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旅と移動とその道具

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移動が苦手な弾丸トラベラーの緻密な作戦とその報告
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#ひとり旅

3月の伊香保で廃墟寸前を楽しむその③推しが尊い感情が突っ走った竹久夢二記念館

3月の伊香保で廃墟寸前を楽しむその③推しが尊い感情が突っ走った竹久夢二記念館

さびれにさびれた、死ぬ寸前の街みたいになっている3月の伊香保温泉一人旅。
つまらないよ、すごい田舎だよ、と事前に忠告されたけれど、その忠告通りだったのだけど、私はこの滅びる寸前の静けさが不気味な伊香保温泉にテンションがすごかった。

一泊して、翌朝。
泊まった宿は、大きな旅館の別館でイギリス風オーベルジュを意識した作りということで、ひたすらビートルズがかかっていた。
ご飯は、大きなお皿にちんまりと

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3月の伊香保温泉で廃墟寸前を楽しむ②源泉周りの謎看板

3月の伊香保温泉で廃墟寸前を楽しむ②源泉周りの謎看板

超さびれた滅びる寸前の街、伊香保に到着してめっちゃテンションが上がってしまったわたくし、まずはホテルに重たいものだけ預けて、伊香保の源泉という山の方にある小さな露天風呂を目指しました。

有名な石段街を登りつめ、てっぺんの伊香保神社を通り過ぎ、てくてくと歩きます。

途中に、河鹿橋という朱塗りの橋がありました。
もちろん千と千尋のあの橋のモデルだとのご主張です。

目の前を歩くのは、学生さんたちの

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3月の伊香保温泉で廃墟寸前を楽しむ①

3月の伊香保温泉で廃墟寸前を楽しむ①

いろんなことがめんどくさくなったので、まだ寒い3月に温泉に行ってきました。
伊香保温泉にしました。草津もいいらしいけど、もう少しお安いというのと、新宿からバスで一本というのがとてもよかったです。

JR駅構内のNEWoMan(ニュウマン)という南口の美味しいものを売っているところで評判というサンドイッチを買ったのだけど、値段が結構張る割には言うほどでもなくて、ちょっとバスの中でガッカリしていた。

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奄美大島ひとり旅レンタカーなし(海と鶏飯とお土産編)

奄美大島ひとり旅レンタカーなし(海と鶏飯とお土産編)

いろいろありましたが、今季一番の大寒波も最終日には去って、ぐんぐんと空気があたたかくなっていくのが肌でわかりました。

最後の日はオーシャンビューの宿へ。

やっと南国の温かさ。
最初の寒さのせいなのか、泣きそうになる温かさ。
もはや酷い事をされ殴られているとちょっとした優しさで感動してしまうDV被害者みたいな感じです。

海も空もキレイだ。
奄美の空と海にありがとう、とか口走りそうになる。キャラ

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奄美大島ひとり旅レンタカーなし(田中一村編)

奄美大島ひとり旅レンタカーなし(田中一村編)

奄美大島に行ったのは、一にアマミノクロウサギ、二に田中一村です。

近代の日本画家で、東山魁夷らと同じ世代。幼い頃から絵の巧さで神童と言われたけれど、一度は美術学校に入るも2カ月で中退。貧しさや病気のためだったようです。

彼の絵は、普通の日本画という感じだったのが、奄美に移住してきて雰囲気が一変している。

千葉や東京で暮らしていた時の作品と、奄美時代の作品は全く別物に感じられるくらい。
もちろ

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奄美大島ひとり旅レンタカーなし(黄金のサナギ編)

奄美大島ひとり旅レンタカーなし(黄金のサナギ編)

ちょっと郊外のスーパー「ビッグⅡ」に行った。なんでもあるという噂のビッグⅡ。実際には、大型ホームセンターとスーパーのドッキングした感じのものでした。

バス停がきっちりあって、ちゃんと屋根がある!

旅先ではスーパーにいきたい派なので、ここに行くのは目的の一つでもあったんだけど、大変楽しかったです。(店員のお兄さんに謎のナンパまでされた。島のお兄さんたちはあまりにふんわりしすぎじゃないだろうか)

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