頭が良くなる7ステップの思考術

自分は頭が良くないからなぁ、物覚えが良くないからなぁ。なんて思っている方はいませんか?

私も同様にずっとそう感じていたのですが、仕事を通じてどうしても克服する必要があり、その実践を通じて体得した「頭が良くなる7ステップの思考術」を本日はご紹介したい。

Step 1: 日々の疑問や課題をGoogle Docsに書き留める。
日常生活の中で感じた疑問や課題を、Google Docsの先頭に書き留めていく。これは、自分の思考を整理し、問題意識を高めるために重要なステップだ。Google Docsを使えば、パソコンでもスマフォからでも簡単にアクセスできて便利である。

ポイントはひとつのGoogle Docsに書き留め続けることと、日付入力を自動化することだ。具体的なやり方は以下を確認いただきたい。

Step 2: 日々の習慣の中で自分に問いかける
疑問や課題に対して、自分に問いかけてみる。「なぜうまくいかないのか」「どうしたらもっと上手くできるか」など、前向きに考える質問をすることが大切だ。ネガティブな思考に陥るのではなく、解決策を見出すためのポジティブなアプローチを心がける。

Step 3: 紙に書き出して因果関係を整理する
問題の構造をより明確にするために、紙に書き出して因果関係を整理する。殴り書きでも十分だ。自由に思考を展開することで、問題の本質が見えてくるはずである。

Step 4: 音声をテキスト化する
先ほどの紙を見ながら、改めて自分の考えを音声で録音しテキスト化することで、客観的に見直すことができる。Microsoft TeamsやGoogle Pixelのレコーダーアプリを使えば、効率的かつ便利にテキスト化できる。

特にGoogle Pixelのレコーダーアプリは、即座にGoolge DriveへGoogle Docsとして格納してくれるので非常に便利でオススメである。

Step 5: 生成AIを活用して整理する
ChatGPT 4 TurboやClaude 3 OpusなどAIを活用して、自分の考えを整理してみる。具体的には、以下のようなプロンプトを使うと効果的だ。

「以下の文章を読んで、問題の構造を明確にしてください。問題の背景、原因、影響、そして望ましい状態を簡潔にまとめてください。
<文字起こしテキストを挿入>

このプロンプトを使えば、AIが問題の構造を背景、原因、影響、望ましい状態という観点で整理してくれる。これにより、問題の全体像が明確になり、解決策を考えるための土台ができる。

ここで重要なのは、AIを使うことで、文章の羅列的な情報を短時間で構造化できるという点だ。手作業で文章を読み込み、問題の背景、原因、影響、望ましい状態などを整理するのは、意外と時間がかかる作業だ。しかし、生成AIを活用すれば、わずか1分もかからずに構造化が完了する。

この効率の良さは、生成AIの大きな強みの一つだと言える。膨大な情報を瞬時に処理し、要点を抽出することができるのだ。だからこそ、思考の整理にAIを活用しない手はない。むしろ、積極的に活用していくべきだろう。

ただし、AIの出力がそのまま使えることはあまりなく、自分なりに再度整理したり、解釈を改めることが重要だ。AIによる構造化をベースに、自分の知見や経験を織り交ぜながら、問題の理解を深めていくことができる。そうすることで、AIと人間の強みを掛け合わせた、より質の高い思考が可能になるはずだ。

Step 6: 印刷して赤入れする
そのために、テキスト化した内容を印刷し、赤ペンで推敲する。これは、より深く問題について考え、構造やメッセージを整理するために効果的だ。自分なりの解釈を加えることで、理解がさらに深まるはずである。

Step 7: アウトプットして評価やコメントを得る
最後に、自分の考えを誰かに話したり、SNSでアウトプットしたりして、評価やコメントを得る。他者の意見を聞くことで、新たな気づきや改善点が見つかるかもしれない。また、自分の考えを明確に伝える力も養われる。

この思考術を実践することで、問題解決力が高まり、思考力が鍛えられるだろう。また、自分の考えを明確に伝えられるようになり、他者とのコミュニケーション能力も向上する。

ぜひ、この7つのステップを日々の生活に取り入れ、頭を良くする思考術を習慣化してみてほしい。AIは思考の整理を効率化するための強力なツールなのだ。

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