ROI (投資利益率)について

ROIとは、「投資利益率」のことである。

ROIは、(利益額) / (投資額) の式で求められ、
「投資額に対して、どれだけの利益、リターンが得られたか」を表す指標である。

私はマーケティングを学ぶ上でこの指標の存在を知ったが、ROIを知ってから、「買い物」に対する考え方、そして、「購買後の行動」に対する考え方が変わった。

まず、投資額に対してのリターンを意識するのであれば、何か商品を買う前に、「この商品は、自分にどれだけの利益をもたらしてくれるだろうか」という疑問を持つ必要がある。

製品やサービスから得られるメリットを「ベネフィット」というが、このベネフィットは製品購入前にもある程度の予想をすることができる。

そして、製品を購入して実際に手元に製品が届いたならば、今度は「その商品から、どれだけの利益を能動的に得るか」が次の課題である。

私の趣味の読書で表現するならば、
本一冊が1500円だったとして、「1500円以上の知識や教訓」をその本一冊から得ることが目標となる。
また、一冊が1500円ならば、その本を2周読んだら、イメージ上の話では1冊単価が750円になったのに対し、得られる知識、教訓は2倍となる。
これはおそらく経済学でいうところの「減価償却」の考え方に当てはまるが、1度商品を買ったならば、その商品からどれだけの利益を得て、いかに購入価格分を回収するか(自分のものにするか)という視点を持つことが、ROI (投資収益率)を意識した購買方法だと考えている。

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