おそらくどの高校にもいますね。フィルターを通さず発言する生徒。
考えることもなく「授業面白くな〜い」って言っちゃう生徒。
おい。それ、お前の発言なのか?それとも無意識のもう1人の自分か?
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\導入/
本時の「テーマ」と「目標」を提示しましょう。
「無意識を、意識できるか。」に対して、「意識しちゃったら、無意識じゃなくなるじゃないですか!」とか前のめりな生徒がいるかもしれません。
アイスブレイクです。考える頭を作りましょう。なんとなく生きているの話からでも良いです。なんとなく(無意識)ではなく「今を生きていること」を意識させてみましょう。
一気に無意識に意識を向けさせます。無意識に認識していたことを、意識的に自覚させましょう。
\展開(5段階欲求)/
ここで、教科書の内容に入ります。導入の考えるを通して、授業内容を自分ごとに落とし込んでから、教科書の内容に入ります。さらに、「青年期」というワードを入れて、前回の復習にもつなげます。
中には「え…全然できてない」と不安になる子もいます。が、それこそ無意識の意識です。失敗すると、の先が今回大事なことです。不安があれば、授業内容の入り方が違います。資料集も読み込んでくれる子もいます。
マズローの五段階欲求につなげます。欲求には段階があり、1つ1つ満たして、自己実現の欲求を持つことが大切であると示します。欲求という無意識を意識させます。
\展開(防衛機制)/
マズローの五段階欲求を示し、答え合わせです。人間としての根本にある欲ほど、下位になってます。板書させましょう。
その上で、もう1つの疑問につなげます。「もし、欲求が満たされない時は?」この疑問から次の「無意識の意識」的活動です。資料集を活用して、学びの内容を自分ごととして捉えさせます。
\展開(無意識)/
そもそもの部分まで深掘りしていきます。私もそうなのですが、なんでそうなるの?が理解できないと頭に入らない人もいます。しっかりつながりも示しましょう。
防衛機制がなぜはたらくのかを考えます。自分含めた、人間は何を原動力に動いているのか。人間の根本(無意識)を考えます。考えやすいように、具体例と一緒に示すと良いと思います。
まず自分の考えを持った上で、思想家の考え方を見ていきます。ここではフロイトの無意識への考え方です。
2つの調整役が「エゴ」であるならば、かなり重要ということになります。ですが、誰がこんなものを意識してるでしょうか。そんな疑問を投げかけます。
無意識がほとんどということを意識させるスライドも用意しました。最後のユングにつなげましょう。
\まとめ/
無意識を意識するのは重要です。今回の授業ではいわゆる「こころ」について考えさせました。行動のほとんどが無意識からですが、こころの主導権は自分にあると自覚できれば、ポジティブに考えるきっかけにもなります。それを生徒にも伝えてあげたいというのが、裏の設定です。
最後に生徒にメッセージを落として終わりましょう。
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