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カンボジア日記第176号(体育の価値をどう高めるか)

សួស្តី!

今日は10年生の体育がありました。

今日でバレーボールの単元が終わり、来週から陸上に入っていく予定です。

男子は試合まで勝手にやってくれますが、女子はバレーボールの経験が少なく、上手にできないため、意欲的に取り組む生徒が2人ほどしかいません。

準備体操
パスとキャッチの練習をしている子たちと見学している子たち
男子はいつも意欲的に試合をしています。
アンダーハンドパスの練習。
彼女たちはいつも意欲的に取り組んでくれます。

それ以外の生徒は「お腹が痛い」などの理由で携帯をいじっています。

男子生徒は運動の面白さを知っているので、サッカーをやりたいと授業の最初は駄々をこねますが、どの種目でもある程度意欲的に取り組んでくれます。

しかし、女子生徒で意欲的に取り組める子は数人です。

カンボジアでは男子に比べると女子は運動の機会が限られてしまっている印象を受けますし、年代的にも体育に意欲的に取り組む年頃ではないのかなというのも理解できますが、こちらとしては、彼女たちが今までスポーツに触れられてきていない分、余計に経験してもらいたいなという思いがあります。

彼女たちが男子と同様にプレーすることは難しいので、先生方と協力しながら彼女らができる練習に少しずつ取り組んでいくしかありません。

カンボジアではバレーボールが盛んなので、男子はある程度全員がこなせますが、女子はアンダーハンドパスもままなりません。

まだまだこの国ではスポーツは男子がするものになってしまっている印象を受けます。

少しでも興味を持ってもらえるように彼女たちのペースに合わせて続けていきたいと思います。

意欲的に取り組んでくれている子もいるので、その子たちの存在にとても救われます。

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