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IBD患者さんにとても良いオイルとは?(ギー、インカインチオイル、カメリナオイル、MCTオイル)

皆さん今日も一日お疲れ様です!

今日はIBD患者さんに合ったオイルとその効能についてお話ししようと思います!

その前に酸化した油についてどのような毒性があるのか見てみましょう!

油の酸化の原因

油が酸化する原因は、光や熱、空気に触れたりすると酸化が進みます。なので揚げ物に使った油だけではなく、食材を焼いた時の油や保存方法が適切でない場合だんだん酸化が進んできます。

酸化した油(過酸化脂質)の毒性

油の酸化が進むと毒性を示すようになり、過酸化脂質という物質を生成します。この過酸化脂質は日々摂取すると腸管組織を傷つけ、下痢などを引き起こす非常に毒性の強いものです。そのほかに動脈硬化、認知症発症、がん、脳卒中、心筋梗塞、アトピー性皮膚炎などを引き起こす原因となります。

このように酸化した油は身体に様々な害をもたらします。そこで普段使うオイルに気を使うと身体に良い変化が現れるかもしれません😊ポイントは抗酸化作用(ビタミンE)とオメガ3です!

インカインチオイル

インカインチオイルはサチャインチ(グリーンナッツ)という植物を原料とするオイルです。強力な抗酸化作用をもつビタミンEが豊富で酸化しにくく加熱調理でも使えて、a-リノレン酸(オメガ3)を50%以上も含んでいます。また、不飽和脂肪酸の割合が多いことから血中コレステロールの低下にどのオイルよりも貢献する。アンチエイジング作用、視力トラブル改善、アレルギーや炎症を抑える効果がある。

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ギー

バターから不純物を取り除き、純粋な油分にしたものをギーという。乳糖不耐性の方でも安全で、中鎖脂肪酸が多いので、素早くエネルギーになり身体の負担も少ないです。プチル酸が豊富でビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあり、T細胞という免疫細胞を増やす働きもある。ビタミンA、D、Eが豊富で、長期保存が可能善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがある。消化機能を促進、精神や脳の若返り、記憶力の改善、寿命を延ばすとも言われている。

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カメリナオイル

カメリナ・サディバという植物から採れる種油。発煙点が240℃と高く、加熱してもオメガ3がほとんど壊れない。ビタミンEが豊富で、がん予防、血中コレステロールの低下、美肌効果、記憶力の改善の効果がある。

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MCTオイル

MCTオイルは中鎖脂肪酸のことで吸収されやすく身体の負担が少ないオイルです。

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これらのオイルは全て熱に強く酸化しにくいのが特徴です!よくスーパーで売られているアマニ油やエゴマ油は熱に弱く酸化しやすいので調理に使う際は注意して下さい。全てamazonで購入可能で値段は少し高めではあるのですがとても身体に良いので試してみては?😊

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