カンボジア日記第134号(陸上の授業)
សួស្តី!
今日は七年生(中学一年生)の授業がありましたが、先生が休んでしまいました。
そのため私がメインで授業を行いました。
現在、この学年では陸上競技を行なっているので授業の形は崩さずに様々なダッシュの練習を遊びを通して行いました。
子どもたちはとても楽しそうに取り組んでくれ、こちらとしても嬉しい気持ちになりました。
先生と協力して授業を作っていますが、内容どうこうというよりも先生が事あるたびに説教をしたり、子どもたちに整列をさせるので子どもたちの動きが滞ってしまいます。
子どもたちが動いている時間が少ないのではないかという話し合いをしても、聞いてはくれるのですが、規律を守らせることが大切とおっしゃるので腑に落ちている感じはありません。
カンボジアではどうしても上位下達の風習が強く、生徒を従わせているのが良い授業という感覚の先生が多い気がします。
カンボジアの体育の様子を見ることができるSNSのグループがあるのですが、そこでも多く流れているのはきちんと整列したり、少ないプレー時間の中できちんと列をつくって自分の番を待っている子どもたちの姿です。
子どもたちのプレー時間が最優先で授業を作っている先生は多くありません。
自分が共に組んでいる先生には少しでも子どもを楽しませる重要性を感じてもらいたいのですが、その先生が今のカンボジアの教育よりもさらに上位下達な教育を受けてきたと考えるとなかなか難しいと思います。
自分がいる間は少しでも子どもたちが「楽しかった」と授業を終えられる時間を増やしていけるようにします。
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