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父と似た自分

どうも、ふじくんです

「父と似た自分を知って嬉しいと思った」
SUPER BEAVER/27


僕の大好きなロックバンドの曲の一節です

最近、父親と入り込んだ話をしました
父親は単身赴任中で、月に一、二回のペースで帰ってきます
そんな父親と自分の持病について話ました
なんだか吐き出したくなったんです
あまり最近の僕を知らない父に自分を知って欲しかった
なにより、父親と会話したかったんです


思春期真っ只中の僕がこんな風に父親と話したいと思ったのは自分でも驚きました
おかげで凄くいい話を聞くことも出来たんです


僕の父親も昔、ストレスに悩まされて今の僕と同じように神経科に通った経験があったんです
それを聞いてなんだか安心しました
この言い方が正しいか分からないけど、似たような状態を味わったことのある人が身近にいること以上の安心材料はないと思います
全く同じなんてことはないけれど、似てるだけでも凄く安心出来ました
アドバイスもいくつか貰えて


そんな会話の中でふと思ったんです
「今まで分からなかった父の考え方が分かるようになっている。」


なんだか誇らしく思えた
これほどにも愛せる感情に出会えて良かった
些細な会話から重い話題に変わったけれど、僕の会話への関心も小さな同調から大きなうなずきに変わりました
これを愛せなかったら多分、僕は一生子供のままだ


両親を見て育ったから、僕の中の大人は両親のような人のことを指しているだと気づくきっかけにもなりました


父と似た自分を知って嬉しくなりました


単純に大人になったと
そう思えました


人生17年目の若造がこんな恵まれた感情に出会えて良かった
少し大人になったのかな


近々父が家に帰ってきたら
またくだらない話をしよう
そうだ、悩みも吐いてみよう

素直に父親と話せてる自分が愛おしい、それを受け入れてくれる父親が誇らしい


はやく帰ってこないかな
まずは今日を愛せなきゃな


終、

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