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雨粒を子どもと一緒に数えたら

いったいいつから、雨は憂鬱なものになったんだろう。

今朝こどもらを保育園に送っていく途中、雨が降り始めた。

最初はポツっと一粒、頭に当たるくらいで、その後にポツポツと「雨粒」が降ってきた。「雨」ではなく、「雨粒」。

子どもたちは「雨粒」の数を数えて、自分の体のどこかに当たる度に「1点、2点、3点」と数え始めた。

大きな雨粒は10点になるらしく、そのうち点数を競争しはじめ、すぐに1万、1000万、1億、とドラゴンボール的にインフレしはじめ、6歳の長男はほどなく「無限」に行き着いた(笑。

いかにもその時期の子どもらしい発想に笑いつつ、雨がただの憂鬱なものではなく、体に当たって嬉しいもの、楽しいものなんて感覚、しばらくなかったなと。

おかげで雨の朝が愉快になった。ありがとう。


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