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4社合同1dayプログラム!業界業種には興味無かったけど、次は会社訪問に行きたい。〜第2部〜

個別で話を聞いていると、業種とか絞っているわけではなく「興味無かったけど…」と合言葉のように聞こえてくる。
今回参加している企業について、事前に周知しているわけではありませんでした。

卸売業、観光業、アパレル業、など…
大きく括られる〇〇というイメージ、先入観があると絶対に出会ってなかったはずの学生と企業の出会いが生まれていることを、とてもおもしろいと感じています。

自分に合う企業を見つけるのって、直接会って分かる雰囲気もとても大切だと思うから。
目の前にいる人を、「〇卒学生」や「採用担当者」で括らずに、1人のひととして接することからのスタートができる時間から、お互いへの興味を深め、合う相手探しに繋がればと考えています。

一番初めに撮った、
同窓会イメージの集合写真!


参加後のみんなと個別で振り返りをしていると
「興味を持ったから、次は会社訪問に行きたい。実際の雰囲気と社員さんの様子が知りたい」と、次の行動のキッカケになっていることがなにより嬉しいです!

そんな新しい出会いと関係性づくりの場となった第2部は、企業の方々が参加して学生と交流。
会社説明もあれば協働ワークもある、盛りだくさんの午後プログラムについて、ふりかえります!

第1部のレポートはこちらに綴っています↓

この記事は、参画してくれた4社、学生10名がその場を思い出しつつ、進行していたゆりりんの視点でどんなことが起きていたのかをお届けするレポート記事です。

2024/1/20 実施

参加企業(計4社)
・カトープレジャーグループ(比嘉さん)
・株式会社コスミック(中野さん)
・株式会社島袋(川上さん、比嘉さん)
・新光産業株式会社(金城さん、渡久山さん)

参加学生(計10名)
・沖縄国際大学(3名)
・沖縄大学(3名)
・産業能率大学(1名)
・名桜大学(2名)
・琉球大学(1名)

第2部:学生と企業の交流型プログラム
・オリエンテーション
・協働アイスブレイクワーク
・質問型!企業説明会
・むちゃぶりプレゼン
・エンディング


2024年1月20日(土)開催


ホームな環境に企業を迎える。緊張感はありつつ、基盤に安心感があるように

午前中にたっぷり学生同士のコミュニケーションワークを行ったこともあり、和やかなランチタイム。ランチ直前に合流した沖大のしょうさんは、初対面を感じさせない混ざり方で、みんなを笑顔にしてたね。(ランチの様子撮り忘れた…)

この後は、企業の皆さんと合流です。

ふつうなら企業の方々と共に前入りして準備するけれど、ひとのこと1dayプログラムは企業も学生も自他理解を深め、合う相手を探す実践場。

なので学生のホームになること(安心感を基盤にしたコミュニケーションが取れること)をとても重要視しています。
「それだと企業がアウェイ感あって、混ざりにくいのでは?」との質問には、参加して体感してもらえたら分かるはず。

アイスブレイク「ペンでジェスチャー」
なんでこんなに爆笑してるの?!
(株)コスミックの社長 中野さんが怪しいジェスチャー
アイスブレイク:新聞紙タワー
各チーム作り方が全く違ってて面白い!

まずはガッツリ遊びます。といってもすべて協働作業。意識してないかもしれないけれど、他者とのコミュニケーション実践であり、短時間で試行錯誤する練習!
学生だけでなく、企業の皆さんにも同じく無茶振りするのがゆりりん流。

この場に何度も参加するだけで、学生のコミュニケーション力が上がり、協働することへの苦手意識が無くなればいいなと企んでます。
(毎回同じことをしたら私が飽きちゃうので、違うワークを作ったり探したり…)

インプットの前が肝心!
興味に関係なく企業を知る

企業の説明を聞く時間も、学生のみんなが質問するワークからのスタート。
ランチタイムの作戦会議で考えてもらった質問をもとに、一問一答で企業概要を掴みます。

・どんなお客さんを対象としているのか
・何を(どんな価値を)提供しているのか
・どんな特徴のある企業か
を掴むための問いを考え、聞きまくる時間。

もちろん企業の皆さんは、どんな質問が出るか分からないのでアドリブ回答。時間制限もあるため、簡潔明瞭な情報を聞き出すための特訓みたいな時間だったかもしれません!

そして一問一答の後は、より詳しくその会社のことを知るための説明タイム。
学生からの質問では出なかったけれど、知って欲しい業務内容や社風、企業の特徴など、伝えきれなかった事を話して頂きました。

株式会社島袋 の比嘉さんと川上さん
おっきな倉庫での業務のことや社内の雰囲気、
給料や休日について話してくれました。
株式会社コスミックの中野さん
店舗スタッフとしての販売から、工場での業務まで
やりたい!と思ったことを実践する仕事。
日常はどんなものなのか説明をしてくれました。
新光産業株式会社 渡久山さんと金城さん
卸ってどんな会社だと思う?
ピンと来ない学生にも分かるよう、様々な視点で業務や社内の雰囲気を伝えてくれました。
カトープレジャーグループ 比嘉さん
沖縄では敬遠されがちな観光業。観光業を担う沖縄県人がいなくなる?!との危機感と共に、観光やおもてなしを仕事にすることの魅力を熱く語っていました。


