横浜プロローグ遠征、ごはん関係の備忘録

2022年12月5日 21:07

先月、羽生結弦選手の単独アイスショー"プロローグ"の初日を観戦する為に横浜に行ってきたので。旅の記憶と食べ物関係についての備忘録を。

アイスショー自体については、生まれて初めてのアリーナ席観戦ということもあり、めちゃくちゃ最高に完璧に素晴らしかったけど。感動はTwitterで発散してしまったので、ここでは簡単にログをペタリとしておく程度で。

新プロ良かったよなぁ…としみじみ思い返してる。衣装が後ろ部分だけが長くてフリフリしてて、腕もフリフリがあって。暗い中で光に照らされながら滑ってると熱帯魚みたいなんだけど、明るい中で滑ってると天女の羽衣みたいで。あまりにも美しい滑りと相まって、ほんとよかった…

#プロローグ
— けまら (@kemaratta) November 4, 2022

え、ちょっと待って…いつか終わる夢、自分の見たものとぜんっぜん違うんだけど…全貌こんなだったんだ！！アリーナからだとPMの全容はほぼわからず、文字も見えなくて。ただただ演技の方に没頭してて。あまりにも記憶と違うものに、一粒で二度美味しい！！？ってなってる！！#プロローグinYOKOHAMA
— けまら (@kemaratta) November 6, 2022

横浜は高校の修学旅行以来という、今まで私用で訪れたことのない土地というのもあって。張り切って事前にあれやこれやとお店を調べておいたのだけれど。旅の前に寒暖差で胃腸の調子を派手に崩し、まだ回復途中でお粥とゼリーとうどんしか食べられません…みたいな状況だったので。現地ではあんまりしっかりごはんを食べられなかったのが、悔しい所。

ただ初日は自分にとって胃腸の不調の特効薬、ともいえる酔い止めのアネロンを飲んでいたため。「どろどろした消化の良いものしか受け付けません、食欲もありません！」という反抗期みたいな胃も、おかげさまで「ちょっとだけなら…許してあげなくもないんだからね！？」くらいにデレてくれ、固形物も少しは食べることができた。

まず1食目は、Twitterで教えていただいた中華街のお粥の名店で胃にもやさしいごはん。

事前にメニューを確認して、椎茸が苦手なので入っていない魚のお粥にしようと思ってたのに。そんなことはすっかり忘れて頼んでしまった、椎茸たっぷりの鶏のお粥。

元気なら副菜も頼みたかったのに…と隣のテーブルを羨ましげに横目で見ながら、ぺろり完食。数日前まではうどん1玉を3〜4回に分けてやっと食べられる、みたいな体調だったので。この量、食べ切れるかな…と不安だったけれど。酔い止めドーピングがかなり良い仕事をしてくれているようで、ちょっと浮かれてしまい…

これくらいなら大丈夫じゃない！？と、テイクアウトのできる北京ダック巻きのお店にハシゴをキメる。広島じゃ絶対食べれんやつじゃん！！と前々からチェックしてたお店を、どうしても諦め切れなかった食いしん坊。

これは美味しかったけれど、今の胃具合で食べてはいけんやつだった…と食べてる途中に気がつく。油分たっぷり、生野菜も消化に悪い。あまりにも考え無しだった。おかげでこの後ホテルに戻って、夕方に会場へ向かうまでほぼベッドに行き倒れるハメに。

胃が死んだので、夕食はこの2週間ですっかり飲み飽きてしまった悲しみのゼリー飲料。そして興奮と感動と恍惚のアイスショーの後は、物販の整理券番号に地方からだと到着が間に合わなかったため、1時間ほど行列に並んで公式ガイドブックを確保して。

待ち時間にすっかり冷えた身体を温める為に、何かスープでも、と駅のスープストックトーキョーに向かったのだけれど…都会でもお店は21時に閉まるんだ！！？という衝撃の事実を知る。駅に着いたのは8:59、完全に店仕舞い中。

慌てて食いしん坊アンテナを立て、Google先生に近隣で温かいスープがあって1人でも入りやすくて胃も死なないお店を斡旋してもらおうとアプリを開き。ここなら…！と見つけたのが、このワンタンスープ専門店。

深夜に飲んだ帰りに、シメを欲して寄るような雰囲気のお店で。絶対美味しいやつじゃん！？食べるしかないよ！！とウキウキで店に向かう。結構歩く。でも食べたいで頭がいっぱいなので気にならない。

そして、これは行って大正解！大根とお肉の入ったぷりぷりの具！！冷えた身体を温めてくれるやさしい味の醤油スープ！近所にあればちょいちょい行きたいな、と思うタイプのお店。またひとつ、知らなかった美味しいものを知ってしまった。

不調の中でもなんとか美味しいものを食べた翌日は、そのツケか酔い止めのドーピングがないからか。食欲無し、ゼリー飲料以外は受け付けませんな胃具合に戻ってしまっていたけれど…

「いま食べられないなら、お土産にすればいいじゃない？」と脳内マリーアントワネットが微笑みかけてきたので、その方向でお買い物。まずは夜なら食べられるかもしれないし、無理でもだんなさんに食べてもらえるし…と中華街の南粤美食でアヒルの醤油煮込みと貝柱のチャーハンをテイクアウト。並ぶとかなり待つから…と事前予約してから行った自分、偉かった。

中華街ついでに翠香園の月餅もいくつかGET。帰りの駅では、横浜といえばな崎陽軒でシウマイとワンタンスープ、それから地域クーポンで萬珍樓の肉まんと東京土産でおなじみのごまたまごを。横浜土産じゃないけど、ごまたまご美味しいよね。

この中で特に心に響いたのは、翌日までの賞味期限なシウマイ。崎陽軒のシウマイは真空パックの物も買って帰ったけど、これは蒸し器じゃなくレンチンであっためたせいか。買って帰った当日に食べた"昔ながらのシウマイ"の方が断然美味しくて。味の違いに驚いた。それと酢醤油派の自分が、酢がなくてもいいわ…と思うくらいに添えてある醤油がよく合ってて。シウマイが映える味の醤油、いい！！

月餅は近場にあったらまたリピ買いしに行ってたかも。だんなさんの好物だから、と買った物で。自分はそんなに好きなタイプのお菓子ではないから期待せずに食べたら、想定外に美味しくて。日持ちするし、もっと数を買っておけば良かった…と後悔。

萬珍樓の肉まんも。いつも物産展で買う551とは別枠の美味しさで、何よりサイズにびっくり。倍近いお値段するだけあって、大きかった！

そうそう、パッケージのかわいさにやられて買った崎陽軒のワンタンスープもトムヤンクンの味がすごく好みで。日清のカップヌードルはトムヤンクン味ばっかり食べちゃうくらい、あの味が好きなので大満足。カップラーメンよりずっといいお値段するだけあって、スープの美味しさもマシマシ。

こんな感じで、旅行といえば食べ物のことが頭の8割を占める自分にとって。まともにごはんも食べられない体調はかなりの足枷ではあったけれど…横浜、すごく良い所で楽しかった。

少し空いた時間で、山下公園に足を伸ばしてみたら。海はすぐそこにあるし花は咲き乱れてるし、犬やウサギ連れがお散歩してて目に優しいし。もうこれは新手の天国かな！？って居心地の良さで。他にも見ごたえのある建物が色々あるから、お散歩がめちゃくちゃ楽しいし。観光できそうな場所もいっぱいで、しばらく滞在しても飽きなさそう。