yutori@臨床心理士の子育て

3児のママで、臨床心理士・公認心理師です。 子育てしていると、心理学の知識と目の前の子…

yutori@臨床心理士の子育て

3児のママで、臨床心理士・公認心理師です。 子育てしていると、心理学の知識と目の前の子どもがやっている事が、ふと結びつく瞬間があります。それって、とてもおもしろい。そういう気づきを残してみたい。子育て中の方、心理学に興味のある方に読んでいただけたら嬉しいです。

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自己紹介

初めまして。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 「yutori」は、気持ちにゆとりを持って生活できるようにという想いを込めて、本業以外で活動する時の名前にしています。 名前を決めてから、子ども達の名前から1文字ずつとった名前にもなると気づき、「これしかない!」と思ってしまいました。 心理学の知識って、教科書で読むだけだと「ただ知っている」という状態。ただ、その知識が生活の中で体験と結びつく事があると、「こういう事ね!」と納得できる。教科書に書いて

    • 楽天roomを始めて気づいたこと

      こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 今年の3月から「楽天room」のアカウントを作って投稿するようになりました。 「楽天room」とは買い物型のSNSで、自分の気に入っている商品や欲しい商品を紹介するものです。 自分の投稿がきっかけで、誰かが商品を購入してくれると報酬を得ることもできます。 Instagramで便利な商品を投稿されている方がたくさんいて、「楽天room」という言葉もよく目にするようになってので、どんなものだろうと試し

      • TikTokを始める娘へ伝えたこと(安全に使ってもうために)

        こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 長女りーさんが誕生日を迎え、13歳になりました。 入学したばかりの中学校では、仲の良い友達と同じクラスになり、担任の先生も優しい方で安心しているところです。 さて、13歳になった彼女が「やりたい」と言ったのが、「TikTokのアカウントを作ること」です。 TikTokは年齢制限がしっかりしていて、13歳未満はアカウントを作れず、他の方の投稿を見るだけとなっています。 彼女も以前から、自分専用の

        • 3人それぞれのランドセル選び

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 子ども達が幼い頃、私はとても楽しみにしていることがありました。 それがランドセル選びです。 自分が子どもの頃と違い、色も模様も種類が豊富で、我が子が何を選ぶのかとても楽しみでした。 その子ども達も全員が就学して、ランドセル選びも無事に終わりです。 'ラン活'と言えるほど、熱心に活動したわけではありませんが、それぞれに思い出があるので記しておきたいなと思います。 長女・りーさんの思い出 我が

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        • 仕事と資格の話まとめ
          11本
        • 読書記録
          12本

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          やる気満々!1年生!

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 我が家の末っ子、たっくん(息子)。 この春、小学1年生になりました。 自分で選んだランドセルを背負うこと。 新しい友達に出会うこと。 学校でお勉強すること。 たくさんの楽しみを持って入学式を迎えました。 入学式から帰ると、 「もう友達できました!」 と元気に言っていて、母はびっくりでした。 そのニ日後には、 「金曜日に〇〇君と公園で遊ぶ約束してきた。今日はプールだし、明日は学童さん行くでしょ?

          やる気満々!1年生!

          私の「セブンルール」

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 昨年の3月までフジテレビで「セブンルール」という番組が放送されていました。 いろいろな場所や職種で活躍されている女性を紹介するドキュメント番組で、その女性の7つのルールを見ていくという内容でした。 大好きな番組だったので、終わってしまってとっても悲しかったです。 自分とは違う分野で働いている人の体験や考えを知るのが好きなんですよね、私。 だから、カウンセラーとしてもいろいろな人の話を聴く事がで

          私の「セブンルール」

          相手の考えや気持ちを認められる力を育てたい

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 日曜日、とても良いお天気で、近所の桜も満開になりました。 数年ぶりに、人がたくさん集まるお花見スポットへ家族で出かけ、いわゆるお花見らしいお花見をしてきました。 穏やかな天気、満開の桜、たくさんの花見客。 とっても楽しめました。 そのお花見会場へ向かう車内で、「季節」について話題に。 きっかけは、たっくん(息子)が 「春休み、夏休み、冬休みがあるのに、なんで秋休みはないの?」 と言い出したから

          相手の考えや気持ちを認められる力を育てたい

          娘のお医者さんへの道

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 この春、小学3年生になる次女、ゆーさん。 将来の夢は「小児科のお医者さん」だそうです。 今のところですが、ずいぶん強い気持ちを持っているようなので、彼女のお医者さんを目指す過程を記しておこうと思います。 3歳 ⭐︎七夕の時、保育園での短冊に「おいしゃさんになりたい」と書く(書いてもらう)。 5歳 ⭐︎一旦、お医者さんから離れて、「警察官になりたい」と言う 6歳 ⭐︎ドラマ「コウノドリ」に夢中

