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変容するイギリスのクリスマス🎅物欲よりも〇〇を重視する若い世代

クリスマス直前ということで、ショッピングモールは大盛況。ご馳走の準備や装飾も含めて今週末にはピークとなり、イギリス人はコツコツ準備してきた「クリスマス貯金」(1人平均740ポンド=約13万円)をここで使うことになります。

さらに12月26日にはボクシングデーセールがスタート。電化製品などは半額以下になる場合もあり、大きな買い物はこの時期に済ませるという人も多いのです。ブラックフライデーセールもお得な場合がありますが、ボクシングデーセールは通常、それよりも値引き率が高いので…。

そして1月にはハッと我に返るイギリス人たち(笑)。「アルコールを控える月間」として「Dry January」というキャンペーンが行われ、ヴィーガンにフォーカスする「Veganuary」も実施されます。言うまでもなく、クリスマスと新年カウントダウンにお酒やお肉などのご馳走を楽しみすぎた反動で、実際にお財布事情も厳しいから…ということです👛


伝統の変容は統計にも表れている

多くのイギリス人は、11月~1月には飽きずにこのような散財→緊縮財政というサイクルで生活しているわけですが…。一方で若いイギリス人たち、とくにロンドンに住んでいる人と話すと、ずいぶん感覚は変わってきたのだなと感じます。

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