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天皇皇后両陛下も訪れるYoung V&Aへようこそ🫶【全文無料】

えっと、いろいろ記事が途中になっているのですが、このタイミングでぜひこちらをご紹介しなければ!!と。その他の記事の続きはちゃんと後日お届けしますのでお待ちください🙇‍♀️

両陛下のイギリス公式訪問(6月22日~28日)については皆様ご存じかと。上の記事でまとめられているとおり詳しく日程が出てきています。ウェストミンスター寺院キューガーデンジャパン・ハウス・ロンドンなどなど、わたしのnoteをお読みくださっている方は「はいはい、あそこね!」ともはや我が庭のように感じていただけている場所が多いかと思うのですが…。

両陛下はご滞在最終日には「Young V&A(ヤングV&A)」と呼ばれるV&A博物館の別館で、日本関連の特別展「Japan: Myths to Manga(日本:神話から漫画へ)」をご覧になるとのこと。わたしも今年3月に同展を訪れていたのにご紹介しそびれていたので(こういうイベントがいっぱいあります。書くのがまったく追いつかない・笑)、この機会に皆さまとご共有できればと。

「これらの展示を天皇皇后両陛下はどうご覧になるのだろう?」「イギリスの子どもたちにはこんな素晴らしい機会が与えられているのか…!」「海外では日本文化がこんな風に紹介されているんだ」など、さまざまな視点でお楽しみいただければ幸いです。さあ、では参りましょう♬

V&A博物館の本館は西ロンドンのサウス・ケンジントンに位置していますが、「Young V&A」はそれからかなり離れた東ロンドンのベスナル・グリーンにあります。

もともとは1872年にエドワード7世(当時は王太子)が「ベスナル・グリーン博物館」として開館し、さまざまなコレクションが収蔵されていました。1920年代からは子どもに関する展示にフォーカスするようになり、おもちゃや子供服、子ども用品などの豊かなコレクションを誇ります👧👦

7年間の改修工事を経て、ちょうど1年前の2023年6月に「Young V&A」と改称してリニューアルオープンしたばかり。今、ロンドンで最も注目されているミュージアムのひとつです。

赤レンガの外装とアーチ型の天井が印象的な美しい建物で、重要文化財建築物のグレードIIに指定されています。イギリスの他の多くのミュージアムと同様、無料で入館できるため、ベビーカーや子ども連れ、スクールトリップ(校外学習)の子どもたちの姿を多く見かけました。カフェも併設されており、保護者を含む大人たちも幸せそうにリラックス💓

V&A本館やテート・モダンなど、主に大人を対象とした最先端でスタイリッシュな雰囲気のミュージアムももちろん素晴らしいのですが、小さな子どもものびのび楽しめて、多少キャーキャー騒いでいてもまったく問題のない、こういうミュージアムも良いですね。

少しずつ大きくなって自然史博物館の恐竜展示などを楽しんだり、ちょっぴり大人っぽい美術作品にも興味をもったりと、その子のペースでステップアップしていき、やがてはアカデミックな展示や個性的なアートも楽しめる大人になれたらステキだなと。しかも無料で楽しめる範囲が本当に広いため、興味のある子どもはさまざまなミュージアムに入り浸ってもOK。

さて、今日は「Young V&A」の簡単な紹介をお届けしました。次回はいよいよ、天皇皇后両陛下がご覧になる有料展示「Japan: Myths to Manga(日本:神話から漫画へ)」の内部を詳しくお見せしますね。もちろんジブリ作品も出て来ますよ😊

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