5回目の自己紹介

縁あって、講師として教えている専門学校もようやく通常授業の流れとなり、今日、今年度担当する新しい学年の初めての授業だった。去年までの特別授業みたいな枠組とは違って、学生たちの通常のカリキュラムの中に授業として組み込まれている、授業。今までは学科担任の先生というのがいて、きちんとお膳立てをしてくれていたところに登場するという、「お呼ばれ」な感じのスタイルだったから、何か学生たちとの間で問題が起こるようなことがあれば、担任の先生に相談をすれば良かった。けれど今年は完全に「一講師として授業を受け持つ」というイメージなので、その時間、前期後期合わせて計30回分、「責任を持って学生たちを預かる」感がある。昨晩、初回授業の前夜ギリギリになってシラバスを提出しつつ、その不安と、逆に自由を与えられたような気がして、どうしていこうか考えるのが楽しかった。

仕事がらみで久しぶりの緊張感を味わいつつ、とは言え初回なので互いに自己紹介からだよね、と学生たちへの質問をまとめたシートを用意して、セブンイレブンで想定人数分より少し多めにプリントして、学校へ向かった。