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何もないところから、幸せを生み出す人

世の中、好循環、悪循環という言葉がある。
そして、どちらも多くの場面で起こりえる。

例えば「幸せ」の好循環。
幸せな誰かは、誰かに幸せを与えることができる。
そして、幸せになった人は、また誰かに幸せを与えられる。
そんな好循環があるとする。


じゃあ、最初の「幸せな誰か」はどうやって幸せになったのか。


循環というと、次から次へと巡り巡って、巡り続けて、幸せの絶対量は増えも減りもしないイメージがある。
でも、きっとそうじゃない。

どこからか新たに湧き出てくる幸せもあるし、誰かに渡されることもなく、その人が保持し続けることもなく、ふっと消える幸せもある。


どこからか新たに湧き出てくる幸せって、
どこから湧き出ているのか。


私は、相手とのコミュニケーションの中で
2人で新たに生み出した「幸せ」を感じたことがある。

お互いがどこからか持ってきた幸せを2人で分け合うのも良いけれど、2人の間で新たに生み出された幸せに浸るのは、とても心が満たされた。
好循環の初めの一歩の人間に、自分がなれそうな気がした。


お互いに他の世界でどんなにつらい思いをして、負の循環に片足を突っ込んでいても、こうやってまた2人集まって、つらいもの同士でも新たに幸せを生み出し続けることができたなら、自分が循環を変えていける。
ここに戻ってくれば、また立て直せると思える。
周りの環境に飲み込まれず、”ここから”また始められる。


そんな相手は大切にしたいな。



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