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きょうの一本

『俺たちに明日はない』(1967)

原題 『Bonnie and Clyde』

監督:アーサー・ペン
脚本:デヴィッド・ニューマン/ロバート・ベントン/ロバート・タウン
キャスト:ウォーレン・ベイティ/フェイ・ダナウェイ 他

上記:あらすじ

気分的に『強盗や殺人など犯罪が起こる洋画が観たい』ということで前から邦題が気になっていた本作を鑑賞することにした。

《自ら足の爪先を切り落として刑期を早め出所した》という、とんでもない男が主人公。

一方、「ここではないどこかへ…」的なスリルを求めていた女は男と出会い、文句無しにスリリングなこの男をいとも簡単に受け入れ、同行していくこととなる。
実在の人物をモデルにしたというが「さすがにここまで早くないだろ」というほどすんなりと強盗となるのが面白い。
そして二人は強盗を繰り返して成功体験を重ねると共に仲間を増やして国中のお尋ね者となっていくのだが、ラストに向かって劇的な展開とカメラワークに引き込まれていく。
そして有名なラストシーンの迫力は素晴らしい。

彼らは感情豊か(たまに情緒不安定)で大胆、かつ能天気で詰めが甘々なところが好きだ。
なのに思いのほか、逃げる。
逃走劇が好きな人には楽しめる作品。

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