”省エネ就活”のすゝめ
ぼくは大学3.4年生の時間をまるまる就活に使うのはおすすめできないと考えている。
その理由は大学生活が空虚になってしまうと思うから。
だから就活を生活の中心には置かない”省エネ就活”をおすすめしている。
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ぼくは21卒として2019年8月ごろから本格的に就活を始めて、2020年4月末で就活を終えた。
就活生の多くは2つのパターンに分かれていて、大学3年生の4月ごろから始めて3年生のうちに就活を終える人と、大学3年生の終わりごろから始める人がいる。
ぼくはどちらかと言えば前者で、早めに就活のスタートを切った側だったけれど、就活しかしていない時期というのはあまりなかったと記憶している。
つまり就活と合わせて勉強だったりサークルだったりに力を入れていたのだ。
だからその経験から言えば、就活だけで大学3年生の1年間を使ってしまうのは非常にもったいない。
3年生だと多くのサークルの幹部代だろうし、サークルでできることも多くなってとても楽しい時期だと思う。ぼくもサークルの幹部を担当していて、大変なこともありつつも有意義な1年を過ごすことができた。
だけど就活ばかりしていたら、サークルに力を入れることなんてできないし、それは大学生の大切な1年間を無駄にすることだと思うのだ。
もちろん就活を早めに始めることはとても大切だと思う。ぼくも8月から始めたからこそ手に入った情報も経験もある。
だから早くに始めることは良いけれど、就活ばかりをしてしまうのはおすすめできないと考えているのだ。
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そもそも就活ってキツイ、ツライというイメージがあると思う。
これは一面では正しくて、ぼくも正直に言えばツライ思いをしたこともある。
例えばある企業の面接で「企業研究のレベルが低い」と怒られたことがある。
言い訳をすれば、その会社はあまり志望度が高くないところだったので、少ししか企業研究をしていなかったのだ。
とはいっても指摘はもっともだと思ったし、それを聞いてから気持ちが凹んだことをよく覚えている。
気分が落ち込んだときに、就活だけに注力していると気分を発散する手段がなくなってしまう。
もちろん友人との飲み会とか遊びとかでも良いけれど、その手段を多めに持っておくことは大切だと思っているのだ。
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だからこそ”省エネ”で就活をするのは自分のためにとても良いことだと思っている。
”省エネ”とは就活にたくさんのエネルギーをかけるのではなく、他のことと並行して進めることを指す。
就活だけで大学3、4年生を彩るのではなく、大学生活の一部として就活があると捉えるべきだと考えているのだ。例えばサークル、アルバイト、勉強と同列に就活を扱うみたいに。
そんなこんなで、ぼくは”省エネ就活”をおすすめする。
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