『忘郷少女』創作の記録+上演台本


東京演劇道場ワーク・イン・プログレス Dojo WIP参加作品
『アイとトキオ(仮)』改め『忘郷少女』(作・演出:高畑裕太)
についての記事となります。


こちらの公演は東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹氏が、
「次世代の役者・芝居人のための修行の場」として立ち上げた、
「東京演劇道場」というチームによる試作発表の場でした。
道場には、NODA・MAPの公演などでも活躍する俳優や、ダンサー、他にもありとあらゆる表現活動を行なっている、個性と確かな実力に溢れた面々が揃っていて、それぞれが数年に一度開催されるオーディションを経て、加入しています。在籍メンバーは約100名前後で、今回の公演には48名が参加しました。詳しくは下記添付のリンクをご覧下さい。


[在籍メンバー藤井颯太郎氏による記事です。]
https://note.com/sotaro_fuji/n/n58827b5f38c1


私は「二期生」として、道場に加入しており、
今回の作品は同じ二期生である大野明香音さんの、
「野田さんの戯曲の言葉を扱いたい」という
小さな想いからスタートしました。


企画当初は野田作品のオムニバスを上演したい。
という話だったのですが、
全体の尺感を鑑みてあえなく断念。
そして「野田さんの言葉を扱う」という事を実践するにあたって、
どの様な形が最適かを大野さんと話し合った末に、
代案として数ある野田さんの戯曲の中から一節を切り取って、
それを元に創作した短編作品を上演するという結論に至りました。
同じく参加メンバーの松永治樹さんも交えて、
膨大な量の戯曲と資料を閲覧して、
東京芸術劇場もとい当公演の制作スタッフの皆様、
そして野田さんご自身とも相談の機会を設けさせて頂いた上で、
執筆にあたりました。
ルールとしては、
・15分の作品であること
・野田さんの戯曲の台詞を引用して創作すること
の2つです。

実際に執筆にあたったのは、
9月半ば頃からでした。
10月からは稽古と同時進行で執筆。
書いて、消して、書いては、また消して。
最終週の稽古中に、
「1時間だけ下さい…。」
と懇願して、
その場で猛烈に親指を動かして、
ようやく脱稿。
完成稿が上がったのは11月1日でした。
めちゃくちゃ遅筆。
そしてここまで苦労するとは思わなかった。
『トラ』より遥かに難しかったかもしれない。
良くも悪くも「物語」という形にこだわりすぎたのが、
主な原因ではありましたが、
何より野田さんのセリフを組み込む事によって、
作品全体の言葉のバランスを整える事が、
かなり至難でした。


ちなみに最初の方は、
未来のドラマ制作部に勤めているAIが、
過去の書物庫から野田さんの戯曲を発見して、
言葉のパワーが凄すぎて回路がショートしていく物語や、
石器時代に暮らす原始人たちの下に、
天から野田さんの言葉が降ってきて、
人類が大きな進化を遂げる…。という話など、
くだらない設定ばかりを考えあぐねていて、
(今思うと本当に無駄で下品な時間だった。過去の俺、殴りたい。)
結果としては、
野田さんの生まれた長崎の西海市崎戸町をイメージして、
1匹の鬼と、故郷に想いを馳せた1人の人間が、
幼い頃にいつか見た「原風景」をテーマに執筆いたしました。
こちらは戯曲ではなく、
野田さんのインタビュー集?の書籍を読んでいる時に、
たまたま「故郷」について語っている場面を目にして、
思い立ちました。


また『忘郷少女』では、
『贋作 桜の森の満開の下』と、
『東京キャラバン』で使用された、
一節の台詞と、部分的なモノローグを、
戯曲の中に取り入れています。
多くの解釈がある中で、
私たち自身が感じた「言葉」の内側の部分。
一文字一文字から想起させられる、
「情景」などを大切にして、
等身大の作品にしたいと願っていました。


