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カンボジア日記第109号(11vs11)

សួស្តី!

今日の練習にはたくさんの選手が参加してくれました。総勢26人。

全員が揃っているわけではないですが、過去最多の人数が集まったので11vs11の紅白戦を行うことができました。

1本目2本目で選手を分け、フルコートのピッチで15分を2本行いました。

改善点や予想以上に良くなりそうなところもたくさん見ることができ、実りの多い紅白戦となりました。

サッカーは11vs11の試合でどのように振る舞えるのかが最も重要ですので、試合を行いながら改善していくサイクルをはやく確立していきたいです。

そのためにも良い練習を行い、選手がまた来たい、はやく練習したいと思える環境づくりに尽力します。

課題はたくさんありますが、まず守備の際に全体が大きく間延びしてしまいます。

自分からボールが遠くなってしまうと意識が切れてしまう選手が多く、反対サイドにボールがあるときにチーム全体のコンパクトさを保つために自分のマークを捨てて、スペースを埋める作業ができません。

また、ボールホルダーに対しての圧力も弱く、プレッシングの際に自分たちから距離を埋めていくことができず、相手が来るのを待ち構える状態になってしまうことが多く見られます。

日本人と比べると「献身性」といった部分ではかなり劣るので、チーム全体で動けるようにサポートしていきたいと思います。

しかし、楽して奪いたいや何がなんでもはやく攻めるといった気質は弱いので、自分たちでボールを握ることや奪い返す際にコースを限定しながら自分たちで追い込んで奪うことを理解できれば、ハマりそうな気配も感じました。

国民性が現れていて面白いですね。

すぐに走れなくなったり、足が痛いとはじまるのはいただけませんが。笑

彼らの良さを伸ばしつつ、「根性」や「ピッチで闘うこと」といった方法論の前提となる部分の指導も大切にしながら行っていきたいです。

練習開始20分前にはほとんどの人数が集まってきていました。
練習前にゴミ拾いをしました。

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