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香川真司マンチェスター・ユナイテッド入団会見を振り返る【「心が震えるか、否か。」発売記念☆毎日更新!4日目】

昨日のドルトムントのお話に続いて、今日はマンチェスター・ユナイテッドの入団会見でのお話です。

2012年7月12日の12時30分すぎに、マンチェスター・ユナイテッドの新入団会見はスタート。ファーガソン監督を先頭に、新加入のパウエルについで香川選手は入場してきました。

TVカメラが13台、選手のいるテーブルには23本ものマイクが用意され、つめかけた報道陣は日本とイギリスあわせて約100人におよびました。

それだけでも注目度の高さがうかがえますよね。

ちなみに、このときのスケジュールは以下のようなものでした。


マンチェスター到着→翌日に練習→その翌日に入団会見


記者会見よりも先に練習に参加するスケジュールでした。日本的な感覚からすると少し不思議な気もしますが、ヨーロッパでは割とよくあります。

マンUの練習場を訪れた初日に香川選手が感じたことも「心が震えるか、否か。」には書かれていますが、マンチェスター空港に到着してからホテルに行くまでの間のエピソードがすごかった! おそらく本邦初公開かと。そのあたりは第4章のP126~をご覧ください。


今回は特別に入団会見での香川選手の言葉を完全掲載します。



――注目度が非常に高いですがどう考えていますか? また、マンチェスター・ユナイテッドのプレースタイルにはどうやってフィットしていきますか?

「すごい……日本の報道であったりはね、マンチェスター・ユナイテッドに加入したということで世界的に見られる目は感じると思うので。そういう素晴らしいビッククラブでプレーするというのはいろんなプレッシャーがあると思いますけど、それを喜びにかえて、自分のパフォーマンスを披露したいです。今はそういう気持ちでいっぱいです」

――あなたはどのポジションを得意とする選手ですか?

「中央の選手です」

――練習に参加して今までのチームとの違いは感じた?

「やっぱり、クラブハウスにしろ、本当にビッククラブだなと感じることはありますし。この練習着(*クラブ指定のジャージを着用していた)であっ
たり、こういうエンブレムの入ったものに袖を通すことは感動的と言うか、素晴らしく誇りを感じているので。どちらにしても、早く、このチームで結果を残したいという気持ちでいっぱいです」

――英語の勉強についての意欲は?

「僕自身もそこは重要視していますし。ただ、英語は覚えたいというモチベーションがあるので。そういう意味でも1日でも早く、チームメイトとコミュニケーションをとれるように、自分が勉強して頑張っていくしかないと思います」

――ファーガソン監督の話すスコティッシュ(スコットランド訛りのある英語)も勉強する?

「フォーマルな英語を勉強したいです」


――昨シーズン、個人としてのレベルを上げないといけないと話していましたが、それはこのクラブで実現できそうですか?

「さらに上を目指す上では、もっともっとプレーの質であったり、フィジカルもそうですけど、プレミアリーグでやっているという意味では、トップレベルでやるにはもっとレベルアップする必要があると思うので。

 そういう意味ではこの環境は練習にしても、やっぱり、レベルが高いなというのはあらためて感じました。まだ来ていない選手もいるなか(2012年のEUROに出場した選手はまだ休暇を与えられていた)、より一層レベルの高い環境でやれるというのは、僕自身、素晴らしいことだなというのは日々感じているので。この2日間もそうですけど。そういうのを大事にして、1日、1日、頑張っていきたいなと思います」

――このクラブでアピールできるポイントは何ですか?

「攻撃のところでの、得点であったり、アシスト。そういうところを活かしていきたいですし、また、個人能力の高い選手が多いので、そういう選手たちといかに良いコンビネーションを見せられるかというのは、すごい楽しみにしたいです」

――誰とコミュニケーションをとりたい?

「全ての選手です」

――今回のマンチェスター・ユナイテッドでの挑戦は過去の挑戦とは違いますか?

「本当に素晴らしい挑戦ですし、ここにこれたことを本当に嬉しく思っているので。本当に大きなチャレンジだと思いますけど、それに向かって頑張るだけなので。1日、1日を大切に頑張っていきたいと思います」


以上です。


記者会見のあとにはイギリスメディアによる、日本人記者への取材タイムに(笑)。みなさんが、日本サッカーのことや香川選手について質問攻めにあっておりました。

僕も当時ノルウェーメディアに色々と質問されて、それが2012年8月5日に行なわれたヴァレレンガとマンUのプレシーズンマッチのマッチデープログラムに掲載されました。もちろん、ノルウェー語なので何が書かれているかわかりません。今もですが…当時はさらに肥えていたので反省です。

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それから、最後にこの写真を。


これは2013年1月30日のマッチデープログラムで香川選手が表紙を飾ったときのものです。相手はサウサンプトン。

ここまで情報があれば気づかれた方もいるかと思いますが、プレミアリーグの舞台で、香川選手と吉田選手によって、初めて日本人対決が実現した記念すべき試合のものです。

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というわけで、今回はここらへんで。また次回をお楽しみください!

「心が震えるか、否か。」をお買い求めやすいように、主な販売サイトのリンクを以下に貼らせていただきます。

アマゾン https://amazon.co.jp/dp/4344037227

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