恐らく今後上演される事はないと思うので、
あくまで記録として、
上演台本を下記に添付します。
興味がある方がもしいらっしゃったら、
読んでみて下さい。


観た方にとって、
思い出の片隅に残る懐かしさや、
いつの日か誰かと交わした「言葉」を思い起こせる様な作品になれればと思って創作しました。
そして何より今回ご一緒させて頂いた、
松永治樹くんと、発端者である大野明香さんの存在が、
俺にとってはとても大きくて、
稽古中は、2人の柔軟な演技や、
真摯に臨む姿勢にとても救われた場面が多かったです。
ここまでnoteを読んで下さった皆様も然り、
公演のお越し頂いたお客様や、
関係者各位、治樹と、明香音に、
何よりも厚く御礼申し上げます。
ありがとうございます。

今後の作・演出の予定は決まっておりませんが、
今回の創作をきっかけに、
いつかハイワイヤでも、
心に残るファンタジー作品を上演したいと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。



〜以下、上演台本〜


東京演劇道場ワーク・イン・プログレス
Dojo WIP参加作品
『忘郷少女』


[作・演出]
 高畑裕太 


[登場人物]
・アイ-鬼の子 …大野明香音
・ハルキ-小学生 …松永治樹
・幽霊-炭鉱の幽霊 …高畑裕太

 

[舞台設定]
長崎本土から橋を渡った先にとある島がある。そこは明治から昭和後期にかけて、捕鯨、炭鉱、製塩などで栄えていたが、文明や時代の進歩と共に、それぞれの産業も衰えて、現在はほとんど人も住んでいない。たまに宿屋のおばあちゃんが船着場をヨチヨチ歩いているくらい。観光スポットと言えるものも、街の民族資料館くらいしか残っていないので、フラッと立ち寄ったカップルも「…帰ろうか」と言って踵を返す事が多い。たまにコアな歴史おじさんが、なんだかよく分からないメモを片手に訪れて、「なるほど。風が美しい。」などとぼやいている。それ以上の言葉は尽くせない。

 島の裏側は、民家も、店や、交番も無い。ひたすらに、森と、山だけ。昔はここに「鬼」が住んでいたという言い伝えもあった。また、中国や、朝鮮から来た人々が、強制労働をさせられていた石炭の採掘場跡地が多く点在しているが、今は一切の人気も感じられない。どこまでも拡がっている濃い緑と、点々とそびえる廃墟だけが寂しく立ち並ぶ様な場所。

 主に舞台となるのは、その奥の、奥へと進んだ、山の頂上にある、拓けた丘っぽい場所。遠くの方には軍艦島のシルエットが薄ぼんやりと見える。実際は素舞台での上演が想定される作品なので、あくまでイメージとなります。役を演じる俳優はなんとなく情景を思い浮かべながら舞台に立ってくれれば幸いです。

  

  1.

明け方の海辺。カモメの鳴き声や、波の音が聞こえる。
どこからか、大人になったハルキが現れる。 

ハルキ  ………。

呆然と遠くの海を見つめているハルキ。
そこへ、炭鉱の幽霊と、トロッコに乗った鬼の子のアイが現れる。 

幽霊   ………。

やがて幽霊は舞台の前に進んできて、トロッコを傾ける。
鬼の子のアイがゴロゴロと転がっていき、静かにうずくまる。

ハルキ  ………。
アイ   …ごめんね。

 夏の蝉が大きく鳴いている。着ている衣服を一枚ずつ脱ぐハルキ。
幼い頃の記憶が段々と蘇っていく様に、場の明かりが変わっていく。次場へ。

 

  2.

