もっとテンションのあがる生理用品、ください。
今日はほんとは別のことを書くつもりだったのだけど、東さんのこの素敵なnoteを読んだら色んな思いが込み上げてきてしまった。急遽話題を変更です。
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去年の夏、台湾に行ったときに驚いた。
生理用品が、めちゃくちゃかわいかったのだ。
シンプルで直感的なデザイン。そのまま透明の袋につっこまれても恥ずかしくない。むしろ飾りたい。このパッケージなら、トイレに置くときもわざわざ箱の中に隠さなくていいかも。
ああ、こんなの日本にもあったらいいのに。
いっしょにいた両親の訝しげな視線を浴びながら、思わず写真まで撮ってしまった。
そう、あまり大きな声では言えないけれど(と言いつつ書いてるけど)、私の勤務先は生理用品も扱うメーカーなのだ。
ただ、私の担当は生理用品はないので、同じ会社内と言えどもそこまで詳しい事情は知らない。
あまり大きな声では言えないけれど(と言いつつ堂々と書くけど)、私は自分が勤めてる会社のつくる生理用品のデザインが嫌いだ。会社の人、見てたらごめんなさい。でも嘘はつけない。ひとりの生身のユーザーとして、嫌いなのだ。
私はあの「いかにも」生理用品というパッケージを見ただけで気持ちが萎える。生理用品特有の、あの「無理してる」感じ、どうも苦手だ。
誰にもバレないように、見られないように、あのピンク色のナプキンをそっとポーチにしのばせなきゃ・・・と、テンションの下がるミッションを課せられている気持ちになる。
憂鬱な日だから?女性だから?「ピンク」「きらきら」「お花」だなんて、いい加減、短絡すぎやしませんか。ねぇ、偉いひと。
世の中にはいろんな人がいるから、私の意見だけが全てだなんて思ってはいない。でも、もうそろそろ、日本でももっと「ピンク」「ハッピー」から離れたデザインが生まれてもいい頃なんじゃなかろうか。
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日本の生理用品の質がいいことは知っている。研究に力を注いでいることだって、もちろんわかっている。
だからこそ、そろそろ「吸収量2倍!」みたいな細かい機能のことよりも、ブランドの思想を知りたい。血を受け止めるだけじゃなくて、生理に対する「汚いもの」「恥ずかしいもの」という気持ちを受け止めるブランドが生まれてもいいんじゃないだろうか。
そういう文化、いっしょに作っていきませんか。意志のあるブランドが売れる時代ですよ、ねぇ。
「生理の日だってハッピー!女子会たのしー!仕事もはかどるぅー!」みたいな世界観を脱出して、もっと軽やかに、もっとおしゃれに、クールに、いわゆる「女の子らしさ」とか一旦捨てて、無理しないテンションで。
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こういうプレゼンを、チャンスがあるたびに社内でやってるんだけども・・・なかなか届かないんだよなぁ。くぅ。悔しい。寝る。
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