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薬膳料理教室のお話

7月22日、金曜日。



いつもお世話になっている薬膳の先生が料理教室をされたので行ってきました!




1時間半、あっという間のレッスン!すっごく楽しかった〜
(写真を撮る暇がなく、イメージお借りしながらお送りします)


先生はいつも季節に合わせたメニューを仕立ててくれます。
今回は大暑の薬膳でした。



まず先生から座学。
気血水の復習からスタート。



先生:
気は元気の気、血は栄養、水は潤いのこと。
でも忙しかったり、ケアが足りてないと気が不足してしまいます。
いわゆる気虚というものです。疲れて元気がない状態ね。


(私:うんうん、そうそう!)


先生:ちなみに血が足りないと血虚皮膚が乾燥気味だと陰虚っていいます。
ここで大切なのが、血虚、陰虚って今言ったけど、こういう症状がある時は根本に気虚があるのね。気は無くしてはいけないものなんです。


(私:そうなんだよね〜、これ聞いて「なるほど」っておもったんだよね)


先生:ということで体調を整えるということは、まず気を補うことなんです。
気を補う養生は、疲れていたら寝るとか、いろいろあるんだけど、
もちろん食も大切で、例えば鶏肉、米、芋類などなどを食べるといいですよ。
血虚だったらレバー、ほうれん草、にんじん、潤いを補うなら小松菜などがおすすめです。


先生:それで、今回作るメニューなんだけど
しらす丼
ニラのお味噌汁
なすのごまあえ
の3つです


先生:
しらす丼のしらすとごはんは気を補ってくれる。
さらにしらす干しって言うでしょ、干してあって乾燥しているから体のむくみを解消してくれる食材になります。
丼にはレタスをごま油で炒めたものを添えるんだけど、レタスとごまは潤いをプラスしてくれる。
汗をかいて潤い不足になる夏にはぴったりなのね


(私:しらすってそんな効果があったんだ〜😲
あと先生の説明の仕方、効果覚えやすいわ)


先生:
ニラのお味噌汁なんだけど、ニラは巡りをよくする食べ物です。
補ってばかりでは栄養が偏って滞っちゃうので、補気類には香りものを付け足すのがポイントです。
ニラ以外だったら、しそ、みょうが、生姜なんかもいいよ〜


先生:
なすって浅漬けとかにすると紫色になるけど、あれは切り口が空気に触れるから変色するのね。内側が出てくると変化する。
あの姿のように、なすって体の内側を冷やしてくれる。
女性がなすを食べすぎるとよくないっていうのは、体の芯を冷やしすぎるからなのよね〜



(私:その覚え方もよき😲メモメモ)



という感じで、食材までの説明が完了。
あとは調理実習、3人1組で協力しながらごはんを作っていきます。
レシピは秘密だけど、多分全部作って30分ぐらいかな、すごく簡単でした


先生は講師をやりながらカフェもされてるので、調理のコツも教えてくれるんですよね^^
食材の選び方はもちろん、レタスを炒める時の火の強さの見極め方とか!
火加減なんかは「フライパンの食材の様子」で判断できるよ〜って先生が👍
具材を指で示しながら
「この辺りはくたくたになりすぎてるので火が当たり過ぎたんだね。」
なんて、普段調理するときに意識しないけど、
言われたらそうやん!っていうことばっかりで面白い。


あと、先生の授業の素敵なところは料理の基本はもちろんなんだけど、
調理する時の心構えを教えてくださる。
正直ね、普段料理するときはついつい「テキパキ」「手間なく」を優先しちゃうんです、それは忙しい社会人としては仕方がないことだと思うの。
でも、だったとしても、「丁寧」に作ることが素晴らしいことで、
たまーにはそれを心がけることができれば、それだけで生活が豊かになるんじゃないかなぁってね


この一日が料理との向き合い方、意識が変わった体験になりました☺️


作ったごはんは、感染防止のためおうちに持ち帰って実食。

・・・わたしの盛り付けのセンスの悪さは無視してもらって!!
いただきま〜す


めっちゃおいしい〜💕


正直、今回のメニュー聞いたときに
「しらす丼て家でも作れるよな」って思っちゃったんですよね😅



でもね、一口目だけでわかるの。普段作るのと違うって😍
しらすが柔らかくってふわふわしてるし、一手間加えて減塩したはずなのに
お醤油なんて全くいらない✨
お味噌汁も、ニラを入れることはあまりしたことがないし
家で作ると気づいたら沸騰してた💦みたいなことあるけど😅
これはシャキシャキ感が残っててさわやか〜なのです


食べ終わった後、いつもに増して満たされた感
先生の気持ちが伝わる、すてきなご飯でした♬



次回はかなーり先だけど、年末のおせち料理。
参加できますよーに^^

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