関心を持つまで待たなくていい。人として関わってみたら興味が湧く

この企画の特徴のひとつが「参加学生全員が、参画企業すべての方と関われる」という点です。
気になる企業の話を聞く、関心のある業界だけを絞って就活するのとは逆で、関心ないところの話も複数聞いて、興味ない業界で働く人のエピソードも聞くのがいいと考えています。

そもそも、就職したことのない学生が1社目を決めるための選択時、職業観(どんなことをして、どんな風に働きたいかの具体的なイメージ) が無いのは当たり前。

だからこそ、まずは触れてみる。聞いてみる。

やりたいこと(業務内容にこだわり)がある人にとっては、コスパが悪く時間の無駄だと感じるかもしれないけれど、

・一緒に働く人同士の雰囲気
・その一人ひとりがつくる会社の環境
・業務にどんな想いで取り組んでいるのか
・上司と部下の関係性、距離感
・働きながら実感する変化

などが大切だと感じている人にとっては、合う相手探しのとても重要な行動だと考えています。

「合う」を見つけるために「合わない」の感度を高めること。
最終的にどんな相手に辿り着くのか、とても楽しみです!

踏み込んだ話をしよう。テーマ別むちゃぶりプレゼン


今回、学生のみんなにも企業の方々にも事前告知せず、むちゃぶりワークを行いました。
学生のみんなは4つに分かれ、企業の方々とチームになってテーマについてインタビュー。

テーマ「毎日が文化祭⁈2代目社長、中野さんの人生と経営スタイルを解き明かせ!」
会社説明では触れなかった、中野社長の事業継承ストーリー。代表になってからどんな風に事業を展開するようになったのか、なども語ってくれました!
テーマ「卸のイメージをぶっ壊せ!卸売業の本当の面白さを伝えよ」
BtoBで触れたことのない卸業の世界。
面白さを見出しにくそうな、その働きについて
ただ中間にいるだけではないその大切な役割、
仕事としての魅力を教えてもらいました!
テーマ「昭和26年創業!プロから信頼されるプロ。株式会社島袋は誰に、何を、どのように提供しているのか⁈」
どんな人のことを「プロ」だと考えているのか?社員さんそれぞれの意見に触れながら、仕事をする上でどのようなことを心がけているのか、その流儀を紐解きます。
テーマ「喜び、悲しさ、課題、希望。沖縄観光への熱き思いを聞き出せ!」
比嘉さんがなぜこんなに観光について熱い思いを持っているのか、沖縄観光の特徴や魅力は何なのか。観光客の視点と、プロ意識を持って働く人々のエピソードを聞くことができました!



聞けた話をもとにプレゼンを行うため、学生のみの作戦会議タイムでは、テーマに対する答えを伝えるために話を整理し、まとめていきます。

チームでの取り組みとはいえ、最後のプレゼンは個人で実施!(みんな良くむちゃぶりに応えててナイスチャレンジ)
それぞれが緊張感を持ちつつ、お互いがベストを尽くせるように作戦会議で打ち合わせを行なっていました。

みんなはプレゼンの作戦会議!
話の構成や、伝えるポイントを整理してます。
その間に、企業の皆さん少し休憩。
これまでの感想シェアが始まり、
立ち話が盛り上がってます!

そして、プレゼンタイム!
3分間の発表に、2分の質疑応答を行いました。
どのチームも15〜30秒くらい時間が余ってしまい、「あとは…」と繋ごうと必死に絞り出していました。
質疑も、はじめは誰が話し出すかな?と様子を見合う時間が発生。一人が口を開くと、「聞いて良いですか?」と少しずつ質問が。
回答も確信を持って応えられず、「たぶん〇〇だと思います…」という感じの答えが多くなっていました。

プレゼンは、2回目からが本番!やりっぱなしで終わらず、質疑から学ぶ。

プレゼンの様子

通常のインターンシップや研修だと、プレゼン+質疑で終了となり、講評や感想共有となりますが、ひとのこと企画はここが学びのポイント!

一度少しの失敗経験を行ったことをもとに、すぐチームに持ち帰って質疑の答え合わせ。
企業の方々にもどんな質問が出たのか、その場ではどう回答したのかを共有し、実際はどうなのか答えを確認します。

学生の視点だけでなく、別の企業の方からもらった質問もあるため、社会人ならではの鋭い視点も。答えを確認する過程と、もう一度伝える機会を持つことで学びを深める時間になりました!

さいごに。二言握手でお互いへのコメントを渡し合う

企業の方々もエネルギーが尽きそうになるくらい、白熱した3時間。
学生のみんなは1dayのプログラムを楽しみつつ、真剣に取り組んでくれました!

最後は、お互いへの感謝と感想をシェアできるように締めのワーク「二言握手」。
一言だと「ありがとうございました!」のありきたりな会話で終わることが嫌なので、その後自分のことばで思いを伝えられるように…と解説しました。

すると、、思っていた以上の盛り上がり。
次に繋がる関係性も生まれたようです。

今度はそれぞれの企業に行って、感じてみて。
いろんなことを受け取って、自分に合う企業を見つけて欲しいなと思います。

毎月第3土曜に開催している
「学生と企業の1dayプログラム」

次回は2/17(土)開催。
リピーター参加も大歓迎です!
(毎回聞ける話は変わるため、企業のこと、働くことを深く知るために活かしてくださいね)

<<<2/17(土)学生申し込みフォーム>>>

※企業のプログラム参加、見学希望はメールより受け付けております。
学生が自分と合う企業を探す場として、特に沖縄県内の中小企業の参画を歓迎しています!
詳細説明も実施しておりますので、気軽にお問い合わせください。

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