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セミリタイアするために意識したこと「時代の変化を想定したうえで、身につけるスキルや購入する物を決める」

こんにちは。セミリタイアして毎日ぼーっとしてるゆとりです。

僕は幼いころから「将来的には○○という技術が出来るはずだから、今○○をするのはムダじゃね?」と考えるタイプでした。

たとえば、英語についても中学1年生で勉強をやめました。中学から英語の授業が始まるということで親から買ってもらった電子辞書を使った瞬間に

「え!すご!これがどんどん進化していけば、自分が社会に出る頃(英語が必要になるタイミング)には"翻訳こんにゃく"みたいな機械が発明されてるに違いない!それなら今必死になって英語勉強する意味ないから、別のことに時間を使った方がいいじゃん!」

と考えて勉強を辞めました。(結果、中学高校の英語のテストはほぼ赤点で呼び出しを食らいまくりましたけどね…。大学でも4年生まで必修の英語講義を受け続けていましたがそれはまた別のお話…。)

また、運転免許も持っていません。ヒマだったので学生時代に待機室で漫画読み放題の教習所に通って取得はしたのですが、更新のタイミングで「将来的に自動運転とか出来るだろうし、それまでは電車やバスがある都会で暮らせば何の問題もないじゃん!」と考えて20代で自主返納しました。

さらに遡ると、受験でも同じようなことを考えていました。僕は小学生のときに中学受験をしたのですが、「受験勉強ってそんなに面白くはないな…。パソコンで検索すれば大体のことはわかるし、教科書に書いてある内容を暗記するだけの勉強になんの意味があるの?」と思ったので、「高校受験や大学受験をしなくて済むように大学までの付属校を受けよう!」と考えました。

具体的に「○○という技術革新が起きるから○○の勉強は不要」なんて難しいことを考えていたわけではありませんが、子供ながらに暗記するだけの勉強に価値を感じていなかったので、なるべく詰め込み型の勉強をしなくて済むような進路を選ぶことにしたわけですね。

こんな感じで、結構小さいころから「将来的に生み出されるであろう技術から逆算して意思決定」をしていました。振り返ると昔からムダなことが大嫌いで、学校の先生が言ってくるムダな指示にはストレスを感じていました。
周りの大人からしたら素直に言うことを聞かない厄介な子供だったでしょうね。(逆に、親から「○○をしろ」と言われたことは1回もありません。頓珍漢なこと言い始めても自分で考えて決断させてくれた親には本当に感謝です。)

もちろん、僕が考えたとおりに社会が変わるかどうかも未知数、変わるとしてもスピードも未知数です。しかし、「人生は有限である時間をどこに投資するかで決まる」と考えているので、自分なりに社会の変化を予測しながら時間を使う対象を取捨選択することが必要不可欠。

全てを完璧にこなせたらいいけど、時間も体力も限られてるのでそんなことは不可能ですからね。何事も優先順位付けが大切です。

また、少し話は変わりますが、世の中は「価値の交換」で成り立っています。つまり、みんなが出来ることを自分が出来るようになってもあまり価値は生まれません。

たとえば英語が出来る人が2人いても特に何も生まれないけど、英語が出来る人と野球が上手い人が合わさればグローバルで活躍する野球選手と通訳になれるかもしれません。

こうして人数が増えていけば、どんどん出来ることも活躍の場所も増えていきます。何となく「社会で必要」とされているスキルや経験の習得に多大な時間をかけるより、人と異なるスキルや経験に時間を使った方が価値は生まれやすいんですよね。(僕のような凡人なら尚更。たくさんの人数が参入する英語や勉強、スポーツにはエリートがたくさんいますから。そこで競争しても勝てるわけがありません。)

話を戻して簡単にまとめると、
・時間は有限だから取捨選択が大事
・やる必要のないことはやる気が出ないから身につかない
・自分で「やる必要がある」と思うことをやるから身につく
・意味はないけど「やりたい」と思えるなら楽しいからOK←

といったところでしょうか。

僕の選択が端から見て有意義だったかはわかりませんが、おかげさまで若いうちにセミリタイアすることが出来ましたし、今の生活に活きるスキルや経験がたくさん手に入ったので、個人的には満足しているし後悔もありません。

繰り返しになりますが、何となく周りに言われたことを勉強したり、とりあえず資格を取っても生活は豊かになりません。特に年上の人や親世代がしてくるアドバイスは「一昔前の時代なら役に立ったよね」というものも多いです。

「人生は有限である時間をどこに投資するかで決まる」

今後も自分なりに未来を予測して、自発的にスキルや経験を積みながら楽しくセミリタイア生活を満喫していきたいと思います。

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