場は山の中。時刻は昼。
子供時代のハルキと、鬼の子アイの姿が見える。

 ハルキ  …ねぇねぇねぇ?
アイ   …人間の子供だ…!
ハルキ  ねぇねぇねぇ?君ってひょっとしてこの辺りの山に棲んでいるって噂の鬼の子なんじゃない?
アイ   ………。
ハルキ  絶対そうじゃん!おじいちゃんの言ってた通りだった…!ねぇ!良かったら一緒に遊ばない?どこから来たの?1匹?もしかして他にもいっぱいいるの?
アイ   ………。
ハルキ  僕、今夏休みでさ、両親の里帰りで久しぶりにこの島に遊びに来たんだ。でも小さい頃に引っ越しちゃったから、この辺の事全然覚えてなくて。いつからこの山に住んでるの?親は?友達は?…ひょっとしてイジメられっ鬼?めっちゃレアじゃん!アゲ!百鬼夜行!
アイ   (困惑してて)…。
ハルキ  君、メスだよね?こう言えて僕、クラスの女子には結構人気あるんだぜ…?(急に見えない敵と戦い出して)…カイザーパンチ!
アイ   (怖い!)
ハルキ  …ね?だから安心して?…ちょっと近くで見るだけだから…よーしよし…怖くない…怖くない…。(そぉー…っと近付いてヘッドロック)っしゃあ!ゲッチュ!ツノどこだ?!隠れてないで出てこいや!

 
アイ、ガブリとハルキに噛み付く。痛がるハルキ。離れるハルキ。そして渾身の威嚇を見せるアイ。

 ハルキ  ごめん!ごめんなさい!頼むから殺さないで!もう捕まえて見せびらかそうなんて思わないから!…めっちゃ噛み跡ついてんじゃん。僕まで鬼になったらどうしてくれるんだ!
アイ   …!(「ごめんなさい。」と言っているが、ハルキには聞こえない。)
ハルキ  ?なんて?
アイ   ………。
ハルキ  …もしかして、君喋れないの?
アイ   …人間に鬼の言葉は聞こえない。
ハルキ  ?
アイ   あなたたちの言葉は聞こえてくるけど、私は人間の言葉を喋れない。
ハルキ  ………。
アイ   だから一緒には遊べない。…あっちに行ったら人里に着くから早く帰って。
ハルキ  …それって、僕に人間の言葉を教えてほしいってこと?
アイ   …違う。
ハルキ  そしたら一緒に遊ぼ?言葉なんて体動かしてたら自然と入ってくるよ。
アイ   …鬼は人間の空想が生んだ存在だ。言い伝えが薄れていけば、私たちも消えていく…!(ハルキに寄って)
ハルキ  …ハイ。…ハイハイ。分かった。(引っぺがして)…そしたら!僕の口の動きマネしてみて!「カニ、クニを見てヒニ、ネニ持つ夢。オニ、マニうけてムニシニました。」
アイ   ???カニ?
ハルキ  (めちゃくちゃ早口で)カニクニヲミテヒニネニモツユメオニマニウケテムニシニマシタ!…面白いでしょ?
アイ   …カニ?
ハルキ  (急に)クニを見て!
アイ   (びっくりして)………。
ハルキ  …次!次!(じれったくて)あぁもう!ヒニ!
アイ   ………。
ハルキ  ネニ持つ夢!
アイ   …オニ?
ハルキ  マニうけてムニシニました!(急に)イクサイクサイクサイクサァイ!(死ぬ)
アイ   ………。
ハルキ  (死んだまま)イクサクサイって言って。
アイ   ?
ハルキ  イクサクサイって言って。それで終わるから。
アイ   …イクサクサイ。
ハルキ  (起きて)オッケー。グッドボーイ。…これね、今僕らの小学校で一番流行ってる遊び。どう?楽しかった?
アイ   ………。
ハルキ  良かったです。
アイ   まだ何も言ってないよ。
ハルキ  (食い気味に)ハイ!じゃあ次そっちのターン。攻めて。
アイ   …カニ!
ハルキ  クニを見て!
アイ   ヒニ!
ハルキ  ネニ持つ夢!
アイ   オニ!
ハルキ  マニうけてムニシニました!…イクサイクサイクサイクサイクサイクサァイ!(死ぬ)
アイ   ………。
ハルキ  ………。(「早く」と言わんばかりに、手をチョイチョイと動かす)
アイ   …イクサクサイ。
ハルキ  (起きて)ダメじゃん。もっと入ってこないと、最後のやつ交代交代で言い合うから面白いのに。バーカ。

