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№309 60代サラリーマンの悩み

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days309

コロナ禍になって1年以上が過ぎました。そんな中でよく耳にするのが「早期・希望退職」募集というフレーズです。

■ 早期・希望退職ラッシュ加速

上場企業を中心に経営難を乗り切るために、退職金を上乗せするので退職しませんか?ということです。多くは年齢制限があって、50~60代の中高年層がターゲットになっています。

一方で国は人生100年時代を背景に、2021年4月から企業に対し従業員の70歳までの就業確保の努力義務を命じました。企業は60歳定年あるいは65歳を前提としていた給与モデルの見直しを迫られています。もしくはそういった人財の有効活用として新たな事業を模索しています。

こういった時代になって、多くの企業で至上命題なのが・・・

・中高年層の位置づけをどうするか?です。

この問題を先送りにすると組織の新陳代謝がされませんし、よりぶら下がり社員が増える可能性もあります。

■ 50~60代サラリーマンの現状

50代は役職定年や定年再雇用、関係会社への出向などで会社での居場所を失っていく場合が多いのではないでしょうか?

長年にわたって滅私奉公してきたと自負する50~60代の当事者達はやるせなさを募らせ、モチベーションを維持できずにいる人も多いです。

別にいなければいないで何の影響もない仕事をして1日の大半が過ぎる・・・そんなことを5~10年もしないといけないのです。

人生100年時代にです。

■ 定年、退職してから気づく居場所の無さ

会社を定年してすぐや早期退職をしてすぐは、自由になった気がして良いと感じるかもしれませんがそれは長くは続きません。

会社以外に何か?繋がりが無い場合は多くの時間を家族又は1人で過ごさなければなりません。

始めは旅行に行ったり、趣味を楽しんだりとあるかもしれませんがお金もかかることですので頻繁にとはいきませんよね?!

会社の同僚や仲間と集まって楽しんだりするのも、あって週に1回程度でしょう。

そうなってくるとだんだん1日の長さや1週間の長さを感じてきます。

今からあと30年以上もあるのに・・・と気づいた時にゾッとするそうです。

■ そこから新たな人生設計ができる人とできない人がいる

気づいて新たなコミュニティに積極的に参加したり、今までの経験や知識を糧に何か簡単な事業を行ったりする人もいますが、それは稀かなと思います。

多くの人は気づいたもののどうすれば良いのか?困っているのが日本の現状です。これは心身の健康にも悪影響を及ぼします。

そういったことを解決するビジネスなども最近は多く見られますよね。

■ 会社の名刺抜きで繋がりのある同志が必要

一番良いのはこういった時代の流れを読みながら、自分の人生を生きていくことができれば最高です。人生で重要なことを誰かや制度に決められるのはあまり良いことではありません。また、会社での人脈があるから大丈夫という方はそれがなくなった場合を考えておきましょう。

人は残酷なものです。今の肩書がなくなれば人脈も消えると思っていた方がよいでしょう。

そういったこと関係無しに付き合える人を増やしておくことが大切です。



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