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7分間の無印良品ツアー
職場近くに無印良品ができてからというもの、ほぼ毎日のように通っている。
至福の時だ。
好きなお店で好きなものに触れる時間というのは、何ものにも変え難い。買うものがなくてもその空間にいるだけで気持ちが安らぎ、時々新しい商品との出会いもあり、リフレッシュできる。
あ、この感覚って、なんか日帰りバスツアーみたいじゃない?
最近はコロナ禍で全然行けてないけど、バスツアーではいつも行ったことのないところに行って、お土産もらったり美味しいものを食べたりして、帰ってきて、「また明日も頑張るかー」って気分になってたっけ。
…と思って、勝手にこの時間を「7分間の無印良品ツアー」と名づけて楽しんでいる。
ただ無印良品にいられる時間は、閉店間際のたった7分間。7分間は流れに身を任せ、ぐるっと見て回り、気になるものは購入し、家路につく。
今回はそんなある日の「無印良品ツアー」について、書きたいと思う。
ツアー概要
食品
①ポチ菓子
↓
②ミールキット
↓
③冷凍食品
ちなみに、近くの無印良品はこのようになっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1667322061781-AAKPlTF1E6.jpg?width=800)
①ポチ菓子
このぐらいのちょっとカバンに入れられるサイズのお菓子って、ついつい買ってしまう。忘れた頃に「あ、入ってた、へへへ、みっけ」なんて、結構嬉しい。
今までこんなちょっとぱくっと食べられるサイズのお菓子をポケット菓子って呼んでいて、それでもかわいいなって思ってたんだけど、ポチ菓子っていうネーミングはそれを上回るかわいさ…!
考えた人、天才だ。
金平糖とかゼリービーンズって、もってるだけでウキウキする。でもウキウキするだけじゃなくて、懐かしさもちゃんとあって、シンプルなパーケージとカラフルさのバランスが絶妙だなあといつも思う。
疲れているときのポップでやさしいカラフルさ。ああ、まさにポチ菓子にうってつけだ。
…と、ついつい見てしまうけれど、ここで立ち止まっている場合じゃなかった。
ツアーのメインは晩御飯。
この時間なので、どうしても今すぐ食べられる晩御飯を優先的に考えることになる。さあ、今日は何食べよう。
②ミールキット
お、ルーローハンめちゃくちゃ美味しそう…。
でもこの時間から白米か…ちと重い。
パッキーマオ…なんかパッケージのビジュアルからいい香りがもうすでにただよってきそうで美味しそう…
ん?というか、パッキーマオって何?
タイの辛口バジル炒め麺って書いているけれど…
と思ってその場で検索。
パッキーマオパッキーマオパッキーマオ…
アジアン的な匂いがする、と思ったら、やはりタイ料理。そしてウィキペディアにはこう書かれていた。
この料理の名前の由来にはいくつかの説がある。 その由来の一つは、この料理に米酒を使うというものであるが、普通アルコールはタイ料理のレシピに含まれない。 また、他説にはある人が酔っ払って帰宅し、有り合わせの食材を使って作ったという言い伝えに由来するという。
うーん、実に素晴らしい。「酔っ払って帰宅して、有り合わせの食材を使って作った」というところが、非常に素晴らしいと思った。
そして、「もっと呑みてえ、食べてえ、やれ、作るぞーい!!」という誰にも向けられない、独り言のような掛け声とともに、顔を真っ赤にしたタイ人男性が、強火でフライパンをぶんぶん振りながら炒めている様子を想像してしまった。
このタイ人男性は普段は内気でシャイなのだ。だからこういうお酒を飲んだときにしか、不満や愚痴を外に出せない…という人物設定。(うん、多分全然違うだろうけど…)
レシピのない、自由な料理ってすごく良い。是非この説が正しいものであってほしい。
よっぽどパッキーマオにしようかと思ったけれど、今日豚肉解凍してないや…残念だけど…却下。
③冷凍食品
冷凍食品コーナーはあまり行ったことがないところだったのだけど、種類豊富で驚いた。10分でできるのはありがたい。手にとったのはこちら。けれど、家までちょっと距離があるから冷凍食品だと家に帰るとベチョベチョになっちゃうかなと思って、…却下。
そういえば家には何があったっけ、と思い出してみた。
ネギ、豆腐、キムチ きのこもあったかな…
今日は一段と寒くて、結構分厚めのコートを着ている人もいる。家は結構冷えるし、あったかいお鍋とかいいなあ…と思っていたら、ちょうど良さそうなものを見つけた。
お、キムチ鍋。
いいねいいね、そうしよう。
豚肉は解凍していないけど、代わりにあるものを使うことにした。
●お土産(購入品)●
•ひとり分からつくれる鍋の素キムチ鍋
・てんさい糖ビスケット
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早速晩御飯づくり。
豚肉はないけれど、代わりにサバの味噌煮缶を使うことにした。困ったときの救世主。
野菜もしめじもあらかじめ冷凍保存してあるものを使うので、切る手間もなくぽんぽん放り込むだけ。こりゃあいい。材料は裏面に書かれているものと全然違うけど、ま、鍋やしね。
●料理メモ●
①付属のスープと水を入れてかき混ぜ、火を入れる
②サバの味噌煮缶をあけて、サバだけを鍋に入れる
↓
煮込む
↓
③しめじをいれる
↓
煮込む
↓
③豆腐を食べごたえがありそうな大きさに切って入れる
④ネギを入れる
⑤キムチを入れる
↓
自分がいいなと思うまで煮込む
↓
なんかトゲがあってちょっと辛くない?と思ったら、②でとっておいた味噌を入れてマイルドにする
余っていたキムチも多かったけど、中途半端に残してもな…という量だったので全部放り込んだ。これは辛いだろうな、と思って途中で味見したらやっぱり辛かったのだけど、味噌煮の味噌で調整すると刺々しさがなくなっていい感じに。キムチの素自体に魚介が入っていたことも関係しているのか、食べ応えがあって美味しかった。
食後のおやつはてんさい糖ビスケット。
かわいいくまちゃんを、下半身からぼりぼり食べる。(顔から食べるのはいつもちょっと躊躇する)
今日もああ、1日がやっと終わった。
これにてツアー終了。(食べ終わるまでがツアー。)
お疲れ様でした。
今気になる商品
ひとり鍋。
これぐらいのコロンとした土鍋、1個あったら便利だよなあ、と思っているけど、毎年買わずに終わる商品。今年こそは買おうと思っている。
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Q.みなさんの無印良品でおすすめの食品・日用品はなんですか?
コメント欄にお気軽に自由に、それ以外でもなんでもどうぞ。
ありがとうございます。文章書きつづけます。