十三夜(じゅうさんや)
どうも、たなかです。
シャキーン!
昨日のぐずついた天気は嘘のように
ぼくの頭上は、快晴の空が広がっております!
衛星画像を見ると
東海や北日本の日本海側で雲が広がっていて
一部で雨がぱらついている所はあるものの
昼過ぎくらいには
次第に晴れ間が出てくると思います☀️
そのほかの地域はほとんど雲がかかっておらず
西〜東日本の広い範囲で秋らしい天気です☺️🍁
今日はこの晴れを活かして
ぜひ、見て欲しいものがあるのです!
それは、こちら!
満月…とは言えない、絶妙に欠けた月🌔
今日は何の日かと言いますと
「十三夜(じゅうさんや)」
と呼ばれるお月見の日なんです。
いやいや、あんさん。ちょっと待ちーな。
9月に「中秋の名月」がありましたやん。
めちゃくちゃ綺麗な
まんまるお月さん見れましたやん。
感動したくらいやわ。
100%の綺麗なお月さん見れた後に
なんで欠けた月を見させられるんや?
あ、これはあかん。商魂が漂っとる。
読書の秋では空振りしたけど
今度こそ、バレンタイン戦略やろ!!!!!!!
なんか売りつけてくるんやろ!!!!!!1
落ち着いてください。
日本古来から続く文化に、
商魂は込められていません。
落ち着きが大事です。
旧暦というのは
毎月、新月から数えられていました。
満月は新月から数えて14〜17日目。
例えば中秋の名月は
別名「十五夜」と呼ばれていますが
それは新月から数えて
15日目ということであるから。
その計算方法から考えると
「十三夜」は新月から数えて
13日目にあたるということはわかります。
※諸説ありです
もちろん、昔から(中秋の名月の)満月が
最も美しい月であると考えられていました。
実はその次いでに
好まれたのが「十三夜」なんです。
十三夜の始まりも諸説ありまして
宇多天皇(867〜931)が
「今夜の名月は並ぶものがないほど優れている」
という意味を込めた詩を詠んだと言われていたり
醍醐天皇(885〜930)の時代に開かれた
「観月の宴」
が風習化したものと言われてたりします。
また、当時から
「十五夜」にお月見をすれば必ず
「十三夜」も
お月見をすることになっていました。
※この理由は江戸の吉原が関係してくるので今回は省きます(笑)
いずれにしても、1000年以上続く風習。
とても長い歴史がありますね。
ただそれだけ長い文化を築けているのは
天皇や貴族だけではなく
庶民たちの想いも込めらているからです。
というのも
十三夜は
別名「栗名月」や「豆名月」と呼ばれています。
これは
1000年前の庶民たちの主食が雑穀が中心で
秋といえば
「栗」や「豆」が主役だったからです。
今みたいにお米が
卓上にあるなんて滅多にないことだった。
収穫した栗や豆を供えて
庶民の方々も十三夜を楽しんだことでしょう。
じゃあ、今夜の天気は…
みたいな話をして
みなさんに十三夜を楽しんでもらおうと思い
午前中にはnoteを更新していたはずなんです…
立て込みました…色々やることが…
結局間に合わず、この時間に更新してしまい…
🙇♂️
へ〜そうなんだあと
面白がって頂ければ有り難いです。
この時間は
もうご帰宅された方が多いでしょうから
今夜は、ベランダやお庭から
十三夜を楽しんでいただければと思います🌔