 
アイ、ガブリとハルキに噛み付こうとする。それを避けるハルキ。

 ハルキ  鬼さんこーちら!へへへ。ざーこ。

アイ、ハルキを追いかける。逃げるハルキ。
やがて捕まって噛まれる。ハルキもアイを噛み返す。追いかけっこがしばらく続く。

 ハルキ  タッチして。タッチ!
アイ   ?(タッチして)
ハルキ  …はい。今のが鬼ごっこね。タッチされた方が鬼で、今度はそっちが逃げる番。
アイ   ………。
ハルキ  へへへ。じゃあ次はかくれんぼしよっか。
アイ   (嬉しそうに頷く) 


アイ、楽しそうにどこかへ去っていく。


  3.


明かりが変わって場は夕方の山の中。

 ハルキ  こうして僕は故郷の長崎に行った時に、本物の鬼と会いました。気付いたら、時間も忘れて、ずっと2人で山の中で遊んでいました。

 
アイがどこからか現れる。

 アイ   みっけ!
ハルキ  あ、みっかっちゃった。
アイ   じゃあ次はそっちが鬼?
ハルキ  うん!そっちが逃げる番ね。なんか鬼に鬼って言われると変な気分がするね。
アイ   オニ!カニ!ヒニ!マニ!クニ!ネニ! 


アイ、どこかへ消えていく。 

ハルキ  僕が生まれて間もない頃には、東京へ父親が転勤する事が決まっていました。引っ越しの日に、遠くに見えた島がいつもより悲しんでる様に見えたから、僕は、海の向こうに「またね」と言ってあげた事を覚えています。だからあの鬼に会えた時は、なんだか懐かしい気持ちがして嬉しかったです。


 どこからか、波の音と共に、炭鉱の幽霊がやってくる。
幽霊はトロッコを引いたり、押したりしている。

 ハルキ  言葉を覚えた鬼は、この島の事を沢山話してくれました。昔は漁師がいて、海で鯨がいっぱい獲れた事。岩場の近くで美味しい塩を作って、沢山の人たちが仲良く暮らしてた事。山の奥で、中国や朝鮮の人たちが石炭を掘って暮らしてた事。戦争が終わって、多くの人たちが島を出て、今はもう誰もいなくなった事…。

 
幽霊が去る。遠くの方からアイがやってきて。

 アイ   タッチ!
ハルキ  あ。


アイ、逃げようと。しかしハルキ、すぐさまタッチ。ハルキ逃げようと。しかしアイもすぐさまタッチ。次第にタッチ合戦になっていく。

 アイ   (めちゃくちゃ興奮してる。鬼のヘッドバンキング)
ハルキ  …ちょっと怖いな。そんなに楽しかった?
アイ   楽しい〜!
ハルキ  ………。
アイ   (鬼の爪を蠢かしている)………。
ハルキ  …おぅ!
アイ   …ずっと一人で遊んでたから。鬼も、人間も、昔はいっぱいいたけど、皆いなくなっちゃった。
ハルキ  …へぇー。
アイ   でもアイも、もう少ししたら行かなくちゃ。
ハルキ  どこに?
アイ   鬼のふるさと。魂に。
ハルキ  鬼のふるさと?
アイ   鬼っていう文字はね、魂という文字の中に棲んでいるから。人間の記憶から消えてしまったら、皆、魂の奥底に帰っていくの。海みたいに深い所。そこでずっと眠って過ごして、たまに誰かが思い出してくれた時だけ、遠くの、思い出の水面を、少しだけ見る事が出来るの。冷たくて、暗くて、怖い所だけど、私たちはずっとそこで生きていく。
ハルキ  ………。


アイ、楽しそうに「オニ!カニ!」などと言いながら去っていく。

 ハルキ  あんまり興奮すんなー!みっともないぞー!


