「私は私のままで生きることにした」　〜読書感想文その①〜

①なぜこの本を紹介しようと思ったのか

私がこの本に最初に出会ったのは、コワーキングカフェ兼本屋でした
最初は背表紙のデザインや色合いが可愛いなと思うだけで、
内容まで確認できていませんでした

再会したのは古本屋
探していた本は別にあったのですが、ふと目にとまり
ぱらぱらと冒頭を読み始めてびっくり
私がVisionにあげている「自分らしく生きること」をそっと（時に力強く）後押ししている本ではないかと

全体的に優しく包み込むような雰囲気でいて
時にはウィットに飛んだ鋭い作者の意見も混ぜている
自分らしく生きるためのヒントがこの本には散りばめられていて
読んだ人に気づきを与えてくれる本だと思ったので
今回noteでご紹介することにしました

この本はPart1〜Part6までで構成されているため、細切れでご紹介したいと思います

②Part1〜Part2 特にこんな人に読んでほしい

・社会（SNSを含む）との付き合い方に疲れている方
・他人と自分を比べて、どうせ自分なんて…と感じてしまう方
・なんとなくこれがやりたいことかなと漠然と感じているけれど
気持ちがはっきりしない方

③Part1〜Part2の感想

Part1では社会（他者）と自分の関わりを通して、自分を大切にするためのヒントについて説明されています。

個人的にはこのPartを読んで野球の大谷選手の言葉を思い出しました

「憧れるのをやめましょう」

他者のキラキラした姿を見ると
自分が持っているものに価値がないように思える
そのキラキラした他人は暗いものなんか持っていない
素晴らしい面しかないように思えるから

比べずに自分が持っているものに真摯に向き合えば
それは自分にとってとても価値があることに気づけるのに

他人の視点から自分を評価して卑下するのではなく
他責志向で自分の弱さに目を向けないのではなく
綺麗なもの・汚いと思えるもの、強さ・弱さひっくるめて
ありのままの自分を見つめることが大事だと気付かされます

また、Part2では自分らしさとは？について説明しています

自分らしさは自分の中にある
些細な自分の感覚や思考に耳を傾けること
自分に自分自身が関心を寄せることの大切さがわかります

また自分らしさを見つけていくためには「選択」や「行動」も伴う
ということもこの本は教えてくれます

自分らしさの種を見つけても、どんな花になるかはまだわからない
種をどういう風に育てるか考えて
植える場所や育て方など選択して
実際に育ててみてはじめて花が咲く

この工程は短時間でできるものではないですよね？

花が咲くまでの時間は、辛抱強く待たなくてはいけないかもしれないけれど
育つかどうか心配で、試行錯誤も必要だけれど
ゆっくりゆっくり愛情を持って育てて、積み重ねていくことが大切です

Part2まででも結構濃い内容が書かれているなと私は感じています
Part3以降はまた後日…