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イトカズ
2022年4月25日 14:40
読書記録[父のビスコ / 平松洋子 著 / 小学館]食べ物の記憶というのは不思議なもので、もう何年もその食べ物にお目にかかってないのに、思い出した途端に鼻腔にその時の匂いが広がり、頭の中にその時の状況が浮かび上がる。誰にでもそんな思い出の食べ物がひとつやふたつあると思うが、この作品は著者である平松洋子さんが生まれ育った倉敷で巡り合った食べ物、東京に出てから巡り合った食べ物など自分自身や家族と
2022年3月3日 15:21
武田百合子さんのこと。武田百合子さんの『富士日記』を読もうと思って購入したが、一緒に購入した『日日雑記』を先に読んだ。日記形式で日々のいろんなことが書かれているのだが、この日記には日付が記されていない。どの日の日記にも日付の代わりに『ある日。』と書いてある。(お正月の日記にだけは『正月三ガ日』と書かれてる)それを読んで私は理由もなく、「なんかかっこいいな」と思った。日付の有無はとても
ぷらいまり。
2021年1月3日 21:25
2020年に読んだ本は約60冊。だいたい週1冊くらいのペースで読みました。この中から面白かった本8冊を【実用書】【教養】【アート】のカテゴリに分けてピックアップしてみました。【実用書】 2冊- 書くのがしんどい / 竹村 俊助編集者、株式会社WORDS代表取締役・竹村俊助さんのnote記事の書籍化。”文章の書き方”の本は何冊も読んできたけれど、”根本的”な部分と”具体的”な部分がバランス良く