いつの間にか辺りは暗い森の中。どこからか炭鉱の幽霊が現れる。

 ハルキ  いつの間にか辺りは暗くなっていて、夜のしじまの中で幽霊を見た。誰もいない山に取り残された炭鉱の幽霊。ずっと昔に、いつかは存在していたこの島の風景。


どこからかアイが現れる。

 アイ   みっけ!
ハルキ  ………。


アイ、去る。遠くの方で「もういいかい?」というアイの声。

 幽霊   ………。(アイを追って、消えていく)
ハルキ  ………。

 
遠くの方で「もういいかい?」というアイの声。

 ハルキ  …もういいよ!


 ハルキ、うずくまって隠れる。
幻想的なオルゴールの音が聞こえてくる。

 ハルキ  うっそうと茂る草むらの中で、僕は息を飲み込んで、じいっと隠れました。どうか見つかりませぬように。鬼が私を見つけませぬように。


遠くの方でアイが一人で遊んでいる…。

 ハルキ  …潮の匂いが混じった夜風が、僕の鼻先を通り過ぎて、また遠くへ消えていく。膝がじんじんとしびれて、痛みが地面に吸い込まれていく。蟻たちが、ちぎれた蝶の死骸を運んでいる。どうか見つかりませぬように。鬼が私を見つけませぬように。私が鬼を、鬼が私を、忘れませぬように。

アイ   みっけ!
ハルキ  (嬉しくて)みっかっちゃった!


アイとハルキ、楽しそうに遊び合う。
鬼ごっこ、かくれんぼ、カニゲーム、あっち向いてホイ、アルプス一万尺…。
1人の人間、1匹の鬼の子が遊んでいる姿が微笑ましく見える。

どこからか、炭鉱の幽霊が現れる。トロッコを押している。
ふとアイと目が合って、アイはトロッコの中へと入っていく。
幽霊とアイはそのままどこかへ消えていく。

 ハルキ  突然、止まっていたはずの時計が、ドキドキと動き出した。心臓の気配さえ消した僕に欺されて、鬼はすうっと遠くへ行ってしまった。もういいよ!もういいよ!(上を見上げて)…長崎の満点の星空が迫ってきた。いつか大人になって、居酒屋だとか、夏のビアガーデンとか行ったりしたら、この綺麗な景色も、お前と一緒に遊んだ事も忘れてしまうのかな。

 
炭鉱の幽霊と、トロッコに乗った鬼の子のアイが現れる。幽霊は舞台の前に進んできて、トロッコを傾ける。鬼の子のアイがゴロゴロと転がっていく。

 ハルキ  みっけ!
アイ   ………。
ハルキ  早くおいでよ!もっと一緒に遊ぼう!
アイ   ………。
ハルキ  カニ!…クニ!…ヒニ!ネニ!オニ!…マニ…!シニ…!…もういいよ!鬼さん、こちら!手の鳴る方に!もういいよ!…もういいよ!

 
ゴロゴロと転がり続けて行くアイ。やがて遠くへ消えていく。

場はいつの間にか明け方の海へ移る。
大きな波の音が聞こえてきて、やがて幽霊も山の中へと戻っていく。

 ハルキ  夜明けの海の砂浜で、鬼の抜け殻を見た。僕もそろそろ帰らなきゃ。いつから隠れていたのだろうか。まだ隠れているのだろうか?きっと東京のアパートの屋上からは、お前の、姿も、形も、この懐かしい潮風も、思い出せぬけど、たしかに鬼は棲んでいる。止まったままの、夏の魂の中に…。


 終幕。




忘郷少女_舞台写真
舞台写真②
舞台写真③


舞台写真④
舞台写真⑤
舞台写真⑥
舞台写真⑦
舞台写真⑧
舞台写真⑨
舞台写真⑩



作成小道具_トロッコ,メット(他炭鉱夫衣装などなど)



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