№178 才能と選択
こんばんわ。白石です。note連続投稿*days178
2月中旬ぐらいから各企業で組織変更のリリースがされていますね。
多くの企業が3月~もしくは4月~の体制に向けて慌ただしく動いています。
そんな中、三越伊勢丹HDも社長交代のニュース。現任の杉江氏が退任して新社長に細谷氏が就任するとのこと。
同社の業績は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けて、2008年の経営統合以来初となる営業赤字に陥る状況です。
予想外の抜擢と揶揄されていますが、その理由はHD傘下の岩田屋三越の経営再建を3年で達成、子会社の再生においてナンバーワンの実績が評価されてとのことです。
・大きな組織でこういった実力人事ができるのは、ある程度ガバナンスが効いている証拠であり、今後に期待です。
正当な方法で成果を発揮した人が評価される。実にシンプルですが、大きな組織になればなるほどシンプルなことができなくなってきます。
派閥、老害、好き嫌い・・・上がればきりがないですが、そういったことが蔓延っているとこういったことができなくなります。
結果、時代やマーケットから取り残されていく。
大きな企業にはビックリするぐらいの才能を持った人財が多数います。
その才能をどうやってマネジメントするか?それはその都度の選択です。
言葉、行動、ふるまいなど全てにおいての選択が重要。
いくら才能を持っていても、この選択のミスを重ねていくと世の中から必要とされません。大きな企業では選択ミスがよく起こるのです。
Amazonのジェフ・ベゾスはスピーチでこう言っています。
才能を見せびらかすな。賢くなるのではなく、優しくあれ。と・・・
ベゾスが幼いころに祖父母と出掛けた時のエピソードと交えて伝えています。
才能は誰しもが持っている。それをどう使うか?が重要でそれは選択だと。
賢くなるのではなく、優しくあれ。
肝に命じておきます。
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