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Ausを通してなりたい自分③

こんにちは。ただはんです。

前回の続きから。
今回は、オーストラリアでの
仕事を通してなりたい自分の未来について
お話をしたいと思います。

私はオーストラリアのプールで
ライフガードとして2年半、
スイミングインストラクターとして
1年半働かせてもらっています。


と、言っても2年半前は
水泳に自信がなく、
今も水泳は嫌いなスポーツの
1つで、寒い中泳ぐとなると
億劫になります。

更に、オーストラリアは冬なので、
スイミングに来る生徒さんも減り、
私のように水泳初心者で男性で
外国人は必然的に仕事を減らされてしまいます。 

おまけに私は、男性で外国人扱いなので、
生徒さんは慣れない人種、性別の人に
慣れておらず、私を見たら泣き出したり、
(あんた、中国人やろ!)の嵐でてんてこ舞い。
直接、親御さんから授業を受けたくない!
と、言われたり‥バタバタバタ! 

なのに、私が今でも働き続ける理由。
それは、オーストラリアのプールで
働くことが好きだからです。


オーストラリアのプールは、
競泳大会、学校イベント、誕生日パーティ、
水球、ライフセービング大会、クリスマスパーティに使用されたりと、用途のバラエティが広く、
働く側にとってもワクワクする仕事場です。

日本にいた時から数え切れないほど、
職を転々として、低賃金の中で常に
誰かに監視されている職場、
他の人は決められた期間で
トレーニングを終えて、仕事を
こなしていくのに、私は全く
周りについていけずドジばかり‥。

だけども、私が働いてきたオーストラリアの
プールの雇用主は私がヘマをしようと
使い続けてくれました。

ライフガードのトレーニングの時です。
約80 kgあるダミーをプールの底から
引き上げて救命活動をするシミュレーションで
私だけダミーを引き上げられず苦戦していました。


やぁ!ボブだよ!
僕は80 kgあるんだ!
アタシをお姫様抱っこできるかしら?!

でも、そんな私を皆馬鹿にしたり
虐めたり、陰口を叩くことなく、
それぞれのアイデアを出し合ってくれたり、
私が質問をした時は真摯に対応してくださったり、
感謝でいっぱいです。

日本にいた時、とある工場にいたのですが、
契約期間中に覚えなくてはならない仕事を
覚えられず、工場の厳しくて複雑な工程に
着いていけず、周りから半分見放されて
孤立した苦しい思いがあります。
(良くしてくれた方々もいたのですが
環境が厳しく私から辞めました!)

そういう苦い経験を日本の中で
過ごしてきたこともあり、オーストラリアの
職場環境ではどんなに仕事のキャリアが上の
人でも若手でも、人の立場に自然と立てて
問題解決に尽力する姿勢は
私も見習いたいです。

もちろん、冒頭に挙げたように、
子どもにガンなきされたり、
仕事を減らされたり、理不尽な目に遭うことが
あっても、この仕事を続けていられるのは、

彼等の無垢に水泳に打ち込む姿勢と
純粋に継続する意志と吸収しようとする力が
トライアスロンの水泳が苦手な私の
荒波に立ち向かう勇気に変わり、
練習の原動力になっています。



Ironman 70.3 in 2023.

まだまだ水泳が苦手で
出来ることも経験も浅い私ですが、
将来は、トライアスロンや水泳に
打ち込みたい世界中の子ども達に
水泳を教えて、トライアスロンに
安全に従事できるようなコーチとして
活躍できるようになりたい。

それが、今の原動力であり
オーストラリアを通してなりたい私
でもあります。

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