斎藤一人さんに学ぶ 「商売のコツとお金儲けのコツ」
はじめに
今回は、斎藤一人さんの考え方について学んでいきます。
具体的には、「商売のコツとお金儲けのコツ」というテーマになります。
このテーマについて、斎藤一人さんが講演会で詳しく話された内容をまとめたものが本書になります。
斎藤一人さんは、銀座まるかん創業者で、納税額日本一の実業家として有名です。
1993年から納税額12年間連続でベスト10入りという日本新記録を打ち立て、累計納税額も発表を終えた2004年迄で前人未踏の合計173億円の税金をおさめられています。
土地売却や株式公開などによる高額納税者が多い中、斎藤一人さんは、納税額はすべて事業所得によるという異色の存在です。
こんな人から「商売のコツとお金儲けのコツ」ということで、ビジネスのやり方やお金の稼ぎ方を学びたいとは思いませんか?
斎藤一人さんは、自分が、頭が良くて、偉くなったとか出世したとかって絶対ありませんと言っておられます。
自分が、納税日本一になれたのは、運なんだ。
奇跡は誰にでも起こせる。奇跡を起こせばいいんですと。
あなたは、奇跡の起こし方を知りたくないですか?
知りたいですよね。
この本が、これからの皆さんの人生に少しでもお役に立てば、幸いです。
また、皆様との良きご縁になればと思います。今後とも、よろしくお願いします。
第一章:商売のコツとお金儲けのコツ
今日は商売のコツと金儲けのコツって話なんですけれど、この話は、私は得意です。
兼ねてからこの話はしたかったんですけれど、今までいろいろと他の話が多かったんでね。
なかなか得意の分野に入ることがなかったんで。
今日は得意の分野ですから、私はノリがいいです。
ただし、普通の人と言ってることが多少違います。
ですから、ああこんな変なこと言ってるな。
また変なことに聞こえるかも分かんないんですけど、商売ってのは、実際にやってみると結果が出ますから。
仕事は多数決じゃないんですよってことを、これも覚えといてください。
ああこういうことだから儲かるのかっていうことですね。
1.商売のコツ
まず、商売のコツなんですけれど、商売のコツ、金儲けのコツは、簡単なんです。
非常に簡単なんですけれど、ちょっと難しいことがあるんです。
それは、心の中にあるんです。
でね、心の中で、当然これを聞く方はどちらが正しいじゃなくて、どっちが楽しい
だろうっていう話を聞いてると思ってるんですよ。
その中で、どっちが楽しいんだろうっていったら、商売やってて儲からないよりも儲かった方が楽しいですよね?
分かりますよね?
商売のコツは教えますから、まず心の中の問題だけは私にはどうにもできないんで、
ちょっと聞いてください。
商人っていうのは、お金儲けが仕事なんです。
それを、お金を儲けちゃいけないように心のどこかで思ってる人がいるということです。
例えば、うちのお店は布団屋さんを3代続いたとか、何屋さんでもいいですよ。
下駄屋さんで6代続いたとか、だから私の代で潰したくないとか、それはいいんです。
ただ、この世の中に下駄屋さんの商人っていうのはほんとはいないんですね。
もとは、履物屋だって思えば、本来は、今下駄履いてる人少ないでしょ?
いないとは言わないですけどね。
でも、下駄屋で維持してることって、時代によって違うんです。
だから、商人ってのは、もともと時代に合わせなきゃいけないんです。
時代に合わせてお金儲けをするのが仕事なんです。
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