親不孝して、最低の人間になる
性格リフォーム心理カウンセラーとして名を馳せた心屋仁之助。
現在はJin佐伯仁志として音楽活動をしており、心理カウンセラーとしては活動しておらず、日本テレビにて「解決!ナイナイアンサー」が放送されていた頃よりも知名度はずっと低くなっていると思う。
ですが彼の遺した言葉の数々は、発達障害や精神疾患をはじめ、パーソナリティ障害・HSP(繊細さん)・アダルトチルドレンなどの生きづらさを抱える人たちに勇気を与えてくれる。
彼は約70冊もの著書を残しているが、とりわけ私個人がオススメだと思うのがかんき出版「心屋仁之助 最初で最後の講演録~人生を大逆転させるには~」です。
この本は2017年に行われた心屋仁之助10周年記念講演会ツアーを完全収録したもので、CDが3枚付いています。
本と音源は内容が同じで、本を読んでもいいし、今流行りのオーディオブックのように運動や通勤時にも聞くことができます。
文字よりも仁さんの肉声が入っていることから、音源を聞いた方が文字で読むよりも仁さんの考え方がスッと入ってくるんじゃないかなぁと思います。
私が現在の仕事を退職するきっかけになったのもこの本です。
是非買って読んで頂きたいのですが、今回はそのエッセンスを少しだけ紹介します。
「がんばる教」に入っていないか?
結局のところ、生きづらさの正体って、強制終了間際ということなんですよね。
なんで人生生きていて楽しい人と生きづらくて苦しい人がいて、その差って何かって考えた時に、我慢してるってことなんですよ。
人は誰しも生きていくのに何かしら我慢はしていると思います。
でも仁さんが言っていることはそこじゃないんですよね。
度合いなんですよね。
我慢しすぎてしすぎてし続けてし続けて…それが生きづらさの正体。
私が考える一般の人(フツーの人)はそこまで我慢していません。
意外な事に。
自分ファーストとは何か
自分ファーストに生きるということは、だいたい真逆のことをしなさい、と仁さんは問います。
それが自分が捨ててきたものだから、というわけです。
これが親不幸をすることに繋がるんです。
親不孝とは親に対して復讐するとか、毒親だから対話を試みるとか、そういう真面目系の話ではなく、なんとなく親の言うことに従っていた部分を拒否していく、ということなんです。
よくある例だと、
お金を無駄にしてはいけないよ
ブランド物を買ってはいけないよ
あんな奴(友達)と付き合ってはいけないよ
正社員になりなさい
結婚しなさい
家を出て一人暮らししなさい
働きなさい
とかです。
やらなきゃいけないんだけど、どうも気が進まない
というもののだいたいは親の影響です。
もうやーめた
と言ってみてください。
少し心が軽くなったのではないでしょうか?
まとめ
これが2024年の私の目標です。
今まで真面目に人生を生きすぎてきましたね。
真面目に人生をやっている人ほど苦しくなるんですよ。
あまりにも苦しすぎるんでここいらでやめていこうと思います。
その第一歩が退職ということなんです。
皆さんもぜひ心屋メソッドを取り入れてみてください。
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