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休学した時の思い出

大学1年、2年と順調に進んで、
さあいよいよ3年生に上がって就活だ
というタイミングで、1年間、大学を休学することに決めました。

今回は、その1年間の出来事について書きます。

休学した理由を事細かに書くと、色々な要因がありすぎて書ききれない為、簡潔に述べると、「色々な事に疲れてしまって、自分を休ませてあげたかった」という事です。

まず、休学した年は2021年。
そこから2022年の3月まで、休学した。

まず、当然だが、休学なんてしたくなかった。普通に周りと同じように大学3年に進みたかった。
まず僕がやったことは、今までインスタグラムで繋がって居た、同じ大学の友達のアカウントを全てブロックした。
今考えると、それでつながりがなくなってしまったので後悔しかないが、その時は、「自分だけ周りよりも1年間遅れる」という事実がとても辛かった。
だから、みんなが普通に大学に通っている様子や、就活している様子なんて見たくなかった。見るのが怖かった。

休学して、大学には通わなかったけど、スポーツクラブのアルバイトは週3くらいで入って居たから、それだけが心の安定を保ってくれた。
休学して、心の安定?って感じだが、
「目の前に、やるべきタスクがある」という事が、どれだけありがたい事なのかを痛いほど知った。
裏を返せば、「何もやる事がない」、「完全フリー」な生活が、一周回ってとても辛いことを知った。1日が過ぎる時間が、本当に長く感じた。

6月。歯列矯正を始めた。
歯並びの悪さがコンプレックスだった為、この休学期間に少しでも改善させたかった。
歯列矯正をやった人ならわかると思うが、
歯列矯正の工程として、「歯を4本抜く」というものがあり、それが一番辛かった。

また、辛かったのはそれだけじゃなくて、歯の矯正をすると、当たり前だが、上の歯と下の歯に、金属のワイヤーがびっしりと敷き詰められる。自分の場合は裏側矯正だった為、何が辛かったかって、「滑舌が絶望的に悪くなった」ことだった。
もう、本当に話せなかった。
だから、夜のウォーキングに行った時とかに、滑舌トレーニングを必死にやった思い出がある。

休学期間に一番苦労したことは、
「モチベーションの保ち方」だった。
休学期間も、今までやってきたマーケティングの勉強や、スポーツクラブでのアルバイトでの接客は継続して頑張って居たのだが、

1日の中で、「暇な時間」が多過ぎるせいで、単純に、病んだ。
これが辛かった。何度も死にたいとか、消えたいと思った。
さらに、当時は両親や、家族とも上手くいっておらず、休学した1年間、両親とのまともなコミュニケーションはほとんど無かった。ケンカをすることは多々あった。その度に、両親との関係が壊れていくことを感じた。

そんな絶望的な生活を送る中で、スポーツクラブでのアルバイトだけが、心を支えてくれていた。
自分と仲良くしてくれていた会員さんとコミュニケーションを取ったり、今まで話した事が無かった会員さんとも仲良くさせてもらったり、バイト仲間に本当に助けられたと感じている。
特に、約半年前くらいにバイトに入ってきてくれた、自分より1つ上の先輩は、本当に自分のお兄ちゃんみたいな存在になってくれて、バイトの前に事務所で話したり、バイト後に、バイト先の前の通路で話してくれたり、車で自分の家まで送ってくれたりした。
何よりその先輩は、僕のことを一切否定せず、いつも僕のことを褒めてくれていた。
本当に、感謝してもしきれない。それくらい心の支えになってくれた先輩だった。

しかしその年の9月で、バイト先のスポーツクラブが閉館する事が決まっていた為、10月からは、自分が所属しているコミュニティが無くなった。
そこからの半年が本当にきつくて、
唯一の楽しみだったのが、深夜に5時間くらい、好きな音楽やYouTubeを見ながらウォーキングをしたこと。ダイエットのためにやっていたことだが、あの時間が、自分のメンタルを回復させてくれた。

10月の後半、歌舞伎町のホストクラブ「グループ・ユグドラシル」の会長である
社(やしろ)美緒さんという方のYouTubeにハマった。社美緒さんは自身のYouTubeで、自身の営業テクニックやブランディング論、マネジメント論をセミナー形式で動画にしていて、その動画の社美緒さんのセリフを完コピ出来るくらいYouTubeを見て、聞きまくった。

その頃から、今では私のブログのメインテーマである、「自分の価値を高める」、「セルフ・ブランディング」というのを社美緒さんの動画から学び始め、自分の価値を高めるという事についてひたすら考え続けた。

1月に入って、今まで頑張って学習してきたマーケティングの検定である「マーケティング検定」を受けて、合格。
その年の4月に、「ブランド・マネージャー検定」というブランディングの検定を受けて、これも合格。
「今まで勉強してきたことの証明が欲しい」という思いで受けた検定だったため、秘書検定の時とは違った喜びがあった。

と、言ったところで、僕の1年間の休学生活はこんな感じにまとめられます。

辛い経験をした分、他人の辛さや苦労を、他の誰よりも理解してあげて、味方でいてあげられる人間でありたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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