見出し画像

どうせゼロから会社作るなら

前書き

最近思っていることを文章に残そうと思います。

ここ最近社員も増えてきて、チームの雰囲気も良くなってきて、
仕事も有難いことに色々なお話をいただく中で
中々見えてこないのが
チームの稼働状況」

会社員を辞めて5年、開発を始めて3年半、会社を立ち上げて1年半、
ここらでチームというより、組織になる必要があるなと最近思ってきました

社員、契約社員、業務委託メンバー、関わり方の体系は違えど、全員がそれぞれを責任感と使命と役割を持ってやっていける組織

起業なんて人生で1度きりかもしれないチャレンジ

どうせゼロから会社作るなら

自分が良いなと思う会社
他人が入ってみたくなる会社
にしたい

逆に云うと、
自分が働いていいて嫌だなと思った逆のことができる会社を作りたい

2022年5月現在でどんな会社にしたいかを箇条書きで書いてみました。

年齢関係なく本音と建前で言い合える会社

年上だからとか偉いとか、年下だから何でも言うこと聞くとか、
先輩だから何やっても良いとか、後輩は言いたいことを云えないとか
社長だから、部下だからとか、部長だから、課長だからとか
そんな立場とか年齢を気にする大人ばっかり見てきて
そのせいで楽しくもない愚痴聞かされたり、イライラするよりも

自分は「本音」と「建前」で話せる組織を作りたい

もちろん、先輩には先輩の、年上には年上へのマナーや配慮
後輩は後輩らしい、年下は年下らしい気遣いと気配りも大事

それをお互いが理解し、認め、尊重し合える組織・会社にしていきたい

ちなみに「建前」=「ウソ」ってとらえている人も多いみたいですが、
ウソは“自分の利益になること、あるいは自分が損をしないために、人をおとしいれるために使われるもの”
それに対して建前は“自分と相手との考えの違いを、相手を不愉快にさせずに伝えるために使われるもの”
全く目的が違うので、弊社では日本人らしく「本音」と「建前」を重んじる精神を大事にしていきたいです

人生で大事な集まりには参加できるように業務調整できる雰囲気のある会社

これは自分の経験から来てるんですが、
確か会社員を辞めて独立していたとき、学生時代の恩師の還暦祝いのパーティが地元で行われるとのことで、本当は行きたかったんですが、お客さんから頼まれた現場の真っ最中だったので行けなくて、それは今でも後悔してます。
まぁもし参加できたとしても、他に歴代部員の方たちも多かったそうなので元気な顔を見せるくらいしかできなかったかもしれないけど
それだけでも意味があったと思えるくらい大変お世話になった方なので(まだご存命ですが)

個人でやっていたら、顧客に対して「結婚式」や「お葬式」くらいでない限りそこまで休ませてくれなんて言えなくて、
でも人それぞれ冠婚葬祭と同じくらい大事な人たちがいて、その人の人生に関わる人とのつながりって、かけがえのないものなので、そんな人生で大事な集まりがあるときは、どうせ組織として会社が動くなら、みんなで業務調整してお互いがサポートしあえる組織に出来たらなって思います。

そこで難しいのは、人生で大事な会の定義
人によっては、〇〇のアーティストのライブとか、大学時代のゼミの同期会とか、前の会社の飲み会とか、大中小それなりの会があって、そうそう何回も「私今度○○な会があるので休みます」とか言われても困るなぁと

現場監督してると、初めから終わりまで現場にいなきゃいけないので土日なんて無かった会社員時代。唯一現場中に職人や先輩から「彼女とのデートなら休んでよいぞ」って言われてたけど結局1回も彼女できなかったのは書かなくても良いことです(笑)

とにかく作りたいのは、
そんな大事な場面に仕事なんかしてないで、人生楽しめよって言える雰囲気のある組織です。
はい。がんばります。

同じ釜の飯を食った仲間意識のある組織

これは、前職の乃村工藝社で新卒で配属された部署の局長がいつも言っていた言葉
その時の部署は人数も30人以上いて、それぞれの課が別々に動いて行動して、売上目標があって、いろんな人がいたけど、半年に1回くらい全員で集まれる人は会社でケータリング取ってみんなでお酒を飲む会がありました。

だいたいその会は若手がターゲットで、準備や片付けもそうなんですが、上の人から今後の目標を言わされて、すぐに鼻を折られる。それの繰り返し。
正直当時の自分は好きではなかったですが、あの白ひげ海賊団のようなアットホームな雰囲気は、今思い返せばよかったなって思います。

会社でたまにしか顔を合わせない人や、一度も仕事をともにしたことない人でも、廊下ですれ違うと「元気?」とか「調子どう?」って気にかけてくれる。
それが自分が困ったときに相談しやすくなる雰囲気を作ってくれていて、解決につながる。

今でも忘れない社会人2年目の秋ごろ、人出が足りなくて某展示会の現場の計画を夜遅くまで一人でやっていて、2年目なので当然先輩の見様見真似でやるしかなくて、それでもやり方わからなくて終電近くなって。
そんな自分を見かねた7個くらい年上の先輩が、「なにやってるの?」って声換えてくれて、相談してすぐにその先輩がパパっと解決してくれて
でもその先輩からは
「一人で悩まないで、周りの人とか、協力会社の人にすぐに相談しろよ。
みんなでモノづくりやってんだから」

ってちょっと怒られて。
その日からすぐに相談するようになりました。そしたら仕事が早く回るようになって、相談した人ともどんどん仲良くなって、今でもたまに飲みに行くようになって

あぁ、こうやって仲間って増えていくんだなって
1人じゃ何もできないから、みんなで助け合えば良いんじゃんって思えた。

今ではその部署はとっくに解散してみんなバラバラになったけど、辞めた今でも相談するのはそこの部署の人たちです。
その人だったら裏切らない、嘘つかない、最後まで面倒見てくれる、そんな仲間が集まる、当時のあの部署のような組織を作りたいです。

女性が活き活きと働ける場所があるチーム・組織

ざっくりしてて、よくある広告のコピー見たいですが

私はビジネス面で女性の方が判断力やマネジメント力が高い人が多いと思っているので、女性比率が少ない建設業界ではあるが、女性のメンバーはこれから増やしてチーム全体が成長していければと思っています。

女性の管理職6割以上とか、経営陣に女性を入れるとか具体的に述べても良いのですが、逆に女性に気を使っている気がしなくもないのであえて具体的な施策は言わないようにしたいのが個人的な思いです。

私の前職の同期にも女性で昇進して活躍する現場管理職の子もいます。彼女は結婚していて子供はまだいませんが、社内の先輩や後輩からも慕われていて僕自身も尊敬しています。

しかし、女性特有の出産や育児でキャリアを考え直した先輩や後輩もいっぱい見てきました。

職人からも愛されてて、後輩からも慕われているのに、もったいないというか、仕方ないのか・・・なんか残念な気持ちになります。

みんな現場が好きでこの仕事している方が多いので、そんな女性たちが楽しく働くことができる組織にしたいです。そのためにはパートナーである男性の育児休暇制度を充実させ、在宅でも仕事ができる環境、チーム全体で子育てを優先する雰囲気のある会社に出来たら良いなと思っています。

というか自分がいつか子育てするときになったらそうしたいので、そういう会社にしてしまえば、自分が子育てする出番になったときに仕事を任せられるからそうしようと思っています。


他にもなにか作りたい会社のルールが思いついたら更新します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?