際にコーヒーは健康にいいとされていますが、実はデメリットもあります。
それは、血中に含まれる悪玉コレステロールを増加させてしまう成分が含まれていることです。
悪玉コレステロールは、人間誰もが持っている油のことなのですが、この悪玉コレステロールの量が多くなりすぎると、体の血管に油が溜まり、動脈硬化など様々な人が死ぬ要因に繋がります。
で、最近の研究でどうやら、このコーヒーに含まれる悪玉コレステロールを増加させてしまう成分はコーヒーの作り方によって、量が変わるんじゃないかと言われています。
今回は、そんなコーヒーの作り方で、悪玉コレステロールの増加が変わるという研究を紹介して行きたいと思います
②コーヒーの作り方と悪玉コレステロールの研究
この研究は2020年4月にスウェーデンのヨーテボリ大学で発表された研究になります。
この研究はノルウェーに住む20歳~70歳の男女508747人を対象に行われた実験で、コーヒーを飲んでいる人で、コーヒーの作り方でフィルターを通して作って飲んでいる人とフィルターを通さずに作って飲んでいる人、またコーヒーを飲んでいない人の悪玉コレステロールによる死亡率を調べて、コーヒーの作り方によって、死亡率がどのように変わるのかを20年間調査しました。
結果ですが、この598747人の中で、悪玉コレステロールによって死んだとされる人は6202人いました。この6202人の死亡率とコーヒーをどのように作って飲んでいたのかの関係性を調査した所、全体的にコーヒーを飲んでいる人の方が死亡率が下がっていることが分かりました。しかも、その中でもコーヒーを煮出して飲んでいる人よりも、フィルターを使ってコーヒーを作って飲んでいる人の方が、死亡率が15%ほど減るということが分かりました。
つまり、コーヒーを作る際はフィルターを通して飲んだ方が、健康にはいいらしいという訳です。
③最後に
なので、皆さんもコーヒーを飲む場合、フィルターを通して飲んだ方がよさそうですね。
最近だと、外も寒くなって、コーヒーがおいしい時期になりましたので、皆さんもおいしいコーヒーを作って飲んでみてください。
あ、ちなみに僕が良く使っているコーヒーメーカーはコレです。
やっぱ、コーヒー豆を砕くミルがついていないとめんどくさいので、あるやつがおすすめです。
以上が、コーヒーはろ過した方が体にいい説の研究についてでした。
⇩参考文献
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