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PCすら持っていないのに④

前回の話しの続きになります。
ここでは、PCすら持っていない、料理人の私が何故、Webデザイン、プログラミングを学ぶ事になったのかを①から書いた結果、
私の経歴、自己紹介になり、自身の記憶の振り返りを含めて書かせて頂いております。
なので、プログラミングやWebデザインとはまったく違う文章となっております。

目次
*上京し親友家に居候生活
*料理人修行
*やりがい、成長実感
*プレッシャー緊張感
*同じ環境、同じ思い
*言葉の大切さ、言葉で問題解決
*人間関係の壁を乗り越えたい

上京し親友家に居候生活

上京してすぐ、親友Kの家に居候させてもらえることになりました。

彼は、上京して間もない私を、休みの日には観光に連れて行ってくれたり、友達を紹介してくれたり、上京してきた沖縄の人のコミュニティに紹介してもらったり色々な事をしてくれました。

そのおかげで、とても充実した休日を過ごさせて頂きました。

料理人修行

修行できた私の仕事は、洗い場からのスタートでした。

高い皿やグラスばかりで、とても気を使いました。
洗い場の仕事をしながら最初、学ぶ事は色々ありました。              メニューの料理名やワインの銘柄は、イタリア語で全て表記されていたので、毎日、通勤の電車の中で勉強して覚えていました。

洗った皿を納める時にしか、料理を見るチャンスがなかったので、その時に完成した料理を見て覚えていました。

1週間位して洗い場に慣れてきた頃には、食材の納品と検品を任せて頂きました。

2週間後には早く仕事を色々覚えたかったので、朝一番に出勤できるように、お店の鍵を
預かる事が出来ました。

私が幸運だったのは、親友Kが土建の仕事をしていたので朝6時に一緒に出勤できた事です。

その時は毎日楽しかったです。

やりがい、成長実感

1ヶ月後には、香草の掃除の仕込み、ブロード(鶏のダシ)鳥の掃除、その日にきた魚の内臓を取ったり鱗をひいたりの掃除、パンの仕込み焼きまで任せてもらえるようになっていました。

2ヶ月後には、賄いを作らせてもらえるようになりました。

初めて料理を教えてもらい作らせてもらったのは、アーリオ.オーリオ.エ.ペペロンチーノ、
シンプルなパスタで基本のパスタでした。

その職場では、調理師が6人いて、洗い場の私を含めて7人で一斉に賄いを作っていました。

使える食材のない私は毎日同じ基本のパスタをつくりました。
毎日、味の感想を皆さんに聞いていました。
その頃の私は毎日、味が違ってしまっていました。
フライパンの振り方も慣れておらず、
修得する為に帰って塩で練習したりしました。
1年はあっという間に過ぎていました。
その頃には、洗い場もやりながら前菜場とドルチェ場(デザート)の補助をしたり、メインのシェフに呼ばれて皿をだしたり、メインの炭場の掃除をしたり、色々覚えさせて頂き、
リチェッタ(レシピ)を教えてもらったり、ノートに絵を書いたりして覚えていました。
                     毎日楽しかったです。

プレッシャー緊張感                  

2年目に入る頃には、前菜場をメインでやらせてもらえるようになりました。

色々な仕込みや料理を覚えていき、楽しかったです。

オーダーに追われスピードを必要とされる現場。
私は、同じ前菜場の方と息が合わず、毎日怒られていました。

洗い場という一人の空間で、学べた環境から、前菜場のポジションをメインで任せてもらい営業を回すプレッシャーに私は負けてしまいました。

調理場では、一つのミスから歯車が回らなくなり大きく発展していたりする事がたまにあります。                  味にバラツキが出たり、盛りつけが雑になったり。                 皿の温度、料理の温度、提供までのタイミング全てに気を使い料理をしている為、集中力がかなり必要とされていました。

その瞬間、瞬間に臨機応変に対応する能力が
私にはありませんでした。

それは、人間関係においても同じでした。

同じ環境、同じ思い

皆、同じ環境で仕事をしています。

皆同じ、料理の完成度、作りあげた料理への思い、日々プレッシャーと戦っていました。

その頃の私は、その周りの事に気づかず、

自分だけが、足手まといで、

自分だけがプレッシャーと戦っていると思ってしまっていました。

周りの皆は、私を仲間として認めくれていないと勝手に勘違いしていました。

相談をする事もできず、日に日に私は自分のカラにとじこもっていきました。

そして私は、一緒に戦ってきた仲間の思いにも気づかないまま、

その職場を辞めてしまいました。

言葉の大切さ、言葉で問題解決

言葉で自分の思いを表す事がうまくできていれば、
同じ悩みをもった仲間と問題を共有し解決できたかもしれません。

あの時、逃げてしまった私は、その問題を未だに解決できていません。

言葉で問題を解決する力をつける事ができないまま、また、同じ問題の壁にぶつかり、辞めてしまう。

言葉で自分の問題を解決する力を身につける
事ができていれば、

辞めずに継続して、今頃は目標としていた、
自分の店を出すという夢も実現できていたかもしれません。

周りも同じ環境で働いていて、同じプレッシャーと戦っているという事を

感じきれる想像力があれば

その瞬間の嫌な言葉に反応する事もなかったかもしれません。

ポジティブに受け取れる力があれば、

悩む事はなかったかもしれません。

人間関係の壁を乗り越えたい

私は人間関係の壁を乗り越える能力を身につける事のできないまま、

そして未だに、夢を叶えられないまま時間だけが過ぎて行ってしまっています。

自分を変えられるのは自分しかいません。

きっかけは色々あります。
周りへの相談
YouTube、鴨頭さんマナブさん、
箕輪さんの本、
  

言葉には力があります。

私は言葉から力をもらい、その力を身につけて問題解決ができるように
変わる努力をしていきたいと思います。

続けていく力も身につけばいいと思います。

挫折を繰り返し、また始めからの繰り返しは
かなり苦労します。

年齢を重ねると、それなりの能力も求められます。
未経験から何かを始められる年齢ではありませんが、
まだ諦めてはいません。
自分の可能性を信じて
前に進むしかありません。
 


また次回、辞めてからの事を続きとして書きたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

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