【転職】大手Sierに転職したときの話。きっかけや自己PR、組織内部の状況。
大手Sierへの転職体験記:自己PRと組織内部の状況
1. はじめに
転職活動を通じて、大手Sierに転職した経験を持つ筆者が、自己PRのポイントや組織内部の状況について解説します。大手Sierとは、富士通、日立、NECといった、かつての日本の有名家電メーカーで、現在では政府や公共機関、さまざまな業界にITサービスを提供する企業を指します。
大手Sierへの転職では、適切なきっかけと面接でのアピールが成功の鍵となります。本記事では、私がなぜ転職を決めたのか、どのような経験やスキルをアピールしたのかを詳しく紹介します。また、組織内部の文化や働き方についても触れ、転職を考えている方にとって有益な情報を提供します。
2. 当時の状況やプロフィール
2.1 キャリアの始まり
私は2011年に文系大学を卒業し、ユーザー系IT子会社に入社しました。未経験からシステムエンジニアとしてのキャリアをスタートさせましたが、プログラミング経験を積む機会は少なく、主に基本設計や受け入れテストを担当していました。この職場では、理系出身でなくとも、コミュニケーション能力さえあれば十分に仕事ができる環境でした。
2.2 転職の動機
転職を決意したのは2019年のことです。新卒の就職活動時にはリーマンショックの影響で採用が絞られており、ようやく得た内定先ではありましたが、もっと良い企業に就職できたのではないか、一生この会社で勤め続けるべきなのかという疑問が常に心にありました。
当時、私は係長クラスとなり、月給は30万円前後、新人時代より8万円以上増加していました。残業代もしっかり支給されていましたが、将来に対する不安は拭えませんでした。資格はITパスポートと情報セキュリティマネジメントを持っていましたが、転職市場では心もとない内容でした。
2.3 転職サイトとの出会い
転職を考え、いくつかの転職サイトに登録していましたが、なかなか踏み出せずにいました。そんな中、転職のきっかけとなったのがOpenWorkという転職サイトです。登録後、大量のスカウトメールが届きますが、その多くは内容の薄いものでした。
しかし、ある日、ひときわ目立つエージェントからのメールが届きました。私の勤めていた会社の親会社の事業に触れ、転職先として紹介されたSierのセグメントが私の担当システムと合致する点が詳細に記されていました。初めて私個人に宛てられたメッセージと感じ、返信をしました。
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