自分自身を「ブランド」と捉えることのメリット

自分自身を「商品」と捉え、その商品価値を高める。

そして、高めた価値を相手に認知してもらい、好意的なイメージを抱いてもらうための一連の活動。

これを、「セルフ・ブランディング」といいます。

私の固定記事を見てもらえれば詳しく記載してありますが、

1人の人間を「商品」だと捉え、その商品価値の構成要素として、

①見た目
②品質
③スペック

という3つの要素があり、それぞれの価値を高めていくことで、商品の価値が高まるという風に説明しています。

今回の記事では、自分自身をブランドと捉えることのメリットを、説明していけたらいいなと思います。

結論から述べると、自分自身を商品と捉えることで、

①自分の価値を高める活動が楽しくなること

②自分の「安売り」をしなくなること

の、主に2つのメリットが期待できると考えています。

まず、「今の自分の価値」、商品で言うところの「価格」ですね。

自分という商品の価格を、どれだけ高くできるか。これを追求することが、セルフ・ブランディングの醍醐味でしょう。

その価格を高める術こそが、

①見た目
②品質
③スペック

であり、大切なことは、

「今日の自分の価値は、昨日の自分より高いのか」を常に自問自答することだと考えています。

言い方を変えると、

日々の積み重ねを通して作り上げた、今日の自分の価値を、「昨日の自分より高く買ってもらうこと」。

これを追求することで、自分という「ブランド価値」が高まると考えています。

また、セルフ・ブランディングを意識することで、「自分を安売りしなくなる」というメリットもあります。

例えば、ハイブランドの代表例でもある
「ルイ・ヴィトン」が、

毎日のようにダイレクトメッセージで、
「買ってください!」と宣伝してきたり、

「売れ残り大セール!全品50%OFF!」

のように商品を売り出していたら、
あなたはルイ・ヴィトンというブランドに、どんなイメージを持つでしょうか。

私なら、とてもガッカリします。

本来なら、丁寧で高頻度のダイレクトメッセージや、値下げというのは、
消費者からしたら嬉しいものです。

しかし、ルイ・ヴィトンという「ひとつのブランド」が、それをしてしまうことで、

「ブランド価値が下がってしまう」ことはなんとなくお分かりいただけるでしょうか。

人間で言うと、「私でよかったら」、だったり、「いつでも暇なのでいつでも誘ってください!」のようなフレーズが、この「安売り」に当たると私は考えています。

自分の商品価値は、今いくらで、
過去の自分よりもどれだけ高まっているのか。

自分の価値を、相手に安売りするべきなのか。
それとも、ブランド価値を維持するために、安売りをせず、自分というブランドの価値を正しく評価してくれる相手にそのブランドを提供するのか。

このような視点を持つことが、

「自分自身をブランドと捉える」

と言うことであり、セルフ・ブランディングの面白さだなと、私は思います。

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