筋膜をほぐすって?
ども
大分県で活動中のbodysupport Re:Life代表
パーソナルトレーナー兼フィットネスインストラクターの馬場です。
本日は筋膜について解説したいと思います。
身体が硬い方は『ストレッチをしてもあまり伸びてる感じがしない』ということはありませんか?
もしくは、『ストレッチをしても一向に身体が柔らかくならない』ということもあるでしょう。
これには筋膜が関係している可能性があります。
一般の方にも分かりやすく解説していきますので
ぜひ最後までお読みください。
1、筋膜
筋膜とはその名の通り、筋肉を包んでいる膜で、全身を張り巡らせています。
筋肉はひとつひとつ分離していますが、筋膜は分離をしておらず
身体中を張り巡らせています。
なので、単体ごとの筋肉とは違って全身が筋膜で繋がっていることから
例えば、前屈が硬い方は通常ハムストリング(腿裏)の硬さを疑いますが
肩揉みをすると、なぜか前屈が最初よりもいくようになったりします。
これは、肩周りの筋肉と筋膜の癒着が取れたおかげで身体を倒せるようになったという事ですね。
癒着という言葉をさらっと使いましたが、癒着とは
筋膜が脱水によって接着剤のように筋肉とくっついた状態のことを言います。
僕はよく『魚肉ソーセージ』に見立てて説明をします。
この外側のフィルムが筋膜で、中のソーセージが筋肉と思ってください。
癒着状態の筋膜はこのフィルムのような状態です。
は?
と、思われると思いますが
要はフィルムがパッツリついた状態だとソーセージは曲げることはできないし、伸ばすこともできません。
しかし癒着を剥がしてあげると(フィルムを剥がすことで)ソーセージは柔軟性を取り戻しますよね。
こんな感じです。
2、ストレッチの前に癒着を剥がすことから
なので、癒着が起こっている状態でストレッチをしても効果は出にくいです。
先に、この癒着を取り除いてからストレッチをすることで
ストレッチ本来の効果を出してくれます。
これがいわゆる筋膜リリースってやつですね。
ストレッチポールなどでよくするアレです。
僕はあんまり筋膜リリースって言葉を使うのが好きではないので
普段はあまり使いません笑
というか、癒着した筋膜ってそんなすぐには取れないので。
実際は痛む場所で5分くらいじっとして痛みの感じが変わってきたら少し揺らす程度に動かすのが良いとされてきました。
しかし、現場を見てみると
長くて1分ほどで終わってることが多いかと思います。
本来はそれくらい時間をかけることで癒着が取れてかなり楽になると思います。
なので、筋膜を柔らかくしたいのであれば実際は相当時間をかけてやることで最大限の効果が出ます。
もちろん短時間でも効果が出て、脚が軽くなったりする方もいらっしゃいます。
ガチガチに硬くなっている方は、短時間では効果が出にくいのでなるべく時間をかけてやることをお勧めします。
3、血行も良くなる
筋膜が癒着し、筋肉が動かせなくなると
当然、血行も悪くなりむくみの原因にもなったりします。
筋膜の癒着をとってあげることで、血行不良も改善し
解されたところは軽く感じます。
問題はどうして硬くなって筋膜が癒着してしまったのか。。ですね。
それはまた明日の記事にアップしたいと思います。
なるべく簡単に書きました。
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