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対人関係の辛さを皆無にしよう

はじめに

みなさんは対人関係の悩みを抱えていますか?

上司とあわない、
奥さんや子供とうまくいっていない、
友達にイライラする、
いろいろあるでしょう。

人との交流は摩擦が付きものと考えているかもしれません。
生きるのが辛いほどに悩んでいる人もいると思います。

なぜ人との関わりがここまで苦しいのでしょうか?

対人関係が辛い理由


一方世間には、対人関係で一切のストレスを感じない人も存在します。
世間の目など気にせずやりたいことをやり、人の評価など意に返さず人生を楽しんでいる人がいます。

この2種類の人たちの差はどこからやってくるのでしょう?

それは、他者からの承認(他人から認められること)を必要とするかどうかです。

他者の承認が必要な人間は、他人が自分をどんな目で見ているのかばかり気にして生きています。
例えば、みんなからすごいやつだと思われたい、上司からできるやつだと思われたい、親に褒められたいなど。

頑張ったところで、「お前はすごいやつだな」と相手が思ってくれるかは分かりません。
なんでそんな頑張ってるの?、そこまでしてみんなに認められたいのかよ!と批判的な評価を下す人だっているでしょう。

それにもかかわらず、自分の力ではどうしようもないこと(他者からの評価)を変えようと頑張り、そして疲れ果ててしまいます。

他者からの承認には危険がいっぱい

他者からの期待があるから頑張れるのだ!、他人から褒められたいと思ってなにが悪い!という人もいるかもしれません。

しかし、これには大きな危険が潜んでいます。

他者からの期待のために頑張る人間は、他者も自分の期待を満たすために存在していると考えてしまいます。
自分の思いどおりに動かない人間に腹が立つのです。

また、褒められたいから頑張るという人間は、褒められない状況では頑張らなくなってしまいます。
ご褒美が目の前にないと行動しなくなるのです。

だから私は、他者の承認は必要としないことが対人関係、ひいては人生の幸せに必須であると考えています。

課題の分離


では、他者の承認を必要とせず生きるにはどうすればいいのでしょう。

そのために必要なのが、課題を分離し他者の課題を切り捨てるという考えです。

これは、「自分の選択に他者がどんな判断を下すか」は他者の課題であって、自分の課題ではない(自分にはどうしようもできないことだ)と割り切って考えることです。

自分が影響を与えられる範囲の中で最善を尽くせばいいのです。

あなたが悩んでいることはあなたの課題でしょうか?
少し立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。


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