          娘のお医者さんへの道

          「今年やりたい10のこと」を考えてみた

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 「春の連続投稿チャレンジ」のお知らせを見てから、ずっと考えたいなあと思っていました。 子ども達の卒園式、卒業式が無事に終わり、入学や進級の準備もだいたい目処がついてきたところで、やっと考える余裕が出てきました。 良ければ見てみてください。 私の今年やりたい10のこと 展覧会「印象派モネからアメリカへ」を見に行く 1番に思い浮かんだのがこれです! 印象派の絵が好きなので絶対に行きたい! 東京展は

          「今年やりたい10のこと」を考えてみた

          子どもにも必要です。ひとり時間。

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 今春、我が家の長女りーさんは中学生になります。 そして、長男たっくんは小学生に。 二人の生活は大きく変わりますが、ちゃんと確保してあげたいことが「ひとり時間」です。 りーさんは、家に一人っきりになって家族を気にせず、友達とオンラインゲームをしたり、漫画を読んだり、絵を描いたりしているようです。 たっくんは、家族は家にいますが、部屋に一人きりになってぬいぐるみ達と遊んだり、静かに本を読んだりしてい

          子どもにも必要です。ひとり時間。

          メンタルヘルス研修

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 ここ数年、新入職員さんへのメンタルヘルス研修をさせてもらっています。 社会人として働き始める方々へ、健康を保ちながら仕事をしていく事についての内容です。 今年もお話させてもらいました。 私としては、次のような点を大切に伝えています。 ・何にストレスを感じて、どんな反応が出るか、個人によって大きく異なること。 ・周りの人より自分が頑張れていないと感じても、「自分はだめだ。弱い。頑張れていない」

          息子の算数的発見!

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 いつも私の隣で寝ている息子が、朝起きてすぐに 「今、思ったんだけどさ!2×3って6でしょ?でさ、3×2も6だよね!」 と言いました。 'まだ朝6時ですが…'と思いつつ、ちょっと面白かったので 「そうだね。ちなみに、2×4は8で、4×2も8だね」 と私が言うと、息子はさらに考えて 「10×2は20で、2×10も20だね!」 「12×4は48で、4×12も48だ!そうなってるんだね!」 と

          卒業生を見送って

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 今年度も終わりですね。 私が勤めている所は、カウンセリングの対象が中学3年生までなので、この3月にも十数名のお子さんとのお別れがありました。 自分が彼らのためにどのくらいの事ができたかわかりませんが、みんな「ありがとうございました」と言ってくれました。 こちらこそ、‘成長していく姿を見せてくれてありがとう'という気持ちです。 長い子では5年、短い子では半年のお付き合いでした。 学校に行けずにい

          褒めなくてもいいから、認めてあげたい。

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 「子どもを褒める事が大切」という考えは、多くの方が持っているだろうなと思います。 でも、お子さんについてお父さん、お母さんとお話していると 「うちの子どもには褒めるところがない」 「今さら褒めてもわざとらしくなっちゃう」 「褒めるのが恥ずかしい」 「褒め方がよくわからない」 など、「褒める」という事に難しさや抵抗を感じている方によく出会います。 私としては、子どもがお父さん、お母さんに褒めても

          褒めなくてもいいから、認めてあげたい。

          東日本大震災を経て、私の中で変わったこと。

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 今年も3月11日が過ぎました。 何となくこの日が近づくと、気持ちがそわそわします。 あの日に感じたこと、見たこと、聞いたことなどを思い出します。 私自身や家族には大きな被害はありませんでしたが、やはりインパクトの大きな出来事だったのだなと思わされます。 今年は能登でも大きな地震があり、東日本大震災とはまた違う被害も見られます。 被災された方々の生活が少しでも早く落ち着く事を祈るばかりです。

          東日本大震災を経て、私の中で変わったこと。

          花粉症と不登校の関係

          こんにちは。yutoriです。 お読みいただき、ありがとうございます。 私がカウンセリングでお会いしているお子さんの中には、 「週1、2回学校に行く」 「時々、放課後に行く」 という子がたくさんいます。 その中で、毎年2月、3月になると、登校の頻度が減る子がいます。 そうです、花粉が飛び始めるからです。 冬で寒いからっていうよりも、花粉で目が痒い、くしゃみや鼻水が出て辛いから。 普段の登校も 'やりたい活動や授業があるから行く' '給食を食べたいから行く' '友達

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