見出し画像

私が少人数制コミュニティ「躁うつの当事者が気軽におしゃべりする会」を始める理由(先着6名様を無料でご招待します)


こんにちは。双極性障害2型(躁うつ病)当事者のゆうた、と申します。このnoteでは、なぜ僕が躁うつのコミュニティを始めようと思ったかを書いていこうと思います。

ゆうたの自己紹介

私は2019年5月から双極性障害2型(躁うつ病)・ASD・睡眠障害の闘病生活を始めました。私が障害を持ったきっかけは、学生時代に中国に留学したこと。

日本とはあまりにも違いすぎる環境に体がついていかず、結果として1ヶ月で日本に帰国することとなりました。中国にいた1ヶ月間で体重は10キロ以上痩せ、40キロ台に……。

精神的にも典型的なうつ状態となり、帰国後も食事すらも喉を通らない日が続きました。そこから私の「躁うつ病との闘病生活」が始まったのです。

心理検査で「自分の特性」に気づく

日本に帰国後すぐに精神科を受診し、双極性障害と診断されたのと同時に、心理検査でASD(アスペルガー症候群)の診断もされました。

生まれた時から「周りはそつなくこなしていることがどうして自分はできないんだろう……?」と思っていたのですが、ASDのことを調べていくうちに、「障害を持っていたからできなかったんだ」と認識できました。

心理検査では障害の診断だけではなく、診断結果から「自分は何が得意か」を知ることができました。僕の場合、文章を書くことや文章でやりとりすること、文章をとおして学ぶことが得意のようです。

そりゃあ接客はうまくいきませんよね……リアルでお客さんの気持ちを汲み取るのが難しい人間が接客のアルバイトやってたんですから……。

行き着いた適職は「Webライター」と「編集者」

双極性障害の投薬治療を始めてから半年後、心理検査で得られた結果から文章を書く仕事であるWebライターの仕事を始めました。

「自分の得意」を使った仕事だったのでめちゃくちゃ仕事がやりやすく、職場の人たちもすごく優しい方たちばかりだったので3年半アルバイトを続けることができました。

順調に大学を卒業し、Webライターも卒業して僕は編集者になりました。業務はすごく楽しかったのですが、大学を卒業したということは社会人として朝から夜まで働いて生活費を稼がなければなりません。

双極性障害と睡眠障害を持っているため、朝起きるのが苦痛だった自分にとってはその勤務時間に合わせることが出来なくなっていきました。しかし私は自分の体に鞭打って無理をして朝10時から夜の7時まで仕事をし続けました。

無理をしすぎた結果、大好きだった会社を退職……

そんなこんなで仕事を続けていた2022年10月のこと。僕の身体に異変が起きはじめます。身体が重くなって朝起きれなくなってしまったのです。

双極性障害の鬱症状が出はじめてしまいました。今までの無理がたたって一気に押し寄せた、そんな感じでした。

時間も忘れるくらい大好きな業務内容だったのに……自分の身体の健康を忘れて仕事をしてしまっていました。10月以降仕事ができなくなり、休職。

2023年2月に「このままでは社会復帰できない」と主治医から判断され、退職となりました。悔しかったですが、全ては自分のせい。二度と同じ失敗をしないように心に刻んだのでした。

二度目の休職人生スタート

2023年2月に退職した僕ですが、実はまだ社会復帰できていません。

前職の退職時の身体とメンタルの状態があまりにも酷く、まともに社会復帰するためにはかなり長い期間がかかることを覚悟しといてね、と主治医から告げられました。

睡眠障害が特にひどく、朝の6時まで寝れない日も……朝6時まで寝れないって相当しんどいんですよ……悪魔の所業かと思うほどです。睡眠障害が悪化すると、双極性障害も悪化し、ひどい鬱状態が襲ってきます。

少しでも睡眠障害を改善したいという思いから、2023年9月から睡眠記録をつけはじめただけではなく、睡眠障害の解決のためにYoutubeを見たり本を読んだりして、片っ端から実行しまくりました。

少しでも睡眠障害を改善しようと奮闘していたのです。この期間はほんとうにしんどかったです……。

一番困ったことは「誰にも相談できなかったこと」

闘病生活は孤独です。症状がひどい時は外出さえできないし近隣住民とのコミュニケーションもできません。ずっと闇の中にいる感覚に陥ってしまうほどです。

それに加え、メンタル疾患を持っていることは家族や恋人以外には言えませんでした。仕事を断られやすくなったり、そもそも仕事を頼もうと思ってもらえなくなるからです。

日常生活でも明らかに距離をとろうとする人たちもいました。「障害を持っている人たちに優しい世の中を」と世間では言われていますが、現実社会はそう簡単に受け入れようとはしません。なんだかんだ言って健常者を雇いたい企業が多いのが事実です。

そんな社会状況も重なって、誰にも相談できない状況の方も多いのではないでしょうか?

