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スライド作成技術で世界を変える。

本日紹介するのは、山口周さんの外資コンサルのスライド作成技術 図解表現23のテクニックです。

本書には、より早く、より正確に、より少ない労力で仕事を進めるプレゼン資料の作成術がふんだんに盛り込まれています。

シンプルではあるものの、メッセージはしっかり伝わるスライドの作り方を学んでいきましょう。

なによりも先にメッセージを

今回お伝えしたいことは、スライドを作る際は伝えたいメッセージをまずは書くということです。

スライドを作成する時、みなさんは何から作り始めますか?
まず、グラフを貼り付けてメッセージを考えるという順番の人が多いと思います。

学生時代の私も、セミナー向けのスライドをそんなふうに作っていました。

著者の山口さんは、まずメッセージから作ることを推奨しています。

それは、伝えたいメッセージのない事実が羅列されただけの「死にスライド」が出来てしまうからです。

分析・実験の結果をそのものを並べてはいませんか?

そこから言える主張をスライドに追加してみてはいかがでしょうか?

スライドには伝えたいメッセージが不可欠です。


メッセージがないということは、伝えたいことがない
ということなのだから。

おまけ

スライド作成技術の話をしているのに、世界を変えるだなんて大げさだな、と思われる方もいらっしゃるかも知れません。では、そう思った方は、是非その場でぐるりと周囲360度を見回してみてください。どうですか?

目に入ってきたもののほとんどは「どこかの企業が生み出したもの」の筈です。この事実は、私たちに2つのことを教えてくれます。1つは、私たちの世界の風景を作り出しているのは、政府でもなく自治体でもなく、企業なのだということ。そして2つ目は、であればこそ、企業を変えることで世界の風景は変えられる、ということです。

そして組織を変えるのは、いつの時代においても矛盾や不条理の解消を粘り強くつ追求した個人なのです。そういった方々に、世界を変えるためのツールとして、本書で学ばれたテクニックをご活用いただけるのであれば、筆者にとってこれほど幸せなことはありません。


---------自分用メモ---------
Action
・スライド作成の基本
▷メッセージを書く⇨グラフのタイトルを書く⇨グラフを作る
>グラフやチャートからスライドを作ると紙にスライドになる。まず伝えたいことから書く
・言葉の重複は徹底的に削除(非冗長性のルール)&グラフの間引きを行うこと。
・1スライド1メッセージ&明快な主張(勇気を持ってポディションを取る)&短い
主張が事実の羅列になっていないですか?
・いきなりパワポに向かわず紙でデザインを始めること

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