私は幸い家族には受け入れてもらえたものの社会には受け入れてもらえませんでした。誰にも障害のことを言えなくて僕は苦しかったです。

障害を持った瞬間社会に受け入れてもらえない、拒絶されている感じがアリアリと伝わってきたからです。このことを通じて、「誰にも相談できない」ことが解決できるだけでも心の重荷が軽くなるはずだ、と僕は考えました。

躁うつの症状で困っている方向けのコミュニティ始めます!

そんなことが重なって、「僕と同じ苦しみを味わってほしくない」「ひとりでも躁うつを持っている人を助けられる存在になりたい」という思いが僕の中で大きくなっていきました。

躁うつとの闘病生活が5年を迎えた今年の5月、新しい取り組みとして無料コミュニティである「躁うつの当事者が気軽におしゃべりする会」を始めることにしました。

当事者である僕が相談に乗りますので、あなたの病気を否定したりすることはありません。参加していただいた一人ひとりに寄り添った丁寧なやりとりを心がけています。

このコミュニティ内ではあなたを否定する人は一人もいません。みんな同じ病気を持ったもの同士だからです。

実は1回目の病院に行くまでも苦労した

初めて精神科に行くのに躊躇している方も多いと思います。「精神科って奇声をあげて暴れている人がいるんじゃないか?」「精神科に行くと薬漬けにされるから怖い」と思っている方もいらっしゃるでしょう。僕も同じ偏見を持っていました。

しかし、現実は違いました。いい意味で。

奇声をあげている人は一人もおらず、初診では丁寧に1時間近く聞き取りをしたり現状の悩みを聞いてくれます。初めて行った時は診察の丁寧さにびっくりしました。「たくさん薬を出したくない」という考え方を持っているお医者さんが多いので、安心して受診できます。

なので、「精神科に行きたいけど怖くて行くのを迷っている」方は勇気を持って行ってみてください!!

……といっても行けない方が多いのも事実。僕も初診に行く決断をするまで2週間かかりました。

そこで、このコミュニティでは、「メンタルの不調がありながらも精神科に行くのに躊躇してしまう」方もサポートします。僕はもちろん、コミュニティ内のメンバーで背中を押すことで精神科に行って1秒でも早くメンタルの不調を相談してほしいなと強く思っています。

参加する方のメリット

このコミュニティに参加すると、以下のサービスを受けられます。

1.躁うつの当事者が集まる掲示板への参加

双極性障害の方が気軽に自身のお悩みを相談できる掲示板に参加できます。

双極性障害の症状で悩んでいるけれど周囲によき理解者がいないため、誰にも相談することができずにひとりで不安を抱えている方向けの掲示板です。

どんな小さなお悩みでも向き合いますので、解決のきっかけにしてください。noteのアカウント名でご加入いただけますので、匿名で相談しあったり、気分転換の方法をシェアしあったりすることを通じてメンバー全員で病気の改善を目指します。

掲示板のコンテンツも今後増やしていく予定ですのでお楽しみに!

2.精神科に行きたいけど不安な人の背中を押して、受診のキッカケ作りをします

「精神科に行ってみたいけど怖くて行けない」という方に受診のキッカケ作りをします。掲示板に専用のスレッドを作りますので、そちらでご相談いただけます。

基本的には私とコミュニティのメンバーで背中を押す流れになりますが、一対一での相談をご希望の場合はコミュニティに加入後に私のX(Twitter)の @yuta_mentalのDMにてご相談ください。

3.有料noteが無料で読める

私の闘病ノウハウが詰まった有料noteを、このコミュニティにご加入いただいている方限定で無料公開いたします。

コミュニティ内ではnoteの内容に関する質疑応答ができる掲示板のスレッドを作りますので、そこでご質問いただけます。

noteを読むだけではなく、内容について質問したり実践していただくことでメンバー全員に有益な情報として機能するように運営していきます。

コミュニティへの参加方法

このコミュニティは最初は「少人数制」「無料」「招待のみ」で運営していく予定です。参加方法は簡単。私のX(Twitter)のDMにて、「コミュニティに参加希望」と送ってください。

ご返信させていただくと同時にコミュニティ加入に関する情報交換と手続きをさせていただきます。現在残り8名の枠となっておりますので、入りたい方はお早めにお申し込みください。

参加希望者が多かった場合は抽選とさせていただきます。

最後に|こんな方に入ってほしいです

1.双極性障害の症状で悩んでいるけれど周囲によき理解者がいないため、誰にも相談することができずにひとりで不安を抱えている方

2.精神科に行きたいけど怖くて行くのを迷っていて、背中を押してほしい方

どんな小さなお悩みを持っている方でも参加大歓迎です!

……ということで!双極性障害をお持ちの方向けのコミュニティを始めます!
皆さんのご参加、お待ちしております!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?